マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

京浜急行電鉄:800形(2代)

2019-03-31 00:14:00 | 私鉄(大手)
京浜急行電鉄:800形(2代)


京浜急行電鉄800形(2代)は、昭和53年から61年にかけて製造された普通列車用の車両です。1000形に続き、片側4ドアの通勤輸送に適した形態となっていました。
オールM車・3両編成となっていましたが、その後の急行運用充当機会の増大などがあり、中間車の新造によって6両固定編成が登場、さらに、3両編成で残った編成の運転台を撤去し、6両編成となったものもありました。

時代が変わり、京浜急行にもステンレス車が導入されるようになると鋼製車である800形も平成23年度から廃車が始まり、最後に残っていた2編成のうち白帯塗装車が平成31年3月に運用が外れました。
そして、最後に残ったリバイバルカラー編成も新元号6月16日の特別貸切列車の運転をもって終焉を迎えることになるようです。



平成20年1月5日 六郷土手駅にて 816編成

多分、初めて京急の撮影をしたような気がします。もっとも、この時も狙いは「富士」「はやぶさ」だったのですが、当時はまだ残っていた1000形の写真がたくさん撮れたので大変良い機会でした。その中では800形というのは興味の対象外でした。



平成21年2月28日 仲木戸駅付近にて

これもやはり「富士」「はやぶさ」狙いでしたが、待ち時間に撮影した京急の写真の中に800形の写真が1枚だけありました。



平成23年7月8日 梅屋敷駅にて

現場回りの時にホームからはみ出して停車する梅屋敷駅に興味を持ち、たまたま梅屋敷駅近くの現場があったため、はみ出しの光景を記録できました。高架化工事が進んでおり、ちょっと判りづらくなってしまったのが残念でしたが、当時は普通列車と言えば800形という時代であり、この光景の主役も800形という感じでした。





平成23年7月8日 北品川~品川間にて 809編成


平成23年7月8日 北品川~品川間にて 814編成

同日、品川への現場へ向かうついで、1駅手前の北品川で下車し、昼休みを利用して撮影していました。



平成24年11月15日 青物横丁駅にて 827編成

これも現場回りの時間調整中に撮影。



平成25年10月12日 品川~北品川間にて 825編成

東海道本線臨時列車撮影のついでにキャッチ。



平成29年6月26日 平和島駅にて 824編成



平成29年12月11日 鮫洲駅にて 819編成


平成29年12月11日 鮫洲駅にて 825編成


平成29年12月11日 鮫洲駅にて 824編成

久し振りに現場で京急沿線がありました。800形も段々減って来たようでしたが、目標は2000形であり、800形はあくまでもそろそろ危ないくらいの感覚でした。



平成29年12月11日 800形運転台

気が付けば絶滅危惧化していた800形。その後京急沿線を訪れる機会もなく、この時が最後の撮影となっていました。
本来ならもう少し使える車両なのでしょうが、本来なら無くても良いホームドアの設置と言う時代の流れに嫌われてしまい、悲しき運命を辿ってしまった4ドア車でした。


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キハ58系新潟色:団体列車(上越線)

2019-03-24 19:32:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
キハ58系新潟色:団体列車(上越線)


国鉄時代、非電化区間ばかりか電化区間においても活躍した急行形気動車、キハ58系。
急行形気動車の集大成のような存在でしたが、急行列車と言うカテゴリですら消滅してしまうとは思いませんでした。

急行列車の衰退と共に、普通列車へとその用途を変えていった晩年、電化の特性によらずどこでも走ることが出来る車両として、団体列車や臨時列車にも重用されたキハ58系。
本来は気動車が走る必要性のない上越線で、1度だけその姿をキャッチしたことがありました。



平成5年8月22日 水上~上牧間にて

EF55の写真を撮るために構えていたところに、背後からやって来たキハ58系団体列車。
ノーマークだったので三脚に据えた中判カメラは向きを変えることができず、後追いで撮影したものです。

先頭の方の側面が見えませんが、確かオール新潟色だったと記憶しています。
当時は老朽化したキハ20系や30系が淘汰され、急行列車の廃止で余剰となったキハ58系が普通列車用として非電化区間で活躍していました。

しかし、上越線の枝線では非電化区間が存在しないため、このような形で入線してくることは、当時としてもあまり見ることが無かったと思います。

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115系:広島・西日本更新色

2019-03-21 15:54:00 | 国鉄・JR普通列車
115系:広島西日本更新色


勾配のある直流区間の汎用型普通列車用車両として活躍していた115系。
かつては、北関東から上信越、中部や山陽方面まで、多くの車両が誕生し、活躍しました。しかし、初期車の誕生から50年が過ぎ、現在も活躍している115系は新潟地区と西日本のみとなっています。そしてそれらも着実に世代交代し、譲渡により主力となっているしなの鉄道も含め、終焉が近づきつつあるようです。

115系に関しては過去ログで数多くご紹介していますが、その殆どは関東のものであり、西日本における115系については殆ど記録がありません。
その中で、四国に行ったついで、岡山に初めて着地した際に更新色(確認カフェオレ色)を少しだけ撮ってありました。


※撮影は、平成22年7月25日、岡山駅にて。



D03編成 カフェオレ色

クモハ+モハ+クハの3連。カフェオレ色と言われる広島更新色です。



N-21編成 モハ115-3509

時間をおいて、元117系を改造した3500番代を連結していたので、中間だけ撮ってありました。
こちらは関西更新色と言われるそうで、幕板部のベースが広島更新色よりも明るい白となり、ミルクカフェオレ色とも呼ばれていたそうです。


本当は先頭車化改造の車両を撮りたかったのですが、県庁所在地駅ながら日中の普通列車の本数が少なく、滞在時間も短かったためにこの2本しか撮れませんでした。
この後間もなく、いずれも黄色一色に塗られてしまい、非常に見栄えが悪くなってしまいました。
未だに目的の改造車などを記録出来ていませんが、この時撮影した更新色も既に消滅しており、過去帳入りしてしまったことを考えれば、きちんと記録しておいて良かったと思います。

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ゆりかもめ:船の科学館駅

2019-03-17 01:57:00 | 駅・停車場・操車場
ゆりかもめ:船の科学館駅


平成31年3月ダイヤ改正において、ゆりかもめで駅名が改称される『ゆりかもめ:国際展示場正門駅』をアップしましたが、もう1か所改称される駅があります。
船の科学館前に設置されたその名もズバリ「船の科学館駅」ですが、本日より「東京国際クルーズターミナル駅」という、やたら長い名前の駅になります。

仕事やイベントなどで何度も通過したことのある駅ですが、今まで一度も下車したことはありませんでした。
縁がないので訪問についてどうしようか悩んだのですが、せっかく近いところで働いていることもあり、改称前最終日であるダイヤ改正前日、仕事帰りに訪問しました。
ただ、近い距離なのに非常にコストが高いため、なんとか安く行ける方法を思案し実行したところ、なんと、帰宅時間帯にアクセスがなくなってしまうこと衝撃を受けました。このまま帰宅するか、何とか行くか、結果として夜の街を品川駅から天王洲アイル駅まで徒歩移動。さらに東京テレポート駅から徒歩で、大手町から1時間半掛けてやっと着きました。
こんなことなら初めからゆりかもめ使えばよかった・・・。


※撮影は、平成31年3月15日です。






駅舎用の駅名表示は、他の駅と同じ標準的なもの。特に変化が見られないので、終電後に改装されるようです。




改札口の駅名表示は、改称後の表示にシールが上貼りされており、こちらはシールを剥がすだけに準備済みでした。




券売機上の運賃案内板。船の科学館駅と国際展示場正門駅にはシールが上貼りされていました。




改札正面にある周辺案内板。元々がステッカー式なのか、ちょっと分らないです。




帰路はホームの駅名も撮りたかったので、乗車券を購入してホームに上がります。
ホーム内の駅名表示は既に工事が終わっているようで、明らかに違った色の上貼りが。良く見ると新駅名の凸凹が判ります。




路線駅名の案内板は既に改修が終わっているようですが・・・




隣に掲示されている路線図は改修されていない様子。かなり古く汚れている箇所もあります。
新橋行の電車が停止してホームドアが開くくらいのタイミングで気付いて撮影したため、かなり焦りました。
これにて「船の科学館駅」とは永久にお別れです。




帰りの電車の車内で、案内表示にも駅名が出ていることに気付くも、液晶の案内は出発後に気が付いたため、表示を撮るには間に合いませんでした。
反対側ドアには紙製の案内図が掲示されていますが、旧車両とサイズが合わないのか、膨らんだように差してありました。こちらは紙製なので、入庫ごとに交換するのでしょう。




船の科学館→190円 小

入場券がないので初乗りの小児運賃で記念乗車券。



普通乗車券 船の科学館→380円

帰りはSuicaを使わずに切符を購入。新橋駅で係員の方にお願いし、記念にもらってきました。実はこの区間、ICよりも切符の方が1円安い。




最後に危なく忘れそうになった領収書。発行の表示が後から出るので、忘れやすいかもしれません。
それにしても、新しい駅名はかなり長いので、どのように表示されるのか気になります。


往路の段取りに失敗し、平日で8500歩くらいのところ15000歩超えになってかなり足が疲れてしまいましたが、記録もできて記念品もGETできて・・・心折れずに訪問して良かったと思いました。

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E257系:「青梅ライナー」

2019-03-15 23:29:00 | 国鉄・JR快速列車
E257系:「青梅ライナー」


平成13年12月1日から運転を開始した「青梅ライナー」。
誕生経緯は「中央ライナー」と同様です。

やはり、平成31年3月16日のダイヤ改正で特急「おうめ」が運転されるようになることから、永らく続いたホームライナーの歴史にピリオドが打たれることになりました。
「青梅ライナー」は平日下りに3往復が設定されていましたが、改正後の特急「おうめ」は1本のみとなってしまうため、発展的解消と言うよりは改悪されてしまうようにも思います。




平成29年5月23日 神田駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」


平成29年6月2日 神田駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」


平成29年6月6日 神田駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」


平成30年6月8日 神田駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」


平成30年8月1日 神田駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」

同じような写真がズラズラと。
転勤で神田駅を利用するようになり、定時からちょっと遅れて退勤すると、神田駅でちょうど「青梅ライナー1号」に当たることがあります。
5~7月くらいだと走行写真も撮れる明るさで、これ以外にも何回か狙っていますが、通勤ラッシュ帯に入るためカブられることも多く、この枚数に留まりました。





平成31年1月11日 東京駅にて 3561M 「青梅ライナー1号」

改正で「青梅ライナー」の廃止を知りましたが、いつも走行写真で非貫通側ばかりだったので、いずれ撮ろうと思っていた後部側を押さえるため、東京駅で1度だけ迎撃しました。

我が家はホームライナーと全く縁のない場所であり、こういった列車に乗る機会がなく、1度は乗ってみたいと思っていたこともありましたが、遅い時間にかなり遠回りで余計に帰宅が遅くなることを考えると、どうしてもその気にはなれませんでした。

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