マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

寝台特急「あけぼの」:有り得ない牽引機編

2014-04-29 17:35:00 | 国鉄・JR特急列車
寝台特急「あけぼの」:あり得ない牽引機編


平成26年3月に廃止となった寝台特急「あけぼの」が、臨時寝台特急として1か月半振りに還ってきました。
この機会に、過去にイベントで撮った展示機の中から、機関車とヘッドマークの組み合わせが有り得ない「あけぼの」を並べてみます。



平成20年5月24日 EF651001 おおみや鉄道ふれあいフェア

これは現役時代に実際にあったシチュエーション。誕生から昭和47年くらいと、ヘッドマークが復活した昭和59年以降で1001号機がJR機となるまでの間です。
しかし、この写真を撮った時すごく違和感がありました。それはスノープラウの存在です。
宇都宮運転所のPFはスノープラウが装着されていてこそ・・・というイメージが子供の頃から焼き付いています。



平成21年11月14日 EF651107 尾久ふれあい鉄道フェスティバル

こちらは国鉄時代から時代的には交錯するものの、いわゆる1100番代が宇都宮運転所に配置されていないことから、牽引した実績は無い筈です。
それでもスノープラウが装着されている上にパンタが上がっていないこともあり、一見するとなんだかありそうな雰囲気です。



平成19年5月26日 EF651082


平成21年5月23日 EF641002


平成22年5月22日 EF641007


平成23年10月15日 EF641028

こちらは言わずもがな、JR貨物機にヘッドマークを取り付けた有り得ない面々。いずれもおおみや鉄道ふれあいフェアにて。
どれも形式としては牽引実績がありますが、「あけぼの」牽引の経路上では緊急予備機が配置されているため、故障があっても貨物機が牽引することはありませんでした。



平成20年11月22日 DD51842 尾久ふれあい鉄道フェスティバル

奥羽本線の非電化時代、昭和50年10月に全線電化が達成されるまで、非電化区間はDD51が牽引していました。
組み合わせとしては有りですが、ヘッドマークの掲出期間は非常に短く、ブルトレにヘッドマークが復活した頃にはDD51牽引は既にありません。
昭和50年と言えば私は小学生6年かな。DD51が牽引する「あけぼの」を実際に見てみたかったです。



平成22年11月20日 EF510-515 尾久ふれあい鉄道フェスティバル(再掲)

このイベント当時としては”有り得ない組み合わせ”でしたが、平成23年8月、上越線が大雨により長期間不通になり、東北・北上線経由によって迂回運転が行われました。
その際、東北本線経由となったためにEF81が牽引すると思われましたが、既に定期運用から撤退していたためか、EF510が牽引する「あけぼの」が実現しました。
しかし、残念ながらヘッドマークは取り付けられませんでした。展示車のヘッドマークステーを見る限りはEF510に装着可能なものを誂えたように思われますが、大人の事情なのか、迂回運転された3日間とも実現しませんでした。

今後のイベントではこのような奇怪な「あけぼの」を見る機会があるかもしれません。
臨時としての「あけぼの」もいつまで運転されるでしょうかね。

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全日空:ボーイング747

2014-04-27 01:49:00 | 船舶・飛行機
全日空:ボーイング747


EF66シリーズが長く続いたため、一旦休息することにしました。

今回は、本編初の航空機です。
今まで真剣に撮影したことがなかったので枚数はありませんが、先般、国内線から撤退したボーイング747の写真を集めてみました。
初期のものはプリントからのスキャンなので画像が悪いのでご勘弁を。





平成11年7月17日 羽田空港にて

大島に行った際、往きは座席が取れず、熱海から「シーガル」号で、帰路でYS-11に乗ることが出来ました。
実は、飛行機嫌いの私が35歳にして自身初フライトであり、引退間近のYSに乗れたこともあって、飛行機そのものに関心を持つようになりました。

そして羽田到着後、時間的にも余裕があったので展望台から女房とまだ2歳の娘を連れて飛行機を見てきました。その際に撮影したポケモンジェットがB747、しかも2機も見ることができたのはラッキーでした。
記憶にはありませんが、一般的な塗装のB747も居たでしょうし、当時なら日航のB747も居たのではなかったか。そう思うとこれしか撮っていなかったのは残念でした。





平成22年9月1日 「おがさわら丸」船上から

小笠原への出張の機会があり、久し振りの長距離航路もあって、東京湾を出るまでは殆どデッキで過ごしました。
竹芝を出て間もなく羽田沖を通過。通常では見ることのできない、羽田沖から滑走路の反対側を見ることができました。
飛行機は頭上を1分に1機くらいの非常に短い間隔で飛び交うため、写真を撮るのも非常に忙しかったですね。その中で2機だけですが、B747を撮ることができました。
上の写真は日航機を撮ったものですが、ちょうどその画面にポケモンジェットが写りました。
その1分後に全日空塗装のB747が居ました。

飛行機のことは良く分からない私ですが、ジャンボくらいは知ってます。形式までは分かりませんが・・・もうちょっと真剣に撮っておいても良かったかな。

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国鉄 直流型電気機関車:EF6637

2014-04-23 02:22:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF6637


今回はEF6637号機で、国鉄時代の写真です。
私が撮ったEF66の写真の中でも一番古いものかもしれません。



昭和53年頃 品川にて EF6637

停まっている位置は品川客車区の洗浄線入換の引上げ線ですが、品川駅の貨物発着線から東京機関区への入出庫の際にここで折り返しを行っていたようです。EF58が停まっているところには良く出くわしましたが、EF66は殆ど見た記憶がありません。
バックに停車している113系非冷房車の窓雰囲気も懐かしいですし、これから品川界隈は大きく変貌しますので、もはや遠い過去の記録となってしまいました。

EF6637号機は、平成22年度をもって廃車となってしまったようです。


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国鉄 直流型電気機関車:EF6635

2014-04-20 02:32:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF6635


ちょっと時間が空いてしまいましたが、EF66型電気機関車の続き。
今回はEF6635号機です。こちらも現役です。



平成22年5月18日 西国分寺駅にて

現場仕事のお昼の移動途中、空いた時間を利用して西国分寺駅に寄った時のものです。
列車ダイヤを全く知らなかったのですが、着いてすぐに接近放送が入り「ラッキー」。
と思ったのも束の間、無情にも手前番線に接近放送が・・・

完全にカブられてしまいました。
でも、反対から現れたEF66が見えます・・・隠れません。

なんと、手前の列車は長大編成ながらも、コンテナが1個も載っていなかったのです。
だから、フツーにEF66の牽引するタンカー列車が撮れてしまいました。

この列車が来ることも、このスジがEF66であることも、タンカー列車であることも、カブられることも、手前の列車がカラだったことも、すべての偶然が重なった不思議な絵になりました。

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国鉄 直流型電気機関車:EF6633

2014-04-17 02:18:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF6633


こちらは今なお現役機の、EF6633号機です。



平成21年8月23日 柏原~近江長岡間にて

JRになって更新後、過去の更新色や試験色を含めても初めての撮影でした。
JR貨物色よりも印象が近くなって少し安心したものでした。
この時点でも廃車が進んでおり、遠征で撮影することができたのはラッキーでした。



平成26年4月13日 4083レ



平成26年9月27日 4083レ



平成27年5月9日 4083レ

地元での撮影可能時間帯に初めてEF66の定期運用が設定されました。
地元で0番代を撮影できたのは、私が写真を撮り始めてから40年来で初めてです。
時代が変わったとは言え、東海道の王者が地元を走るようになるとは夢にも思いませんでした。


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