マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

185系:特急「スワローあかぎ2号」

2016-03-30 00:10:00 | 国鉄・JR特急列車
185系:特急「スワローあかぎ2号」


前回記事と順序が入れ代わってしまいましたが、やはり2016年ダイヤ改正で消滅する185系「あかぎ」です。
前記事の「スワローあかぎ13号」と同じ新宿に顔を出す特急列車ですが、こちらは改正後も残存します。そこそこの乗車率があるためと見られますが、651系化に伴い、185系としては最後となります。



平成26年5月16日 185系A8 「スワローあかぎ2号」



平成26年7月23日 185系A3 「スワローあかぎ2号」



平成26年8月20日 185系A8 「スワローあかぎ2号」



平成26年9月17日 185系A5 「スワローあかぎ2号」



平成27年12月29日 185系A3 「スワローあかぎ2号」





平日のみの設定で、しかも”せっかくの有給に早起きはしたくない”意識が働いてしまうので、2年間の間にこれしか撮っていませんでした。さらに、最後の写真は1年以上も期間が開いてしまって・・・とてもチャンスを有効に捉えていたとは思えません。

185系が「あかぎ」系統から撤退してしまったことにより、さらに廃車が出る可能性が出てきました。651系やE257系の有効利用が段々と現実味を増して来たようですので、臨時列車による活躍も陰りが出てくるかもしれません。



185系:特急「スワローあかぎ13号」 最終列車

2016-03-28 00:10:00 | 国鉄・JR特急列車
185系:特急「スワローあかぎ13号」 最終列車


2016年ダイヤ改正、185系電車が首都圏北部の定期営業運用から撤退するとともに、新宿夜発のホームライナー的に残っていた特急「あかぎ」自体が廃止されてしまいました。

残業時に新宿駅で何度も目撃しているものの、カメラを持ち歩かなかったので殆ど撮影することもありませんでした。
今改正が発表になった時点において、『平成28年ダイヤ改正:新宿夜発 特急「あかぎ」廃止』で記事をアップしておりますが、運転最終日に最後の姿を記録出来ましたのでここにご紹介したいと思います。

※撮影は、平成28年3月25日、新宿駅にて。特急「スワローあかぎ13号」最終列車。




同列車の入線は早いため、既に撮影者が多数群がっていました。ホームが階段で狭くなっているので沢山居るように見えますが、ホーム総勢でも3~40人程度でしょうか?有名な列車の最後とは比較にならないほど、やはり地味な存在であることを実感します。




「スワローあかぎ」は651系化後も残りますが、朝の上り列車のみとなりますので、この「前橋」のシチュエーションは消滅してしまいます。




サロ185の表情。




後部もそこそこの人だかり。発車15分度前になっても、乗客は殆ど現れません。




この表情も今宵が最後。




少数のファンに囲まれて出発を待つ「スワローあかぎ13号」。もしかしたら、乗客総数よりも撮影者の方が多いかもしれない。

出発を見送らずに帰途につきましたが、埼京線が赤羽に到着すると同時に、目の前を颯爽と通過していきました。



789系:「白鳥」

2016-03-27 00:44:00 | 国鉄・JR特急列車
789系:「白鳥」


前記事で789系「スーパー白鳥」をご紹介いたしましたが、今回はスーパーではない789系「白鳥」のご紹介です。

「はつかり」から「白鳥」への切替当時より、速達タイプはJR北海道789系による「スーパー白鳥」、停車駅が多いものをJR東日本485系3000番代による「白鳥」としていましたが、運用の調整等により「白鳥」に789系が使用されることがありました。
ただ、それほど頻繁には行われていなかったようで、現地においてもこの運用を注目するファンが居たようです。私も現地に行ったときに線路端で知り合った高校生に情報を聞き、偶然に捉えることが出来ました。


※撮影は、平成24年3月13日です。





789系 「白鳥28号」 油川~青森間にて

貨物列車を撮影するために青森車両センター付近うろついていました。
ここで1人だけ撮影者と出会い、聞くところによると地元の高校生で、スーパーではない789系「白鳥」が来るという情報を得ました。しかも定期列車への運用変更のようです。
この情報を聞かなければ、撮らずに立ち去っていたかもしれませんでした。



789系 「白鳥23号」 青森駅にて

バスに乗って青森駅に戻ってみると、偶然にも折り返しとなるスーパーではない789系「白鳥」が停まっており、じっくりと撮ることが出来ました。




ヘッドマークをアップにしてみると、デザインは「スーパー白鳥」とまったく同じようですが、「super」の文字が表現されておらず、「白鳥」専用のものとなっています。



平成24年3月13日 青森駅にて モハ789-200

中間に簡易運転台が付いた車両です。いつもこうしたシーンを逃してしまうので気を付けていました。

青函トンネルを通過する在来線定期旅客列車は消滅し、こうして青森駅でJR北海道の車両を見ることも、今後はまずなくなってしまうのでしょう。
特急「白鳥」は2度目の消滅となってしまいました。



789系:「スーパー白鳥」

2016-03-24 02:23:00 | 国鉄・JR特急列車
789系:「スーパー白鳥」


平成14年12月1日、東北新幹線八戸開業に当たり、アクセス特急「はつかり」を引き継ぐ形で誕生した特急「白鳥」。
JR東日本485系3000番代の「白鳥」及びJR北海道789系の「スーパー白鳥」の2形態で運転が開始され、東北新幹線新青森開業後も同様の運行形態で推移しました。

平成28年3月21日、北海道新幹線の開業に当たり、切替工事の関係で早めの廃止となってしまいました。

「はつかり」から「白鳥」への移行後、まったく北海道に渡ったことが無く、さらに青森の地でさえ足を踏み入れたことがありませんでしたので、「日本海」の最後を見届けに行った際に出会った789系が最初で最後となってしまいました。



平成24年3月11日 青森駅にて 789系 「スーパー白鳥25号」



平成24年3月11日 青森駅にて 789系 「スーパー白鳥31号」



平成24年3月12日 青森~油川間にて 789系 「スーパー白鳥25号」



平成24年3月12日 青森~油川間にて 789系 号数不明


青森をうろついている間に何本もの「スーパー白鳥」を見ましたが、駅撮りを何本しても同じなのでこれしか撮っていません。
また、青森駅内に長い時間滞在していた訳ではないので、485系「白鳥」は1回も逢えませんでしたし、785系300番代は目撃したものの、他の列車を優先したために見送り、翌日からは増結が解除されて結局は撮影することができませんでした。

その後も訪れる機会があるかと思っていましたが、月日があっという間に経過してしまい、この時の撮影が最初で最後となってしまいました。
青森駅に到着した際、1分差で発車した新青森までの「スーパー白鳥」に思わず飛び乗り、1駅だけでも乗ることが出来たのがせめてもの救いでした。

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寝台特急「カシオペア」:上り最終便

2016-03-21 19:38:00 | 国鉄・JR特急列車
寝台特急「カシオペア」:上り最終便


平成28年3月、北海道新幹線開業を前に青函トンネルの旅客列車運転休止に伴い、寝台特急「カシオペア」は早めのラストランを迎えることになりました。

下りのラストランとなる19日は、お彼岸の墓参りの帰り道に渋滞に遭い、間に合いませんでした。
上野着21日は何も用事を入れないことにして、無事に見送ることができました。

通過1時間ちょい前となる「スーパービュー踊り子1号」の時は1名しかいませんでしたが、20分ほど前に再出場すると、既に30名くらいは集まっていたでしょうか。
刻々と見送り隊が集まり出し、テツばかりではなくお子ちゃまやじいちゃんばあちゃんまで賑やかなお見送りとなりました。


撮影は、平成28年3月21日です。



EF510-510牽引 上り最終「カシオペア」

ヘリコプター2機の先導と共に?ライトが見えました。
蕨駅発の京浜東北線と思わぬ並走になり、反対側は全滅か?と思われましたが、この日の「カシオペア」はゆっくりとしたスピードでやって来たので、ギリギリかわせたかもしれません。




歩道橋は最後の姿を捉えようとするギャラリーで一杯。アングルとしては正調な階段は意外と少なめ。素人の多さが目立つ。




橋上の人たちはもれなく後ろ姿を見収める。




姿が見えなくなるまで見送る人、仕上がりをモニタリングしている人、思い思いに立ち尽くし、熱が冷めるようにサッと消え去っていった。

10分後には残ったのは親子1組だけだった。

定期運転は最後となりますが、これまでの「カシオペアクルーズ」のような体制で再び戻ってくるようです。
その時にはEF510はもういなくなっているかもしれませんが、EF81などの牽引でまたその姿を見ることができるかもしれません。