マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国鉄 直流型電気機関車:EF58141(宇都宮運転所)

2017-09-30 14:05:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58141(宇都宮運転所)


EF58シリーズ、今回は宇都宮運転所の141号機です。


元は宮原機関区に配置された車両で、宇都宮運転所にやって来るまではあまり動きの無かったカマのようです。
転属当初は原型小窓であったと思われますが、他の所属車両と同様にHゴム化、最終期にはデフロスタの取り付けが施工されたようです。



撮影日時不明 古河~栗橋間にて EF58141牽引 12系お座敷客車(尾久)

撮影日時が不明ですが、昭和59年頃ではないかと思われます。
尾久座を牽引する臨時列車で、この頃は客車のジョイフルトレインの全盛期でした。



昭和56年5月 蕨~南浦和間にて EF58141牽引 特急「はつかり51号」(再掲)

過去ログでご紹介済みの14系「はつかり51号」です。
既にEF58の特急仕業は殆どありませんでしたが、何故かこの「はつかり51号」だけは最後までEF58が牽引していました。



昭和60年1月5日 栗橋~東鷲宮間にて EF58141牽引 12系臨時急行列車

当時の時刻表から、年末年始の多客臨である上り「八甲田54号・津軽54号」のようです。
本来は6+6の12連の筈ですが、どちらかの列車(多分「津軽」の方)が雪害で大幅に遅れたため、相方を待たずに上京してしまった模様です。
東北・上越新幹線の上野開業間近であり、荷物列車も消滅危機になっており、旧型機関車に分類されるEF58にとっては最後の活躍となっている時期でした。


141号機

昭和33年 3月 6日 日立製 宮原機関区
昭和61年 6月30日 田端機関区(宇都宮運転所統合)



JRバス関東:いすゞキュービック(国鉄色)

2017-09-27 01:31:00 | バス・トラック
JRバス関東:いすゞキュービック(国鉄色)


前記事の続きになります。
2台並んでいたJRバスですが、前記事のブルーリボンが発車したため、その横に居たいすゞキュービックが撮りやすくなりました。


※撮影は、平成16年5月2日、真岡鉄道茂木駅にて。



いすゞ キュービック M531-92309 92年式

こちらはちょっと古い車体でしたね。既に10年を超えています。
大好きなキュービック、さらに国鉄色、そして地元では見られない前後ドアです。惜しむらくは、サイドにラッピング広告が入ってしまっているところですね。

この車両も前面行先がLED化されておりますが、サイドには表示類が見当たりません。
運転席窓内には宇都宮経由の表示がありますので、やはり作新か東武宇都宮駅行きだと思われます。


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JRバス関東:日野ブルーリボン

2017-09-24 23:57:00 | バス・トラック
JRバス関東:日野ブルーリボン


前記事に関連し、同じく真岡鉄道に行った際に撮影したJRバスです。


※撮影は、平成16年5月2日、真岡鉄道茂木駅にて。



M537-94303 日野 ブルーリボンHU 94年式

この頃は既にバスコレ発売により、趣味的にバスの観察をするようになりました。特に好きな形式でもあった日野ブルーリボンです。
都心では前中ドアばかりなので、地方の後ろ乗りに合わせた前後ドアを珍しく感じていました。塗装は新色に変わっており、並んで停車中のキュービックと共に好対照の組み合わせでした。

前部表示がLED化されており行き先が判らず、側面は大型の行き先サボが取り付けられておりますが、不鮮明でちょっと判りませんでした。フィルムスキャンすればもうちょっと良く見えるのかもしれません。


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JRバス関東(国鉄色):富士重工5Eボディ

2017-09-23 23:45:00 | バス・トラック
JRバス関東(国鉄色):富士重工5Eボディ


まだバスに興味が無かった頃、不思議なもので、バスの写真を撮っていることも何度かありました。知らぬうちに興味と言うのは育っているもんなんでしょうね。
これはまだ娘も生まれる前ですか、真岡鉄道へ撮影に行った際に茂木駅で撮影したものと記憶しています。


※撮影は、平成7年11月3日 真岡鉄道 茂木駅前?にて




都心部では見ることのできないJRバス(国鉄バス)のため、記録したことのなかった懐かしい国鉄色のバスを見て、思わずシャッターを切ったものと記憶しています。

表記類を拡大してみると、茂木駅から道場宿を経由し、作新学院の正門前まで行く、結構距離の長い路線のようです。運転席の窓にはJR宇都宮駅を経由する掛札も下がっています。

車番は、M531-85280となっています。




駅前には2台の同型が並んでおり、1枚目の写真は向かって右側の車両で、左側の車両は道場宿経由の東武駅前行きとなっています。やはりJR宇都宮駅経由となっていることから、おおらく東武宇都宮駅まで行く路線と思われます。

車番は、1枚目の写真にしっかりと写っており、M531-84279となっています。

いずれも富士重工5Eボディで、もうかなり前に都市圏では見られなくなった車両です。
この頃ではメジャーな形式であったと思われ、写真からもまだまだ真新しく見えます。
良き時代の光景ですね。


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ジョイフルトレイン:485系 彩(いろどり)

2017-09-19 01:14:00 | 国鉄・JR ジョイフルトレイン
ジョイフルトレイン:485系 彩(いろどり)


485系彩(いろどり)は、JR東日本長野支社に所属する485系を種車としたジョイフルトレインです。平成18年に長野にて改造により誕生し、翌平成19年から営業を開始しています。
種車は、中間車において年次の新しい1000番代としていましたが、両先頭車のクロ481はいずれも北海道用に製造した1500番代となっており、改造によって面影は全くありませんでしたが、最後の1500番代となっています。

このほど長野支社から引退の発表があり、平成29年9月30日の団体列車をもって運用から完全離脱するようです。



平成24年2月11日 東所沢~新座間にて

ワム貨物の最後を撮影する際、待機中に偶然捉えることができたものです。



平成27年9月19日 南浦和~東浦和間にて 9767M

この日は3本のTDL臨が設定されており、485系彩(いろどり)もそのうちの1本でした。


配属が長野支社であるため、一番近くてもたまに武蔵野線を通るぐらいで、なかなか撮影する機会には恵まれない車両でした。
一度だけどこかへ出かける際、京浜東北線の蕨~南浦和間で並走したことがあり、その際、あまりの内装の良さに一度は乗ってみたいと思ったことがありましたが、誕生からわずか10年、終わりはあっけなく訪れてしまいました。