マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

JR東日本 211系:高崎線「通勤快速」

2021-12-04 23:02:00 | 国鉄・JR快速列車
JR東日本 211系:高崎線「通勤快速


令和3年3月のダイヤ改正において、東北本線及び高崎線から「通勤快速」が消滅することになり、過去ログ『E231系:宇都宮線3553M「通勤快速」(最終日)』で最終日をご紹介いたしましたが、かなり昔に撮影した写真で、211系による「通勤快速」の写真をご紹介していないことに気が付きましたので、今回ご紹介したいと思います。


※撮影は、平成20年8月22日、高崎駅にて。



高崎線 3938M 上野行き「通勤快速」

この年、夏休みに18きっぷを購入し、なかなか使い切れなかったため、初めてSL「みなかみ」に乗車することになりました。
往復とも「SLみなかみ」号に乗車し、帰路に就く際の乗り継ぎにちょうど良く居たのがこの「通勤快速」でした。

まだ置換えの話もない頃ですので、まずは積極的に撮影する対象では無かった筈ですが、この「通勤快速」という列車そのものを地元でもまず見ることが無かったので、珍しくて撮影しておいたものと思われます。

当時はほぼ興味の無い分野のお題だったため、私としては珍しい記録でしたが、今となってはその姿を見ることが不可能となってしまったので、良い記録として残りました。


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DD1611牽引:臨時快速「旧型客車八ヶ岳号」

2021-11-14 12:07:00 | 国鉄・JR快速列車
DD1611牽引:臨時快速「旧型客車八ヶ岳号


DD1611引退に当たり、『DD1611牽引:臨時快速「いいやま菜の花まつり号」』をご紹介いたしましたが、金町のH さんより追加の情報提供をいただきましたので、続けてご紹介させていただきます。


平成28年7月30日、小海線の中込—小淵沢間にDD1611が高崎車両センターの旧型客車3両を牽引して臨時快速「旧型客車八ヶ岳号」が運転されました。

先般ご紹介いたしました飯山線と同様に、DD16が旧型客車を牽引するということで、多くのファンで賑わったそうです。







有効長や牽引定数の関係か、客車は3両のみとコンパクトです。しかも運転日は1日だけと、コスト度外視の設定ですね。

小海線にはDE10も入線ができないようで、このような設定はもう無理かもしれません。


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DD1611牽引:臨時快速「いいやま菜の花まつり号」

2021-11-07 01:04:00 | 国鉄・JR快速列車
DD1611牽引:臨時快速「いいやま菜の花まつり号」


JR東日本で最後まで残っていたDD1611ですが、プレスによるとどうも正式に廃車となり、解体処分になってしまうようです。

汎用型のDE10形ですら殆どが廃車になってしまっている時代ですから、国鉄時代に貨物運用が無くなってしまった超亜幹線用のDD16が残っていたことそのものが奇跡。というか、動態保存的な意味合いが強かったものと思います。

過去ログで『DD1611牽引:「パノラマ八ヶ岳号」』で唯一出会った同機の写真をご紹介しておりますが、今回は10年以上前に金町のHさんからご提供いただいた飯山線臨時列車の写真を再編集によりアーカイブさせていただくことにいたしました。


※平成21年5月2日、金町のHさん撮影。


平成21年5月2~4日、長野~戸狩野沢温泉間においてDD16が旧型客車4両を牽引する臨時快速列車「いいやま菜の花まつり号」が運転されました。
飯山線入線ということでDD1611が登板となっています。



桑名川付近にて



森宮野原駅にて



信濃白鳥付近にて

小さなディーゼル機関車が大型の客車4両を従える画は滑稽ながら、大変趣きのある光景です。
元々小貨物用の機関車であり、SGを持たないことから客車列車を牽引することは殆どありませんでした。大糸線では、急行「シュプール」をDE10とプッシュプルで引いた実績はありましたけど。国鉄時代では考えられなかったと思います。

客車そのものがほぼ絶滅状態となっており、長野地区では信越本線ですら分断されてしまったことから、これからの活躍を期待することもできないと思われ、JR東日本も維持困難と判断せざる得なかったことでしょう。

毎度貴重な写真のご提供、ありがとうございます。


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DD16303牽引:チキ工臨
国鉄型ディーゼル機関車:DD1620(大宮工場)

キハ100系:快速「しもきた」

2021-06-28 00:26:00 | 国鉄・JR快速列車
キハ100系:快速「しもきた」


青い森鉄道八戸・青森~JR東日本大湊線大湊を結ぶ快速「しもきた」。

国鉄時代に青森~大湊を結んでいた急行「なつどまり」が起源になるとおもわれますが、快速となってからは青森~大湊間が1往復の設定に対し、八戸~大湊の方が3往復の設定と、こちらの方がメインアクセスになっているようです。ちなみに、昭和53年の時刻表を見ると、八戸~大湊間の直通列車の設定はありませんでした。


まったく気が付かなかったのですが、令和3年3月ダイヤ改正において、青森~大湊間に1往復設定されていた列車が廃止になってしまったようです。

本来ならあまり縁のない場所ですが、寝台特急「日本海」を撮影に行った際、偶然にも撮影していました。



平成24年3月11日 青森駅にて キハ100-21 3534D 快速「しもきた」

初日、ちょうど青森駅に到着した際に遭遇しました。愛称も表示されていて、撮り甲斐のある列車です。
それにしても、単行とはさびしい。キハ100が検査時はキハ40系が使用されることもあったらしいです。



平成24年3月13日 青森駅にて キハ100-204 3534D 快速「しもきた」

撮影最終日、時間があったので駅をぶらつきに行ったらまた逢いました。
反対側から撮るとバックにハープ橋が写せることが分かったので、1両でまとまりも良いことだし、ちょっと凝ってみました。結果として良い記念になりました。


そう言えば、キハ100系って全然撮ったことがないような気がします。
ちなみに、0番代は64両を製造、200番代はたった5両のみ。
0番代がプラグドアなのに対し、200番代は引き戸化されているということです。

短い滞在期間で2種類の車両で記録できたのは大変良かったです。


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215系:「湘南ライナー」

2021-05-27 22:13:00 | 国鉄・JR快速列車
215系:「湘南ライナー」


令和3年3月ダイヤ改正において運用から離脱した215系。
しばらくは疎開留置されていましたが、このところようやく動きがあり、廃車による配給輸送が行われ始めました。

185系により運転が始まった「湘南ライナー」ですが、直ぐに好評となり、15両編成でも売り切れになることが多かったため、座席定員を大幅に増やした215系電車が導入されることになります。平成4年のことでした。

以来、「湘南ライナー」をメインに昼間の「快速アクティー」や多客の臨時列車にも使用されるようになりましたが、2ドアという特殊性から遅延を招くことが多くあったため、昼間の定期運用からは撤退してしまいました。

通勤の関係で新宿駅に停車中の215系を目撃することは良くありましたが、列車としては「ホリデー快速ビューやまなし」以外に撮影したことがなかったため、やはり大手町勤務時代に数回だけ接する機会がありました。


※撮影は、すべて東京駅です。



平成29年4月26日 「湘南ライナー9号」



平成29年5月11日 「湘南ライナー3号」



平成29年9月26日 「湘南ライナー9号」





平成31年1月4日 「湘南ライナー3号」



平成31年1月22日 「湘南ライナー9号」

3号は残業帰り、9号は飲み会帰りに当たっていたようですね。
215系はサボが幕式なのですが、ヘッドマークがかなり小さいのが難点でした。


185系「湘南ライナー」は車両の交代という意味で仕方のない廃止ですが、215系は普通列車用の車両であるためさすがに特急列車として続投することは出来ず、煽りを喰ってしまったような引退となってしまいます。特殊な車両のため、他線区での活用は難しく、廃車解体も時間の問題でしょう。


JR東日本 215系:こんなところで編
215系の点検蓋


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