２０５系ハエ２８編成：埼京線最後の２０５系

２０５系ハエ２８編成：埼京線最後の２０５系


平成２８年１０月２７日、埼京線に最後まで残っていた２０５系ハエ２８編成が運用から離脱したとの情報が入ってまいりました。

埼京線の２０５系に関しては、平成２６年２月に最終運用となってＥ２３３系にその身を委ねましたが、信号装置の改造に編成が不足するため、ハエ２８編成のみ残留して使用されていました。



平成２６年３月３日　新宿駅にて　ハエ２８編成

埼京線の２０５系は、平成２８年２月のさようなら運転（２月末まで）をもって運用を離脱した筈でしたが、その後も運用に入っているという情報を知り、たまたま撮影したのが上の写真でした。

通勤で埼京線を利用しているため、何度もハエ２８編成に遭遇し、乗車したことが何度もありましたが、通勤ラッシュ時に写真を撮る余裕はなく、気が付いてみたらたった１枚しか記録がありませんでした。

ケータイでの撮影なので描写は最悪ですが、バスタの建設途中の地面を掘り下げた状態が写っており、私が生きているうちには二度と見られぬ光景を写し込むことができました。

国鉄旧型電機 ＥＦ１５１５０（長岡運転所）

国鉄旧型電機　ＥＦ１５１５０（長岡運転所）


ＥＦ１５シリーズです。
過去ログで一度整理したＥＦ１５１５０号機ですが、誤って高崎第二機関区配置車両としてまとめてしまいました。
訂正版として、こちらでアーカイブしておきたいと思います。



昭和５２年頃　西川口～蕨間にて　ＥＦ１５１５０＋ＥＦ５８　重連単機回送

これは毎日定期で運転されていたＥＦ１５とＥＦ５８の重連回送です。確か、午前中に９～１０時くらいに走っていたのではないかと記憶しています。
当時、竜華区のカマによる異種機重連を除けば珍しい存在でありましたが、あまりにも日常的な風景であったことと、重連とは言え単機だったためにカメラを向けることは無く、偶然フィルムの中から見つけました。


１５０号機

昭和３２年　９月２５日　東芝製　新製配置　長岡第二機関区
昭和５６年１１月２４日　廃車

生涯移動することも無く、また、貸し出し等も全くされた実績も無く、同区生抜きのカマだったようです。

国鉄旧型電機 ＥＦ１５１２３（竜華機関区）

国鉄旧型電機　ＥＦ１５１２３（竜華機関区）


ＥＦ１５シリーズです。
ＥＦ１５身近で見ることが多かった旧型電機の一つですが、終焉の頃に地元で撮ったものが多かったのに対し、東海道などに撮影に行ったときには殆どスルーしてしまうほど見飽きた形式でした。

そんな中、関西で撮影した唯一のＥＦ１５走行写真があり、それが竜華機関区の１２３号機でした。



昭和５９年７月６日　紀勢本線　白浜～朝来間にて　ＥＦ１５１２３牽引貨物列車

末期に竜華機関区に在籍し、阪和線・紀勢本線で活躍していた１２３号機です。
竜華の特徴であるシールドビームが嫌いでしたが、もうこの時期になるとそんなことを言っていられる状況ではありませんでした。

同機は高崎第二機関区での配置期間が長かったようですが、ツララ切りやホイッスルカバーなどの痕跡は残されていません。


１２３号機

昭和３０年１０月１８日　東芝製　新製配置　新鶴見機関区
昭和３０年１０月１９日　長岡第二機関区（貸出）
昭和３１年　９月１５日　高崎第二機関区
昭和４７年１０月　２日　新鶴見機関区
昭和５１年　３月　１日　高崎第二機関区
昭和５３年　８月２６日　竜華機関区
昭和６１年１０月２７日　廃車

新製配置区である新鶴見は１日のみとなっており、実質は長岡第二機関区へ配置されたようなものですね。

国鉄 直流型電気機関車：ＥＦ５８５

国鉄　直流型電気機関車：ＥＦ５８５


ＥＦ５８シリーズ、５号機です。



昭和５４年８月頃　品川駅にて

入換線にて。初めて出会った５号機。



昭和５６年８月２１日　函南駅付近にて

５号機の牽く荷物列車です。



昭和５８年６月２９日　浜松工場留置線にて

最後に出会ったのは、１号機と同じ浜松工場の留置線でした。
１号機と手をつなぎ、運命の終わりをただ待つのみ。可哀相に思いましたが、時代の流れですね。

国鉄 直流型電気機関車：ＥＦ５８３

国鉄　直流型電気機関車：ＥＦ５８３


ＥＦ５８シリーズ、３号機です。



昭和５３年頃　品川駅にて

品川駅にて撮影したＥＦ５８３号機です。
写真には横須賀線の１１３系が一緒に写っていますが、当時は未だ総武快速線とのスルー運転はされておらず、大船まで東海道線と同じ線路を走っていました。

当時は良く知らなかったのですが、品川客車区内の東海道下り線寄りに貨物発着線～東京機関区への回送線があったようで、ここで一旦駐機するＥＦ５８を良く見ました。
地元では宇都宮運転所や高崎第二機関区のＥＦ５８くらいしか見ることができませんでしたので、ここに来るといつもとは違うナンバーのカマを見ることができました。特に１ケタナンバーは嬉しかったですね。

今後ご紹介する写真にもここで捉えたものがいくつもあります。