マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

DD1611牽引:チキ工臨

2021-11-27 17:17:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
DD1611牽引:チキ工臨


過去ログ『DD16303牽引:チキ工臨』で飯山線向けと思われるチキ工臨をご紹介したことがありましたが、先般、金町のHさんよりDD1611が牽引するチキ工臨の写真を提供いただきましたので、この機会にご紹介したいと思います。







いずれも平成28年6月30日に撮影されたもので、小海線を走るチキ工臨です。

前出の飯山線の工臨と同様に、DD16がチキ5200を2両牽引するこじんまりとした編成です。

DD16が全廃となり、今後はキヤ2連が取って代わるようになってしまうのですね。


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JR東日本 DE101202:越中島支線チキ工臨

2021-06-03 08:08:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
JR東日本 DE101202:越中島支線チキ工臨


先日アップいたしました『JR東日本 越中島支線:DE10牽引 チキ5500×4』で牽引に当たっていたDE101202。

国鉄時代は弘前機関区に長く籍を置き、国鉄時代末期から民営化後の平成9年3月までは新庄機関区に配置されており、山形新幹線改軌工事により陸羽東線経由となった寝台特急「あけぼの」の牽引にも当たっていたようです。

その後、宇都宮機関区に配置換えとなり、主に田端~房総方面の工臨や臨時列車等の牽引に使用されていました。





平成24年9月28日 越中島支線にて DE101202牽引 チキ工臨

JRになってから房総方面では殆ど見たことのなかったDE10。たまたま撮影したのが1202号機でした。

この写真を撮った1年後の平成25年9月に廃車になったしまったようです。

しかし、ネットで検索を掛けてみると、その後、岡山や九州で撮られた写真が見受けられます。
調べてみると、JR東日本で廃車になって早々、JR貨物が買い上げたようで、遠く離れた岡山機関区へ配置され、主に米子地区などで活躍していたよう。
さらに、翌平成27年5月には門司機関区へ転属となり3年弱程活躍、平成30年頃まで活躍していたそうです。

北国生まれの1202号機は、廃車の難を逃れて長生きし、最終的には南国九州で活躍した異色のカマのようです。


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DD51牽引 50系客車:磐越西線(その3完)

2020-09-30 00:00:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
DD51牽引 50系客車:磐越西線(その3完)


DD51磐越西線シリーズの最終回です。

同一路線ながら電化区間と非電化区間が存在し、それぞれ電車や気動車と客車列車が混在していた磐越西線。
東北地方の中でも遅くまで客車列車が残っていた同線で、客車が50系化されたと言えども変化のある良い路線でした。個人的には、非電化区間でDD51が牽引する旧型客車時代を撮っていなかったのは残念でしたけど。


※撮影は、平成4年3月13日です。撮影区間は最後の2枚以外不明確なので表示を省略しています。














50系化された普通列車は、通学時間帯の一部を除いて5両編成が多かったようですが、この頃になると殆どの列車が真ん中のオハフを除いた4両編成になってしまったようです。

ここ磐越西線の客車普通列車は、平成7年11月30日をもって気動車化されてしまい、50系客車は牽引機のDD51ともども消滅してしまいました。


DD51牽引 50系客車:磐越西線(その1)
DD51牽引 50系客車:磐越西線(その2)
三つ目のDD51:DD51745
ED7712牽引 旧型客車:普通列車(磐越西線)
ED77牽引 50系客車:普通列車(磐越西線)
ED75牽引:50系客車普通列車(磐越西線)
キハ58系:普通列車(磐越西線)
455系 普通列車&快速「ばんだい」:磐越西線
キハ58系:快速「あがの」


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DD51牽引 50系客車:磐越西線(その2)

2020-09-19 12:17:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
DD51牽引 50系客車:磐越西線(その2)


DD51牽引 50系客車:磐越西線(その1)』でご紹介いたしました磐越西線から1年ほど開いてしまいました。

鉄道写真でも秋の紅葉というのは季節のポイントとなる訳ですが、その時期には祝日など連休が無いために、殆ど撮影に出掛ける機会というのがありません。道路が大混雑するというのも理由の一つです。
平成2年の時にもそのような想いがあり、思い立って出掛けたことがありました。その思い立ったという場所が磐越西線で、当時としては1人でクルマをころがして同線を訪問するのは珍しいことでした。



平成2年10月28日 徳沢~豊実間にて

DD51牽引50系客車の普通列車です。

本来なら紅葉のシーズンの筈ですが、ご覧のとおりの沈着してしまってます。
次期を逸してしまったのかと思いましたが、他にも数名の撮影者も居ました。話をしてみると、どうもその年に日本海側からの台風が上陸したため、日本海からの塩分をばらまいたおかげで紅葉しなかったということらしいです。

夜通し走って朝から撮影に臨んだにもかかわらず、天気も悪くガッカリ。本数も少ないために意気消沈し、さっさと帰ってきてしまいました。

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DE103505牽引:城端線 二塚貨物

2020-03-23 07:14:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
DE103505牽引:城端線 二塚貨物


JR貨物富山機関区に新鋭DD200が配置となり、富山~速星間に設定されていたDE10牽引による貨物列車が令和2年3月14日をもって置換えられ、富山地区からDE10が完全撤退となったそうです。
守備範囲ではない遠い地域でのことなので、まったく眼中にありませんでした。

自分も「トワイライトエクスプレス」の最後を撮りに行った際、偶然にもDE10牽引の貨物列車を撮ったことを思い出したのですが、「速星って、高山本線?じゃ、私が撮った列車は何?」ということで、記録を掘り起こしてみると城端線乗り入れの通称「二塚貨物」であることを改めて思い出しました。

DE10牽引の最後となった通称「速星貨物」ということは・・・「二塚貨物」ってどうなったんだけ?
調べてみたら、とっくに廃止になっていたそうです。全然気にも留めていたかったです。


※撮影は、平成27年1月24日、小杉~越中大門間にて。



DE103505牽引 二塚行 貨物列車

バックに立山連峰が写せる場所で特急「北越」などを撮るため、この区間で撮影していました。
ちょうど時間が合って二塚貨物を撮影することができました。



DE103505牽引 富山貨物ターミナル行 貨物列車

比較的に長い時間滞在していたため、返しの列車も撮ることができました。牽引機は往路と同じカマです。持っていたダイヤより早い時間の通過だったので、危なく撮り逃すところでした。

この時は、この列車の撮影目的ではなく、数々の列車を本線で撮影しなければならなかったため、城端線まで足を運ぶ余裕はありませんでした。
しかし、もはや本線をDEが牽引する貨物列車もかなり少なくなっている現状で、記録できたことは本当に良かったと思います。

今回のダイヤ改正がきっかけで調べたところ、この写真を撮影した平成27年9月末をもって二塚貨物はトラック輸送に切り替わり、運転休止となったそうです。そしてそのまま復活することはなく、平成29年4月1日に正式に廃止にとなったらしく、このことは全く認識していませんでした。

残念ながら、非電化区間での記録は叶わなかったわけですが、この行程で偶然にも記録することができて良かったです。DE15改造の3500番代の写真も今のところこれだけですから。

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