水原秋桜子の「蕪村秀句」をぱらぱらとめくりました。
私は、与謝蕪村の句を深く敬愛しています。
芭蕉のような求道的な姿勢にも惹かれますが、私自身が怠け者のためか、蕪村のような、遊び心と憂愁を秘めた句により強く惹かれます。
四季のなかから、一つずつ、とくに好む句を選んでみました。
極めて困難でしたが。
春 「ゆく春や おもたき琵琶の 抱ごころ」
夏 「牡丹散て 打ち重なりぬ 二三片」
秋 「中々に ひとりあればぞ 月を友」
冬 「うづみ火や 我かくれ家も 雪の中」
昨夜、いつもより多く焼酎を飲みました。米焼酎です。しかし、目覚めは爽やかでした。
勢いで、朝飯前の散歩に出ました。千葉神社周辺です。この神社は、妙見様という、北斗七星を祭神とする珍しい神社です。初詣客が県内で成田山の次に多い、立派な神社でした。
七夕の飾りに、季節を感じました。