ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

ジキルとハイド

2005-12-11 22:10:48 | Weblog
 久しぶりに舞台鑑賞。前売りに気が付いた時に、ちょっと見に行ってやろうと思って申し込んだのです。
 “・・・誰もが二つの顔を持っている。もしこの善悪という、本来人間の持っている二面性を分けることができれば・・・”とは、時相にピッタリ。
 一級建築士、塾講師等の、本来なら悪の二面性目の部分はぐっと抑えているはずの方なのに出してしまうなんて。
 この為に、人は学習するのでしょう。これはあの“アクツ先生”も言っていた。
 この舞台は主演の鹿賀丈史さんの為にあるような物だった。
 脇役は分からない方が多かったけど、主役が舞台の王道を、何があっても突っ走って行く。主人公が7割、残りの3割程度を周りが押さえているって感じの舞台だった。娼婦ルーシー役のマルシアさんも良かったと感じた。
 鹿賀丈史はこんな怪しげな役をやらせたらハマルね。
 きっと、本質にも怪しいところがあるのでしょう、結構なりきってるもんね。丁度、この“ジキルとハイド”程度には。
 鹿賀丈史さんには“怪人”の尊称をつけても良さそうですね。
 God 曰く、「彼には、“オペラ座の怪人”や“明智小五郎”をやらせたら」と。
 天知茂亡き後は、この位の怪人でないと、怪人二十面相には対決できそうもないという印象。
 この舞台には色んな評価はあるけれど、鹿賀丈史のジキルとハイドは当たり役だと感じる。

 今日は95%休日状態で過ごした。残りの5%?見ながら、明日の仕事へのひらめきを感じてしまった。
コメント (1)
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