マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

新京成電鉄:8000形

2021-12-24 23:39:00 | 私鉄(中小)
新京成電鉄:8000形


私のアンテナ外だったようで知らなかったのですが、永らく新京成の顔として活躍してきた8000形が令和3年11月1日をもって引退となってしまったようです。

8000形は昭和53~60年に掛けて6両編成9本が製造され、同社初の冷房車となっていたそうです。
非貫通2枚窓が独特なデザインで、タヌキさんの愛称が付くのも納得。

初めて京成電鉄の写真を撮りに行った際、京成津田沼で同車を見掛けました。昭和54年5月頃ですので、まだ登場間もない頃。吊り掛け電車が幅を利かせていた時代です。その際に写真を撮ったような記憶があるのですが、ポジフィルムの水害により行方不明。登場島しょの写真なので探してみようと思います。


その後、時代の移り変わりとともに他の新車が導入され、さすがに影が薄くなってきた8000形。あまり撮り歩きをすることがなくなり、現場仕事も基本的には都外に出ることがなかったので、殆ど出会う機会はありませんでした。それでも、チャンスがあればと押さえておいたものがありましたので、少ないですがまとめとしたいと思います。



平成21年10月11日 京成津田沼駅にて 8508F

京成リバイバル色を追い掛けて行ったときに同駅で見掛けたためにとりあえず。
何やら賑やかなラッピングが施工されていました。






平成30年7月1日 松戸駅 8514F

新金線経由の団体列車に乗車する際、少し早めに出て松戸駅で撮影したもの。
各形式が均等に現れ、8000形も撮影することができました。

未だに1回も乗ったことが無い新京成。目玉が無くなってしまい、益々足が遠退きそうです。


新京成電鉄:吊り掛け式電車 モハ204


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箱根登山鉄道:モハ2形 モハ109

2021-03-21 12:06:00 | 私鉄(中小)
箱根登山鉄道モハ2形 モハ109


箱根登山鉄道のモハ2形モハ109が本日令和3年3月21日の営業運転をもって引退となるそうです。


同社プレスから引用。

109号 は1927 年に登場した木造車チキ 2 形の走行系機器と新製車体を組み合わせて製造され車両で、2019年 には 箱根湯本ー強羅間 の開業 100周年を記念して1935年~49年頃の塗装に塗り替えられ、今日まで営業してまいりました。


箱根登山鉄道:モハ1形 モハ101・102・106号』については過去ログで既にご紹介済みですが、この中で同車が写っているものが1枚だけありました。



平成10年3月14日 大平台駅にて モハ101&モハ109(再掲)

この写真の後塗装変更が実施されたようですが、もうかれこれ20年以上も箱根に入っていないため、その後の変化を記録することはできませんでした。


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上田交通:5200系

2020-11-01 23:10:00 | 私鉄(中小)
上田交通5200系


過去ログ『上田交通:5000系』で元特急5000系の写真をご紹介いたしましたが、今回は同日に撮影した通称「湯たんぽ」として親しまれた5200系の写真も撮影しているのでご紹介したいと思います。


上田交通5200系は、東急電鉄5200系として昭和33年に製造された日本初のステンレス車両です。東急で昭和61年まで活躍、廃車後に上田交通へ5000系と共に譲渡されました。


※撮影は、平成元年11月1日、上田交通別所線 下之郷~中塩田間にて。






形と言いコルゲートと言い、本当に「湯たんぽ」という愛称がピッタリ。
2両編成で運用され、デハ5201は電装化を解除してクハ5251となりました。部品撮りとして中間車のデハ5211も一緒に転入しています。






2本目はアングルを変えて。
2枚目の後部から撮った写真では、奥に車庫を見ることができ、営業では使用されていない中間車(デハ5000)留置されているのが見えます。


東急からは5000系が複数の車両が各地方私鉄に譲渡されましたが、さすがに年波には勝てず、保存車はあるもののすべて引退に追い込まれました。
当該5200系も平成5年前半まで活躍しましたが、同じく東急の7200系導入により廃車となっています。
なお、モハ5201は生まれ故郷の東急車両製造へ譲渡され、相方のクハ5251も上田交通において、両車とも大切に保存されています。


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富士急行線1200形:富士急標準色

2020-10-12 08:35:00 | 私鉄(中小)
富士急行線1200形:富士急標準色


先般、富士急行線1200形:1202編成(旧標準色)で記事にいたしました富士急1000形1202編成の引退イベントですが、台風襲来のため延期になったようです。

富士急行 河口湖駅 1000系撮影会

今回のイベントの関係で着目するまで全然気が付きませんでしたが、ついこの間まで主力であったと思っていた1000形・1200形は、京王時代のリバイバルカラー編成と「富士登山電車」の2編成しか残っていないんですね。
知らぬ間に本来の富士急標準カラーの編成が廃車になっていました。


普通列車はついででしか撮影しておらず、特にリバイバル塗装車ばかり着目しがちのため、標準色は少ししか写っていませんでした。


※撮影は、平成21年3月28日、大月駅にて。



1208編成

4両編成の河口湖行き普通列車。
残りは京王カラーのみとなり、4連を組むことは出来なくなってしまいました。



1207編成

大月駅へ到着する普通列車。
こちらは2両編成で往復していました。



1207編成

同じ編成で、折り返しは途中の三つ峠行きになっています。
JRホームに115系普通列車が入って来たので、記念写真として撮影しておきました。
こんな光景はもう二度と撮ることはできません。


最後に訪問したのは平成26年。元205系の6000形が導入されたばかりで、主力は1000・1200形でしたが、いつの間にか絶滅危惧形式になってしまったんですね。
今後の推移が気になりますが、残りもそれほど長くないように思います。


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富士急行線1200形:1202編成(旧標準色)

2020-09-26 09:19:00 | 私鉄(中小)
富士急行線1200形:1202編成(旧標準色)


富士急行線で使用されてきた元京王帝都電鉄5000系の1200形のうち、富士急旧標準色にリバイバル塗装されていた1202編成が、令和2年10月下旬をもって引退することになったそうです。

富士急行線へは過去2回ほどの訪問記録がありますが、同カラーの編成を撮った記憶は完全に飛んでいました。探したら1枚だけ写っているものがありました。



平成26年1月18日 河口湖駅留置線にて 1201編成及び1202編成

平成6年7月に入線し、平成21年の開業80周年を記念してリバイバルカラーを施工されました。

気が付いてみれば、1000形、1200形とも残り僅かになってしまいました。
アーカイブをしていませんでしたが、向かって左側に並んでいる1201編成マッターホルン号も、既に平成31年2月に廃車されてしまったようです。


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