マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

2がいっぱい! きっぷ編

2022-02-26 06:44:00 | きっぷ
2がいっぱい! きっぷ編


2022年2月22日で2がいっぱい付いた日。
前回は車両の写真をご紹介いたしましたが、今回はきっぷ編を用意いたしました。

きっぷ収集では、券の性質や種別、形態、会社や地域など、紙切れ1枚から様々な状況・物語を想像できる楽しみがあります。
それ以外にも、日付や券番といった数字も表示されているため、ゾロ目や語呂合わせなど、歴史とは違った楽しみ方もあります。

とりわけ、ゾロ目についてはなんの説明をしなくても誰でも分かるレア番号ですから、券番のような「運」に頼らなくても、1並び、2並び、3並びはそのときが来れば手に入れる音ができます。

10数年前までは殆どの会社が和暦を使用していたので、年号が変われば再びチャンスを期待することができましたが、平成20年以降くらいから私鉄を皮切り西暦表示へと変更されるようになり、今やダッチングを使用する硬券以外は和暦を見ることができなくなりました。
さすがに2000年が絡んでくると、完璧なゾロ目を期待することは難しいですね。



2022年2月22日 蕨駅 普通入場券

2月22日の帰り道。ここはやはり地元の蕨駅で、気分的に入場券を購入してみました。
歳をとってからは長時間の時間調整は精神的に難しくなり、22時22分まで待つのは無理でした。
入場券を見ると券番が9222となっていました。惜しかったな・・・。




JRには申し訳ありませんが、領収書も記念に。


せっかく写真館でもきっぷカテゴリを作りましたので、平成22年時の並びもご紹介したいと思います。



平成22年2月2日 蕨駅 普通乗車券 券売機券 

2月22日の予行練習。
駅の外で20分以上時間をつぶし、22時22分を狙って購入したもの。
券売機の台数もそれほど多くないので、ライバルが現れないかとかなり警戒したように記憶しています。



平成22年2月22日 蕨駅 普通入場券 指定席券売機

もう一つ2が増える2月22日。滅多に使ったことのない機種から発行してみました。
帰りがけに寄った時間が21時過ぎ。この時はおそらく残業していてさらに1時間以上時間潰すのは困難だったのだと思います。今から思えば勿体なかったですね。

西暦表示に変わってしまったこれからを考えると、もう日付遊びを考えることはなさそうです。


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JR東日本 鶴見駅:鶴見線乗換口発行 区間変更券

2022-02-11 14:14:00 | きっぷ
JR東日本 鶴見駅:鶴見線乗換口発行 区間変更券


京浜東北線鶴見駅は、川崎市の臨海部にある工場を結ぶ鶴見線の分岐駅となっています。
鶴見線内がすべて無人駅であることから、鶴見駅に乗り換え改札を設けて検札の役割を担っています。
しかし、この乗り換え口の改札(改札機)が、なんと令和4年2月末日をもって撤去されるというニュースが入ってきました。

鶴見線には過去に何度も行ったことがありますが、浜川崎視線側からアプローチすることが多かったためか、あまり中間改札の印象が残っていません。
ただ、1度だけ乗越し精算をしつつ乗車したことが1度だけあり、その乗車券も出さずにいたことから、手元に残っていました。



平成14年5月5日発行 区変 新宿→450円区間

新宿までの定期券でそのまま乗越し、鶴見線へ撮影に行ったときに実際に購入・使用したものです。イオカードで支払っているため、懐かしい■イの記号が表示されています。
※図示しませんが、裏面は茶色の磁気となっています。

この区間変更乗車券は券売機券と同じような様式ですが、確か精算(改札)窓口で定期券を見せ、着駅を申告して発行してもらったように曖昧ながら記憶しています。
鶴見線内にSuica改札機が設置されていたのを見ましたが、確かこの鶴見線の連絡改札には改札機すら無かったように記憶しています。

この乗車券にも改札機を通したパンチがないので、窓口氏からこの乗車券を受け取ってホームに入って行ったという記憶で間違ってないと思うんですけどね。

発行個所の「鶴見駅」の横になにやらカッコ書きのようなものがあるのですが、さすがに年数が経過しているために消えかかって読み取れません。乗り換え改札発行はこの辺りで区別できたのではないかと思われるのですが・・・残念です。


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「おはようライナー新宿26号」ライナー券

2021-03-15 07:40:00 | きっぷ
「おはようライナー新宿26号」ライナー券


令和3年3月ダイヤ改正において、東海道線系のホームライナーが特急化されることによりすべて廃止となりました。

東京発着は上り下りとも「湘南ライナー」と愛称が統一されていますが、新宿発着については上りが「おはようライナー新宿」、下りが「ホームライナー小田原」と区別されています。
新宿発着は、昭和63年7月6日に設定された当初「湘南新宿ライナー」を名乗っていたようですが、湘南新宿ラインが運転開始されたことによって名称の紛らわしさを解消するため、平成14年12月1日から名称が変更されました。



「おはようライナー新宿26号」ライナー券

ひょんなことから手に入れたライナー券。ただし、きっぷには「ライナー券」といった表示がありません。※窓口で購入すると「ライナー券」と表示されるようです。

この列車が「湘南新宿ライナー」として走り始めた頃から、埼京線新宿駅の3番線に停車しているところを良く見ていましたが、215系だったのでまったく興味もなく、デジカメ時代でもなかったので、写真も撮ったことはありませんでした。

コロナ禍で時差通勤となり、家を40分程早く出れば撮ることもできたのですが、朝から時間をずらすのは結構難しいもんですし、最後の悪あがきもしたくなかったというのもありました。

廃止が決まってから、たまたまゴミを捨てようと5・6番線の中程にあるごみ箱の中が見えたのですが、このゴミ箱の中にライナー券が10枚以上あると思われるくらい捨てられているのにビックリしました。毎日の利用者からすればただのゴミでしかないのですね。


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東京都交通局 上野懸垂電車:普通乗車券

2019-11-05 06:00:00 | きっぷ
東京都交通局 上野懸垂電車(上野動物園モノレール):普通乗車券


上野動物園モノレールの番外編として、普通乗車券をご紹介したいと思います。




令和元年11月に購入した、西園から東園ゆきの小児用普通乗車券です。
上野動物園モノレールでは、自動改札はもとより、ICカードのシステムも導入されていないことから、1区間のみで磁気もない、白色のロールペーパーが使用されていました。地紋もありません。
発行日付は、西暦の下二桁のみの印字となっています。

券売機の写真をうっかり撮り忘れてしまったのですが、1区間のみのためボタン数に大幅な余裕があり、大人・小人の組み合わせが様々で、小人3枚のようなレアなボタンも設定されています。この辺りは動物園内の乗り物としての特徴が強い設定ですね。






こちらは、昭和50年11月に発行された小人専用の普通乗車券です。
この時代は硬券であり、口座が少ないためか、大人用と小人用がそれぞれ用意されていたようです。
この時代、都市部では殆どが金額式になっていたと記憶していますが、さすがに1区間だけのため、それぞれの停車場名が表示されています。
裏面に表示されている「め」は循環番号(記号)と思われます。場所が場所だけに、小人需要が相当大きかった筈で、おそらくは、全国で一番小人の発行割合が高かった鉄道だと思います。
停車場名が「東園・西園」ではなく、「本園・分園」となっていたのも時代を感じさせます。




おまけに、スタンプ帳です。
A5サイズ3連で、A4サイズ分だけスキャニングしてみました。

本当は東園の乗車券も購入するつもりでいたのですが、乗車券を購入してから行列する西園に対し、東園は行列の途中に券売機が存在するため40分も並ばないと買えない状態で、せっかちな私はこれに耐えることは無理と判断し、敢え無く購入を断念しました。

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清水港線三保駅 入場券・普通乗車券・車内補充券

2019-08-18 16:28:00 | きっぷ
清水港線三保駅 入場券・普通乗車券・車内補充券


廃止直前の清水港線訪問に際し、記念きっぷ以外にも通常発売のきっぷを買ってありましたのでご紹介したいと思います。




三保駅発行の普通入場券です。
当時の一般的な様式で、料金は120円でした。




こちらは普通乗車券で、140円の料金帯となる三保駅から巴川口・清水までとなります。
静岡局では昭和60年頃から東京印刷場が所管するようになったようですが、この頃はまだ名古屋印刷場調整のようで、飯田線などでも良く見られた区間式の様式となっています。




最後に車内補充券です。この乗車券だけ翌日の昭和59年3月23日に購入しています。
地図式ではない補充券で、記載駅名を見るとかなり大雑把です。さらに観察すると、発行箇所名が「三保駅乗務員発行」となっており、聞き慣れない表示です。
当時の組織状況など知る由もありませんが、おそらくは清水港線運用の乗務員はこの路線専用の列車掛(車掌ではない)で、車掌区を組織するほどの規模がないために駅付けになっていたのではないかと推測します。

この補充券は確か車内ではなく駅の臨時の立ち売りだったように記憶しており、補充券と記念きっぷを買っている方には業務用の封筒に入れてくれるという、他には例のないサービスが行われていました。

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