マル鉄・鉄道写真館

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485系:特急「雷鳥」(ボンネット型)

2011-03-16 00:30:00 | 国鉄・JR特急列車
485系:特急「雷鳥」(ボンネット型)

特急「雷鳥」は、昭和39年10月の改正において、東海道新幹線の開通とともに誕生した特急列車です。
特急列車としては初となる、交直両用型の481系が使用された、当時としても画期的な列車でした。ここでの成功は、東北本線への電車特急の誕生、山陽から九州への乗り入れの速達化に貢献しました。

登場当初からしばらくは481系初期車が使用されましたが、485系の誕生とともにシフトされ、金沢運転所の特急車両配置とともに489系も使用されるようになります。
今回は、485系(489系)からボンネット型のご紹介です。



昭和49年8月 大阪駅にて

初めて大阪に連れて行ってもらった際に撮影したものです。
新幹線の博多開業前で、山陽特急の第二黄金期とでも言いましょうか、多くの優等列車で賑わっていました。



昭和55年8月 大阪駅にて

高校時代、山陰への行き帰りで寄り道した時のものです。
急行「比叡」と並ぶ、古き良き時代の最期とでも言えましょう。



昭和55年8月 神足~山崎間にて

良い構図で撮影できる場所だったのですが、残念ながら手ブレしてしまいました。 





昭和55年8月 京都駅にて

前後がボンネット型で整った編成でした。型式が485系だったのか、或いは489系だったのか判りません。
随分昔になってしまいますが、ボンネット型の「雷鳥」としては最後の対面でした。

その後、新潟色のボンネット型、京都車の「ゆうトピア」対応用の密連スカート欠き取り改造をしたボンネット型なども運用されましたが、逢う機会はありませんでした。

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