マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

EF641000牽引:寝台特急「北陸」

2017-04-28 16:46:00 | 国鉄・JR特急列車
EF641000牽引:寝台特急北陸


昭和50年3月ダイヤ改正において、それまで寝台急行として運転されてきた急行「北陸2号」を特急列車に格上げし、20系寝台特急「北陸」として上野~金沢間の運転を開始しました。

運転開始当初は、直流区間を長岡運転所のEF58が牽引していましたが、EF641000番代が誕生し、昭和56年10月頃よりこれを置き換えました。また、寝台客車についても、山陽~九州のブルトレ削減による余剰を受け、20系から14系寝台客車にグレードアップされています。
なお、長岡~金沢間については、EF81牽引によるスルー運転を行っていました。



平成19年6月17日 EF641052牽引

デジカメ購入で地元での写真を25年振りくらいに再開した頃。
撮影ポジションもデジカメの性能にも慣れず、非常に厳しいものでした。



平成20年5月5日 EF641052牽引



平成20年5月17日 EF641051牽引

「北陸」の地元通過は5時過ぎ。急行「能登」の続行でした。
余りにも早い時間のため、撮影できるのはGW直前くらいから8月いっぱいぐらいでしたかね。



平成20年5月18日 EF641032牽引

浦和駅高架化工事に伴う貨物線への迂回運転。ろくな写真が撮れなかった中で、ブレずに一番良く撮れたのがこの写真でした。



平成20年6月14日 EF641031牽引



平成20年7月12日 EF641052牽引

駅前のタワーマンションは工事が始まったばかり。まだ基礎工事くらいでしょうか?



平成21年4月19日 EF641053牽引



平成21年5月3日 EF641052牽引



平成21年5月23日 EF641051牽引

珍しく地元ではなく赤羽~東十条で。



平成21年6月7日 EF641053牽引

早切りの構図悪写真。バックのマンションは建設中。



平成21年7月20日 EF641051牽引



平成21年8月16日 EF641031牽引



平成22年2月14日 機番不明



平成22年2月19日 機番不明

ここ数年のダイヤ改正発表は、前年の12月初旬くらいに発表されることが多くなっていました。
昼間の列車ならともかく、早朝着で夏場しか撮影のできないブルトレには酷な情報となります。
当時はISO200が限界のコンデジだったため、今のように「なんとかここまで」というような写真は非常に厳しいものでした。
最後の改正前2発の写真も、完全な真っ暗闇の中を見送るしかありませんでした。

寝台特急「あけぼの」の牽引機が青森のEF81から長岡のEF64に移行された際、長岡には一般型の37号機・38号機が所属していましたが、「北陸」とのマッチングをキャッチすることは最後までありませんでした。

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東武鉄道 6050系:快速・区間快速

2017-04-22 20:42:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 6050系:快速・区間快速


東武鉄道(伊勢崎線・日光線・鬼怒川線)で長らく運転されてきた無料速達列車である「快速」列車が、平成29年4月ダイヤ改正で消滅しました。
通勤・通学が主たる輸送目的の私鉄の中においても、観光路線としての役割も高い東武鉄道では、他の私鉄では通勤車が共通使用されているのとは違い、専用車両とも言える2ドアクロスシート車が使用されていました。

前身の6000系電車から続く新性能車時代の快速列車も、50余年の歴史に幕を下ろすことになりました。



平成22年8月26日 曳舟駅にて

平成に入ってから東武鉄道の写真は2度ほど撮ったことがあるように記憶していますが、6050系は1度も撮ったことがありませんでした。
これはデジカメを買ってから現場回りの仕事に持ち歩くようになり、初めて6050系を撮ったシーン。
そびえるスカイツリーは未だ建設中で、展望台の辺りまでしか出来ていない。



平成23年8月14日 業平橋~浅草間にて

これも現場回りで早めに現着し、スカイツリーの撮影をしていたときのもの。
完成したように見えてしまいますが、展望台上に未だクレーンが1機残っています。



平成24年5月5日 新古河~栗橋間にて 快速42レ ダブルパンタ車×3

ダブルパンタ車を3組組成した編成。その後ダブルパンタ車を期待しましたが、何故か相性が悪く、結局この1カットのみとなってしまいました。



平成24年8月1日 新越谷駅にて 快速 61103ほか

現場回りの乗り継ぎの際に撮影できたもの。



平成27年5月6日 栗橋~新古河間にて 快速37レ



平成27年5月6日 栗橋~新古河間にて 区間快速46レ



平成29年3月12日 東武動物公園~杉戸高野台間にて 区間快速 6159



平成29年3月12日 東武動物公園~杉戸高野台間にて 区間快速 6106



平成29年3月12日 松原団地駅にて 区間快速 6151



平成29年3月25日 春日部駅にて 区間快速 6259


平成29年3月25日 春日部駅にて 区間快速 6176



平成29年3月25日 越谷駅にて 区間快速 6163

快速・区間快速廃止の情報を得て、ありがちな最後の悪あがき的撮影になりました。

車両が引退と言う訳ではないようですが、今改正で6050系が大幅な運用減少となるため、おそらく6000系からの更新車はすべて運用離脱になるのではないかと想像できます。




東武鉄道 634型:週末特急「スカイツリートレイン」

2017-04-19 23:29:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 634型:週末特急「スカイツリートレイン」


スカイツリー観光用として6050系改造の観光用改造634型を使用して誕生した特急「スカイツリートレイン」。
平成29年4月のダイヤ改正でリバティが導入され、特急列車の体系が整備された結果、週末定期として運転されてきた特急「スカイツリートレイン」は、ここで一旦定期列車から撤退することになりました。


※撮影は、すべて平成29年3月25日です。



野田線 大和田~大宮公園間にて 大宮駅送込み回送

特急「スカイツリートレイン」は、概ね土曜日と日曜日で運転体系が区別されており、伊勢崎線太田発「スカイツリートレイン2号」で浅草に到着するとすぐに折り返し回送となり、野田線経由で大宮駅へと送込まれます。そして大宮発「スカイツリートレイン4号」として再び浅草へと向かいます。
写真はその送込み回送列車です。





野田線 大宮公園~大和田間にて 特急「スカイツリートレイン4号」

浅草駅での折り返し、送込み、大宮発の営業と、かなりタイトなダイヤで設定されていました。
ここは8111Fの復活運転以来お気に入りの場所で、特にこの後追いのアップダウン&クネクネの雰囲気が好きです。
LEDの点滅が早いらしく、表示がキレイに写ってくれないのが残念です。





伊勢崎線 越谷駅にて 特急「スカイツリートレイン1号」

4号からの折り返しが当日初の下り営業列車となります。
本線でも撮影しておこうと時間に余裕を掛けて準備していましたが、撮影モードがズレてしまい、大失敗作となってしまいました。

ダイヤ改正が金曜日となったため、「スカイツリートレイン」の最終は平成29年4月16日となりましたが、大宮発の「スカイツリートレイン4号」は1週間早い4月8日が最終となり、直近の土曜日であった15日は早くもリバティーによる運用に代わってしまいました。
その分、リバティによる週末特急「スカイツリートレイン4号」はたった1日のみの運転で廃止されることになり、かえって貴重な存在となってしまいましたね。

専用車両の634型は、まだ改造から5年しか経過しておらず、種車である6050系も経年の浅い後期車であるため、このまま廃車になることは無いと思われます。
いずれ団体列車等で使用され、また野田線や本線を走る機会はあると思いますが、週末定期としてはダイヤそのものから消滅してしまうことになってしまったため、ここで一旦アーカイブといたします。



東武鉄道 300系:特急「きりふり」

2017-04-16 21:06:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 300系:特急「きりふり」


平成29年春の東武鉄道ダイヤ改正。
リバティの営業運転開始により、特急列車の運用を中心に大きく様変わりすることになりました。
伊勢崎線浅草口から6050系が完全撤退することにより、これまで速達サービスに貢献した快速・区間快速が消滅。さらに、休日中心の臨時運用を担ってきた300系電車のうち、6両編成で運用されてきた300型が撤退することになりました。
そして、ダイヤ改正が金曜日となったため、改正前最後の休日となった平成29年4月16日、最後の300型運用となった浅草10:27発、特急「きりふり275号」をもって引退となりました。

イベント参加は混乱するので出掛けませんしたが、過去にちょっとだけ撮影したものがありましたので、ここでまとめといたします。





平成24年5月5日 栗橋~新古河間にて 300系(300型) 特急「きりふり271号」



平成27年5月6日 栗橋~新古河間にて 300系(300型) 特急「きりふり275号」



583系:団体列車「つなげよう、日本。」号

2017-04-15 16:16:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
583系:団体列車「つなげよう、日本。」号


583系秋田車を使用した団体列車で、アーカイブを逸していたものがありましたのでここにご紹介いたします。

JR東日本横浜支社発足15周年を記念した企画で、583系秋田車を使用した団体列車「つなげよう、日本。」号が横浜~青森間で運転されました。
晩年では多くの団体列車に使用されましたが、団体名称が付きながらも「団体」や「臨時」マークが殆どでした。
そんな折り運転された「つなげよう、日本。」号は、実列車とは縁のない区間での設定でありながらも、常磐線経由青森行きの特急「みちのく」のヘッドマークを掲げて姿を現し、カメラを持って居た私もびっくりしてしまいました。



平成23年10月8日 9013M 583系 団体列車「つなげよう、日本。」号

583系を使用したリバイバル列車は多数設定されましたが、「みちのく」は東北特急の中では地味であったためか、今まで設定されたことはなかったと記憶しています。もちろん、ヘッドマークは常備されていませんので、ステッカー式のものとなっていました。

同区間では非常に違和感のある列車名ですが、これも東日本大震災及び福島第一原発事故の影響で常磐線が通れないため仕方のないことです。
事故の記憶を消すことはできませんが、見せかけの常磐線復旧ではなく、1日でも早く本当の生活が戻ってくることを願ってやみません。