マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

115系豊田車:快速「おさんぽ川越号」

2013-03-27 00:30:00 | 国鉄・JR快速列車
115系豊田車:快速「おさんぽ川越号」


川越線に武蔵野線から直通する歴史上も大変珍しい臨時列車が走りました。

平成25年1月26日と、同年2月9日の2日間だけ設定された快速「おさんぽ川越号」で、区間は新習志野~川越間の運転となりました。
使用車両は115系豊田車6連で、大宮~日進間は旧川越線に位置する短絡線が使用されています。
この短絡線は、川越車両センターで実施されるフェスタに展示するための車両や、ごく稀に運転される団体列車に使用されることぐらいしか無い経路でもあり、115系が一般営業として乗り入れること自体も初めてのケースとなり、注目を集めました。

2日間の運転ですが、初日のみ撮影に行きましたのでご紹介いたします。

※撮影は、平成25年1月26日、川越線日進駅にて。




短絡線をゆっくりと進んできた115系 9621M。
ヘッドマークはなく、行き先も「臨時」表示。ちょっとガッカリしました。
ここ日進駅から単線となる川越線では、密度が低いとは言え各駅での行き違いが必要となります。
ここ日進駅でも南行快速列車と交換です。




ちょっとモタモタ感がありますが、ここで115系が発車です。交換したりんかい線車両の快速の姿はもうありません。




そこそこのスピードを出して、珍客の115系営業車が川越線を走り抜けます。

歴史的にも稀な経路の設定であったということで、鉄道ファンの乗車が大変多く、賑わったようです。


運転日 平成25年1月26日、2月9日

豊田~新習志野 回9520M~9721M

新習志野~川越 9620M~9621M

川越~南古谷 回9622M

南古谷~川越 回9623M

川越~新習志野 9624M~9625M

新習志野~豊田 回9726M~9627M

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下っ端は「チンケ」なヤツ(笑)

2013-03-25 00:30:00 | 駅・停車場・操車場
みなさんは「チンケ」という言葉をご存知でしょうか?
ある程度の年齢の方はご存知でしょう。でも、女性はあまり知らないかもしれませんね。あまり使うことはないでしょうから。

サイコロ賭博で「1」を「チンケ」と呼ぶそうですが、私が知ったものでは「おいちょかぶ」で「1」を「チンケ」と呼んでいたことです。
父親が兄弟で集まったときに「おいちょかぶ」を始めたので、そこに混ぜてもらったのです。まだ小学生低学年でした。
ですから、かなり小さい頃から「チンケ」という言葉を知っていました。

現場実習のとき、助役からその「チンケ」という制度があることを聞かされました。

その名のとおり、新規採用或いは転属してきた職員は序列の一番下となり、役割として「チンケ」と呼ばれます。
これは差別的な位置づけにも受け取られかねないですが、特別な業務を担う一番下っ端の位置づけを単純明解に表すものであり、初めは非常に不快感がありましたが、直ぐに慣れました。

では「チンケ」の仕事とは?

一番下っ端の職員ですから、身の回りの世話をするのが当たり前の位置づけになります。
今でこそ新規採用の若造でも先輩たちと同じような振る舞いが許されますが、昔は実力の有無を問わず、下積みを経験させられます。

それは、買い物・食事の支度、床・風呂の掃除、寝具のセッティング・片付け、冬は灯油の搬入、そして、休息時間のお茶入れなど、新人としてすべき先輩の世話をこなさなければいけません。
しかも変わっているところでは、年齢は関係なく、他の操車場から異動してきた年上の先輩であっても、その所属に着いたときは一番下の「チンケ」を経験させられます。
ただし、操車係の上位格付けとなる職員は別扱いであり、何かの都合で上りハンプ←→下りハンプ相互間の異動も特別扱いとなっていたようです。

次回に続く。

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千葉ニュータウン鉄道 9008編成 運用離脱

2013-03-24 22:55:00 | ノンジャンル
既に過去ログ『千葉ニュータウン鉄道 9000形』でご紹介済みですが、平成25年3月1日から千葉ニュータウン鉄道9200形(9201編成)が導入されたことに伴い、2編成あった9000形のうち9008編成(9001~08)が運用を離脱したと言うことです。

残る9018編成も同年代車両であることから、また新造車が導入されるまでと言う、予断を許さない状況になってきました。

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引退 京成電鉄:3312 ファイアーレッド編成

2013-03-22 00:47:00 | 私鉄(大手)
引退 京成電鉄:3312 ファイアーレッド編成


過去ログ『引退 京成電鉄:3356 青電編成』において、京成電鉄100年事業としてリバイバル塗装3兄弟のうち青電編成が引退することをお伝えいたしましたが、まだ熱も冷め切らないうちに、これら3兄弟の引退が次々と発表されました。

赤電3324編成については、既に過去ログ『京成電鉄:赤電3300形 今昔』でご紹介しておりますので、今回はシリーズ最後となる12編成についてアップしたいと思います。

※撮影は、平成24年1月16日です。



柴又~金町間にて

京成電鉄3300形のリバイバル色3兄弟。そのうちのファイアーは1回見逃して以来、やっと逢えました。



金町駅にて



金町駅にて

サイドも。



柴又駅にて

帝釈天参拝後、柴又駅にて。
アングルを決める余裕がなく、障害物が・・・この駅は結構難しい。



柴又駅にて

発車直後、3300形の特等展望席から。残念ながら、ピントがガラスに合ってしまったようです。



柴又~高砂間にて

高架線が出来上がりましたが、単線ホームとなっているので、駅間のちょうど真ん中辺りから下り線へ渡ることになります。



柴又~高砂間にて

ポイントを渡った上り電車は、そのまま下り線を逆走します。かなりキモイですね。
下り線の道床ですが、高架になってからえぐられて深くなっています。高架との摺り付けの関係でしょうかね。かなり様子が変わりました。

3324編成(赤電)は平成25年3月20日まで、3312編成(ファイアーレッド)は平成25年3月24日までで引退となります。


京成津田沼駅 車庫にて

高校生のとき、青電が引退すると共に、このファイアーレッドに塗装が変更される時代をリアルタイムで見ました。
塗装合理化の一環なんでしょうが、とても似合っているとは言えず、写真を撮ったのもこの1枚だけでした。

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EF510-500牽引 貨物列車

2013-03-20 03:27:00 | 国鉄・JR電気機関車(交流・交直流)
EF510-500牽引 貨物列車


JR発足以来、26年もの長きに亘って貨物列車を牽引してきた田端の機関車ですが、EF81から引き継いだ常磐線系の貨物列車牽引も、EF510にバトンタッチしてわずか2年強で撤退することとなりました。
とりあえず、安中貨物を中心に、号機を集めてみました。



平成23年12月29日 EF510-501牽引 2082レ



平成23年11月27日 EF510-502牽引 2082レ



平成23年9月18日 EF510-504牽引 5781レ



平成24年3月18日 EF510-505牽引 5781レ



平成25年3月10日 EF510-506牽引 2095レ



平成24年4月7日 EF510-507牽引 5781レ



平成23年1月15日 EF510-508牽引 5781レ



平成24年5月19日 EF510-509牽引 5781レ



平成23年6月28日 EF510-510牽引 5781レ



平成25年3月10日 EF510-511牽引 5388レ



平成24年4月1日 EF510-512牽引 5781レ



平成24年3月15日 EF510-513牽引 2082レ



平成23年12月24日 EF510-514牽引 5781レ



平成23年11月27日 EF510-515牽引 5781レ

安中貨物はかなり撮っていますが、銀ガマの時の方が確率が高いようです。
何故か503号機は抜けてしまってます。507号機も変なのしかなかったのが残念。

JR東日本との契約が解除になったとすると、今後はEF510-500が代走で入る可能性もなくなってしまいますし、これは田端のEF65PFも同様となると考えるのがスジでしょう。
非常時における代走の契約或いは協定のようなものを結んでいれば、今までどおりイレギュラーも期待できますが、果たしてどうなっているのでしょうか?

それと、貨物運用からの撤退により、田端のEF510は15両もいる筈がありません。
予備も含めて精々6~7両程度あれば十分と思われ、当初に噂されたJR貨物への売却や、或いは長岡や青森のEF81との交代というのも見据える必要があるかもしれません。

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