マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

E231系みどりの山手線

2013-12-31 02:16:00 | 国鉄・JR普通列車
E231系みどりの山手線


現在の山手線のラインカラーとなった みどり色(ウグイス色)の電車は1963 年に登場し、来年で50 周年を迎えます。
これを記念し、車体をみどり色にラッピングした「みどりの山手線ラッピングトレイン」を運行します。今回の運行にあわせて、記念旅行商品や記念グッズを販売します。
当時を知る世代には懐かしさを、知らない世代にも新鮮さをあらためて感じていただき、この機会にみどりの山手線をご利用ください。

JR東日本公式より


平成25年1月16日から運行を開始したみどりの山手線ですが、好評のうちに平成25年12月28日をもって運行を終了しました。

1年間走るというのはかなり長いプロジェクトであり、飽きが来てしまうのでは?とも思ったものですが、ここに変化を付けて様々な列車を設定した辺り、国鉄時代にはなかった頭の良さを感じました。

私の記録したところでは、

E231系 みどりの山手線:「伊右衛門」ラッピング

E231系 みどりの山手線:
みどりのリラックマ電車「Rilakkuma Yamanote Line」


E231系みどりの山手線:クリスマストレイン

があり、過去ログでご紹介しています。

で、肝心のノーマルな50周年記念らっぴっぐはというと、



平成25年2月4日 新宿駅にて

まだ走り始めて間もない頃、通勤時に埼京線で追い越したため、ケータイで撮ったこの1枚だけ。
そのうちきちんと撮ろうとは思っていましたが、撮影のついでに待つもののタイミングが悪くて撮影することができませんでした。

最終日、渋谷で忘年会があったため、運用を調べて出かけたのですが、新宿又は代々木で迎え撃とうと思っていたところ、なんと新大久保駅ですれ違ってしまいました。
まだ10分近く余裕があった筈なのに・・・
家に帰ってから調べてみましたら、昼頃に人身事故があり、運用が変わって2~3本前の列車に運用が振り替えられてしまったようです。

そんなことで、せっかく1年も組まれたこの企画に上手に乗ることができませんでした。

出来ればこの企画、地元の京浜東北線や総武線などでも実施してもらいたいものです。

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E231系みどりの山手線:クリスマストレイン

2013-12-25 03:26:00 | 国鉄・JR普通列車
E231系みどりの山手線:クリスマストレイン


みどりの山手線の運転が間もなく終了というところですが、平成25年12月15日から25日までの限定で、Merry christmasのラッピングを施した「クリスマストレイン」が運転されました。

短い期間で撮影する機会はないと思っていたのですが、北王子線の撮影ついで、情報を得ることができたので1本だけ狙ってきました。

※撮影は、平成25年12月23日、西日暮里駅にて。









E231系 545編成 みどりの山手線「クリスマストレイン」

企画モノも数回導入され、変化をもたらしながら約1年走り続けてきた「みどりの山手線」。まもなく終焉を迎えます。

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183系OM車:6+6=12連運用

2013-12-24 02:27:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
183系OM車:6+6=12連運用


国鉄時代から特急型電車の先頭車併結というには全国的にも珍しく、殆どが関西や九州にて実施された手法ですが、需要の多い関東では併結が目的で製作された185系以外にはまず見られることができませんでした。
波動用に配置された183系OM車は、末期の田町H編成を除いて6連ばかりであり、いつごろからか、年に1・2度の併結運転が実施されました。
初詣臨の恒例行事のような感がありましたが、その後修学旅行臨などでも度々見られるようになり、最初の頃はあまり目にしたことのない光景に異様さを感じたものです。

数は少ないですが、併結運用の写真を集めてみます。



平成21年1月17日 団体 鎌倉初詣臨



平成21年5月8日 集約臨 回送



平成22年1月16日 鎌倉初詣臨



平成22年6月6日 集約臨



平成23年5月21日 集約臨



平成24年6月3日 9874M 集約臨



平成24年6月3日 回9575M 返却回送



平成25年5月18日系 9845M 集約臨




昔は地元でも当たり前に撮っていた12両編成ですが、いざ中間をクローズアップできるような撮り方は?というと非常に難しいですね。編成もこの時ばかりは長く感じました。

現在のところ複数の183系編成を抱えた区が存在しますが、地域的にも併結運転が実施されることはまずないでしょう。

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クモハ54110+クハ47069:飯田線

2013-12-18 23:43:00 | 旧型国電
クモハ54110+クハ47069:飯田線


今回も飯田線旧型国電の特定番号編成をご紹介いたします。
42系2ドア車のクハ47については、過去ログ『クハ47:飯田線』でご紹介いたしましたが、クモハ54と組むクハ47069写真が2枚ほどありました。

クハ47069は、32系サハ48に運転台を取り付けた改造車であり、飯田線でもさよなら運転の最後を務めるまで活躍しました。

前面のリベットは改造の運転台のため少なくなっていますが、サイドは運転扉以外がほとんど手付かずであり、リベットが多数残っています。

飯田線における晩年は、クモハ54110と長らくペアを組んでいました。



昭和56年11月23日 伊那松島駅にて

朝の通勤時間帯でしょうか、多数のお客さんが写っています。クモハ54110は、モハ41を出力アップの上、セミクロスシートに改造して編入された車両。扉間5枚窓で、戸袋窓はHゴム化されていました。



昭和58年2月9日 大沢信号所~七久保にて

写真では分かりづらいですが、強風の吹雪にやられ、大変つらい思いをしました。
当時は自動車の免許も持っていませんし、5駅間くらいは徒歩で踏破していましたし、今の様にコンビニなんて避難施設もまったくありませんでしたし。良くやっていたものです。

KATOから旧型国電の特定番号車が発売されて話題となっていますが、クハ47は改造車と言えども大方のスタイルが今回ラインナップされたクハ47009とカブりますので、製品化される可能性は低いかもしれませんね。

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クモハ50008+クハ68403:飯田線

2013-12-16 23:18:00 | 旧型国電
クモハ50008+クハ68403:飯田線


KATOから飯田線の旧型国電がラインナップされましたので、その勢いでこちらも飯田線ネタを少し触れてみようと思います。
過去ログでもかなりの記事をエントリしておりますが、当時の編成資料を探し当てて判別ができたものとして、今回はクモハ50008+クハ68403をアップいたします。

モハ43として誕生した2扉車は、戦時中に4扉化される計画でしたが、一部のみに施工され、さらに3扉化されるものも現れました。2扉車はすべて改造される計画でしたが、最後まで施工されない車両もあり、晩年までクモハ43やクモハ53としてその生涯を全うしています。
3扉化改造された車両のうち、クモハ43はクモハ51200番代に、出力アップされていたクモハ53はクモハ50に整理されることになりました。飯田線にも数両が転入し活躍していましたが、80系が転入した際に大幅に整理され、たった1両のみクモハ50008が最後まで残っています。

一方、同様に付随車に関しても同様の3扉化・4扉化改造が施工され、このうちクロハ59を3扉格下げ化したクハ68が存在し、さらに便所を設置して飯田線に残っていたのがクハ68401・403・405です。

旧国晩年の飯田線では、クモハ50008とクハ68403がペアを組み、42系の3扉化改造車同士の編成が長く活躍しました。



昭和56年11月22日 東上~江島間にて



昭和58年1月11日 千代~天竜峡間にて

車両を検証するにはとても適さない写真ですが、当時は車両そのものというより、「飯田線の旧型国電」という思いでしたので、このように風景を取り入れた撮り方に偏ってました。

クハ68403につきましては、過去ログ『旧型国電 飯田線:クハ68403』にてご紹介しています。

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