マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

209系:南武線

2017-02-26 22:02:00 | 国鉄・JR普通列車
209系:南武線


平成27年度までにE233系への置き換えが実施された南武線ですが、209系が1編成のみ残存していました。
この度、青梅線で使用されていた6両1編成が改造を完了し、南武線へ転属することになりました。これに合わせて、最後に残った209系が引退となるそうです。



平成22年5月18日 府中本町駅にて

南武線も何回かは撮影に行ったことがありましたが、銀色になってからは全く無くなりました。
現場回りの仕事で何度か乗車機会があり、205系は何枚か記録することができましたが、何故か209系には殆どお目に掛かってません。

その中でも唯一撮影できるチャンスがあったのがこの写真でしたが、到着シーンを撮ろうとしたところ、武蔵野線の始発電車が引上げ線から動0きだして並走。しかも、始発電車ですから動かない壁となってしまいました。
とりあえず顔だけでもと記録しておいたのがこの写真ですが、結局これ以降現場の仕事はなくなり、記録するチャンスにも恵まれませんでした。

73系:南武線
101系:南武線
101系:南武線イベント列車「ドラえもん号」
103系:南武線(最晩年)
205系0番代:南武線
南武線浜川崎支線今昔:クモハ11~205系



京成電鉄:3500形未更新車

2017-02-23 23:51:00 | 私鉄(大手)
京成電鉄3500形未更新車


京成電鉄3500形は、昭和47年から導入開始されたステンレス製の電車です。

96両が導入され、一部は車体を更新して現在も活躍中ですが、車体の腐食度合いが思ったより激しく、更新するよりも新製する方が得策と判断されたことで中断、原形のまま残った車両が40両存在しました。
京成電鉄では3300形の淘汰も完了し、その後の新車の導入に伴って3500形未更新車についても徐々に数を減らしてきましたが、平成29年2月25~26日のさよなら運転をもって、最後の未更新車が姿を消すことになりました。



平成24年1月16日 京成高砂駅にて 3588編成 普通 ちはら台行き

京成電鉄へは高校生の頃に何度か撮影する機会がありましたが、狙っていたのは青電や3200形~3300形の鋼製車ばかりであり、銀色をした新しい車両には全く興味を示すことなく、3500形は1枚たりとも撮影していませんでした。

平成20年代になって現場仕事に3年間就き、京成電鉄にも乗る機会がありましたが、既にローカル運用のみとなっていた未更新車に出会う機会に恵まれませんでした。
この写真は、現場帰りに電車を待っていた際、中線の電車が発車した向こう側から姿を現したために慌てて撮影に行ったもので、カメラに収めることができたのは結局これが最初で最後になってしまいました。

昔はゴロゴロと走っていた電車でしたが、新車とばかりシカトした結果がこのようなことになってしまいます。この時も「まだ良いか・・・」と見送っていれば、完全に記録落ちしてしまう危険のあった車両でした。



583系仙台車:舞浜臨

2017-02-20 18:32:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
583系仙台車:舞浜臨


最後の583系として動態保存的に残されてきた、秋田車両センターの583系6連がとうとう引退すると発表されました。
多分、私が鉄道に興味を示して初めて好きになった車両が、この583系でした。

昭和43年から50年近くにわたって活躍してきた583系も、いよいよ最後となってしまいます。
583系については、当ブログにおいても数々ご紹介してまいりましたが、引退を記念し残ったものをご紹介したとおもいます。


同編成が仙台に所属した時代、仙台地区からディズニーランドへの団体列車がよく設定されていました。
過去ログにおいて『583系:団体列車「スターライトライナー」』として企画名付きの列車をご紹介したことがありますが、通常は特に名称の無いものが設定されていました。





平成20年5月3日 京葉線 潮見駅にて

運転区間は仙台~舞浜ですが、折り返しの関係で舞浜で降車後、東京駅での折り返しとなっていました。回送列車となり、比較的に早く折り返してくるため、上下とも撮影することが可能でした。
また、平成27年まで運転されていた秋田セ所属のもう1編成の583系と同じ運転日になることも多々あり、近い時間で2本の583系を捉えることもできました。



平成20年5月3日 武蔵野線 西船橋駅にて

同日、撮影会の後の打ち上げの帰り、帰宅のために武蔵野線ホームに上がると、偶然にも戻りの583系に出会いました。
フィルム時代だと撮影は難しかったですが、デジタルになってからはこのようなシーンでも記録に残すことができるようになりました。



平成21年5月23日 東大宮操車場にて

たまたまこちらに撮影に行った際、やはり仙台車と秋田車が同時に運転された日で、回送されてい来た583系を2本とも捉えることができました。

同編成は、青森運転所からの転属を前に徹底的な修繕が実施され、登場時に限りなく近い外観を再現し、6両編成に短縮の上N-1+N-2編成として仙台電車区に配置されました。
以来、対東京や磐越西線「あいづ」への代走などで活躍しましたが、485系の転入と秋田運転所の583系老朽化に伴い、平成23年8月に秋田へと転属しました。



国鉄 直流型電気機関車:EF5893(保存車)

2017-02-18 22:14:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF5893(保存車)


EF58シリーズ、今回は大宮総合車両センターで現在も保存されている93号機です。




平成25年5月25日


平成24年5月26日


平成21年5月23日


平成20年5月24日

いずれも大宮総合車両センターにおける「大宮鉄道ふれあいフェア」で展示されたものです。
センターでの保存であるため外部から見ることはできず、また、毎年展示されるわけではありませんので、保存されているとは言えお目に掛かれるのは限定的です。



平成6年10月10日

こちらはずっと遡って今から20年以上前になります。
この頃は保存車などの撮影はあまりしたことが無かったですが、同機が初めて一般の前に姿を現した時ではないかと思います。
確か「つばめ大集合」と銘打ったイベントで、JRになってまだそれほど経っていないためか、JR他社の協力を取り付けて、JR九州からは当時新鋭の787系「つばめ」、JR西日本からはなんとC622を呼んで展示されました。
おそらく、このイベントに合わせて同機が青大将塗装になったのではないかと思われますが、この時以来、現在をもっても青大将塗装のまま保存されています。

同センター保存車は、鉄道博物館に収蔵されなかった車両が他にもありますが、整備されずに荒れてしまい、解体されてしまったものもいくつかあります。しかし、93号機はEF58保存期の中では地味ながらも、かなり良好な状態で大切に保存されています。



追記:
 その後の調査で、同機は国鉄時代の末期に、既に青大将塗装で公開されていたようです。平成6年の写真でもきれいに保存されていますので、屋根付きの場所で保存されていたのかもしれません。
 また、同機は残念ながら平成28年11月に解体されてしまったそうです。


国鉄 直流型電気機関車:EF5890(高崎第二機関区)

2017-02-16 00:35:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF5890(高崎第二機関区)


EF58シリーズ、今回は東京機関区所属の90号機です。



昭和52年頃 蕨~西川口間にて EF5890牽引 「鳥海」回送(再掲)

過去ログ『EF58牽引:急行「鳥海」』でご紹介いたしました、東大宮送りの急行「鳥海」回送列車です。上野到着後、一旦尾久に引き上げてから時間が経って回送されるため、撮影中に度々キャッチすることができました。

90号機は標準的な上越仕様車で、大型のホイッスルカバーを装備していました。


90号機

昭和31年 9月 1日 日立製 米原機関区
昭和58年 6月18日 廃車 高崎第二機関区