ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

老舗

2011年06月21日 | 社会・政治

 室町時代に塩田を作り始めた九州の老舗が、このたび倒産したとか。
 商売を広げ過ぎてしまったことが原因のようです。

 日本では、継続は力なり、ということで、老舗がもてはやされる傾向にあり、世界一老舗が多いそうです。

 日本・・・・・・3146社
 ドイツ・・・・・ 837社
 オランダ・・・ 222社
 フランス・・・ 196社

 200年以上続く老舗が多い国のランキングです。
 わが国を除くと、欧州の、しかも大陸の国ばかりですね。
 神社仏閣も個人商店のようなものだと考えれば、その数は膨大なものになりますね。

 中国はおそらく文化大革命のせいで老舗がほとんどないのでしょう。
 朝鮮半島は個人商店を一段低い商売と見なしているため、跡を継ぐ者があまりいないのだそうです。
 中東やインド、東南アジア諸国は、長い植民地支配のために老舗が残る余地が無かったものと推測します。

 ブログや日記、植物などの観察記録も、日本は断トツに多いそうです。
 なんでもいいから継続して記録したりすることが好きなのですね。

 そういう私も、毎日飽きもせずつまらぬブログを書き続けています。
 習慣になってしまうと、洗顔や歯磨きと同じで、やらないと気持ち悪いのですよねぇ。

 京都の老舗などは、テレビや雑誌の取材はお断りで、ミシュランも拒絶という店が多く、商売を広げず、一つのことをこつこつと続けることで生き残っている感じがします。

 サラリーマンでも、終身雇用を望む者が多いのは、日本独特の価値観かもしれません。

 しかし私は、ひねくれ者なのか、古い建物だと思うと火をつけたくなり、価値が高いと思うと爆破したくなる衝動に駆られます。
 また、渋谷のスクランブル交差点や原宿の竹下通りなど、気持ち悪いくらい人が溢れていると、手榴弾や機関銃で殺戮しまくりたくなります。
 もちろんそれを実行にうつすような蛮勇は持ち合わせてはいませんが。

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世界一

2011年06月21日 | 社会・政治

 理化学研究所が調達した富士通のスーパーコンピューターが2位以下に圧倒的大差をつけて世界一の演算処理能力を見せ付けたそうですね。
 最近のわが国を覆う暗い雰囲気のなか、久しぶりの良いニュースです。

 今回の快挙の一番の功労者は蓮舫大臣でしょうね。
 あの有名な「2位じゃ駄目なんですか」という発言に伴いスーパーコンピューター関連予算を削減しようとしたことが、結果的に科学者を怒らせ、国民に広くスーパーコンピューターの重要性を認識させました。
 こうなることを計算していたのだとしたら、蓮舫大臣は恐るべき策士ですが、多分口がすべっちゃっただけなんでしょうね。
 鳴り物入りで繰り広げた事業仕分け、最近は見かけませんが、どうなっちゃったんでしょう。
 
 もはや民主党が政権を担当することは国損でしかないことは明らかなのに、不信任決議案が否決されてからというもの、菅総理は気持ち悪いくらい元気溌剌としています。

 民主党が示したことは、何事も経験が大事ということでしょうか。
 あるいは伝統は侮れないということでしょうか。

 戦後の一時期社会党が中心となって片山内閣ができましたが、一年ももちませんでした。
 日本新党が中心となった細川政権も無様な末路。
 自社大連立の村山内閣にいたっては、社会党を崩壊させるきっかけになってしまいました。

 社会党のDNAを受け継いだ内閣でまともな政権は過去一度も存在せず、民主党も同様の結果になりそうです。  

 国民が求めていることは、景気が良くなって、普通に暮らせる社会、それだけでしょう。

 イデオロギー対立の時代はとうに過ぎ、基本政策に大差がなくなったからということで、民主党は選挙に勝ったわけですが、素人が考えても無理な外交政策やバラマキの大盤振る舞いでは、政権を維持できるはずもありません。

 それにしても菅総理の躁病のようなはしゃぎぶりは、一体何なんでしょうねぇ。
 躁うつ病患者の一人として、一度精神科を受診されることをお勧めします。
 良い薬がありますよぉ。

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ネスト

2011年06月21日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜はケビン・コスナー主演のB級ホラー「ネスト」を鑑賞しました。
 ケビン・コスナーといえば数々の大作で主演を張ったハリウッドの大物ですが、今回はずいぶん安っぽい、いかにもB級らしい、あほらしいホラーへのご出演で、なんとなく似合わない感じがしました。

 妻に捨てられ、女子高生の娘と小学生の息子と三人で心機一転、田舎暮らしを始めた小説家。
 立派なお屋敷ですが、周りには家が一軒もなく、森があるだけです。
 その森に奇妙な塚を見つけます。
 ちょうど小さな古墳のような。
 娘はなぜかその塚で過ごすことを好むようになります。
 やがてその塚が、古代に滅んだはずの先住知的生命体の巣=nestであるらしいことに気付きます。
 息子が小学校で配布された蟻の巣キットと、塚の巣が掛け合わされて、本来昆虫や小鳥などの小動物の巣を意味するnestがタイトルになっている理由が示されます。

 先住知的生命体の安っぽい着ぐるみ、わざとらしく嫌味なエンディング、女子高生のクレイジーぶり、どれもB級らしく、私には好ましく思えました。
 どちらにせよ、マニア向けの映画であることは間違いありません。

ネスト [DVD]
ケビン・コスナー,イバナ・バケロ,サマンサ・マシス,ガトリン・グリフィス,ジェームズ・ギャモン
Happinet(SB)(D)

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