185系:特急「踊り子115号」大宮延長
令和3年春のダイヤ改正で185系の撤退が決まった特急「踊り子」。
特急「踊り子」の運転区間は東京~伊豆急下田となっており、時代を追うごとに始発駅に変化をもたらしてきました。
近年までは大宮始発の「踊り子」も設定されていましたが、利用状況が良くないこともあってか、平成28年くらいを最後に設定されなくなってしまったようです。
大宮始発(延長運転)の伊豆特急は「スーパービュー踊り子1号」が定番で、検査等で車両が足りないときは185系による大宮始発の「踊り子」が設定されました。いずれも新宿始発となる「踊り子」の延長運転であるため、大宮~新宿間は貨物線経由でした。
平成27年3月に上野東京ラインが開業したことにより、貨物線経由だけではなく、東京発の「踊り子」でも大宮始発着の延長運転が可能となりました。
そしてこの年の夏臨において、初めて185系による大宮始発~上野東京ライン経由の「踊り子115号」「踊り子114号」が設定されました。
平成27年8月15日 185系A6+C6編成 臨時特急「踊り子115号」
定期列車の「踊り子115号」をそのまま大宮始発として設定したため、基本+付属の15連で運転されたのが特徴です。
それまで運転された大宮始発では基本10連のみの編成となっていたため、15連での運転はこの時が初めてであったと思われます。
運転日は8月13~15日の3日間のみで、その後の年末年始の設定もなく、以後において定期列車の延長運転が設定されることはありませんでした。
185系電車の大宮配置化と上野東京ラインの開業による副産物でしたが、地元でフル編成の正調「踊り子」を見ることができたのはこのワンシーズンだけであり、大変貴重なシーンとなってしまいました。
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令和3年春のダイヤ改正で185系の撤退が決まった特急「踊り子」。
特急「踊り子」の運転区間は東京~伊豆急下田となっており、時代を追うごとに始発駅に変化をもたらしてきました。
近年までは大宮始発の「踊り子」も設定されていましたが、利用状況が良くないこともあってか、平成28年くらいを最後に設定されなくなってしまったようです。
大宮始発(延長運転)の伊豆特急は「スーパービュー踊り子1号」が定番で、検査等で車両が足りないときは185系による大宮始発の「踊り子」が設定されました。いずれも新宿始発となる「踊り子」の延長運転であるため、大宮~新宿間は貨物線経由でした。
平成27年3月に上野東京ラインが開業したことにより、貨物線経由だけではなく、東京発の「踊り子」でも大宮始発着の延長運転が可能となりました。
そしてこの年の夏臨において、初めて185系による大宮始発~上野東京ライン経由の「踊り子115号」「踊り子114号」が設定されました。
平成27年8月15日 185系A6+C6編成 臨時特急「踊り子115号」
定期列車の「踊り子115号」をそのまま大宮始発として設定したため、基本+付属の15連で運転されたのが特徴です。
それまで運転された大宮始発では基本10連のみの編成となっていたため、15連での運転はこの時が初めてであったと思われます。
運転日は8月13~15日の3日間のみで、その後の年末年始の設定もなく、以後において定期列車の延長運転が設定されることはありませんでした。
185系電車の大宮配置化と上野東京ラインの開業による副産物でしたが、地元でフル編成の正調「踊り子」を見ることができたのはこのワンシーズンだけであり、大変貴重なシーンとなってしまいました。
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