マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

205系500番代:相模線

2022-02-28 11:05:00 | 国鉄・JR普通列車
205系500番代:相模線


平成3年3月16日に全線が電化され、205系500番代で電車運転を行ってきた相模線。
ステンレスになってもまだ国鉄らしい印象の205系でしたが、相模線に導入された500番代は他の205系には無い意匠の前面で異彩を放っていました。

以来30年が経過し、2022年(令和4年)3月のダイヤ改正をもってE131系に置換えられることになり、ワンマン運転の採用と共に、橋本~八高時間の乗り入れも廃止されることになりました。



平成25年5月25日 大宮総合車両センターにて(八王子)


平成26年5月24日 大宮総合車両センターにて(臨時)

いずれも「おおみや鉄道ふれあいフェア」で車掌体験として展示された205系500番代。
工場への入出場では地元を通ることもあったようですが、平日のためにキャッチする機会もなく、このような公開でしか目にすることはありませんでした。



平成20年4月26日 橋本駅にて R7編成


平成20年4月27日 橋本駅にて R10編成

この年、娘が水泳の関東大会に出場することになり、家から然程遠くはないものの早朝からの行動ということで、橋本駅近くに滞在。会場が相模線最寄りのため、初めて205系500番代に乗る機会がありました。相模線の205系に乗ったのはこの2日間だけだったかもしれません。
下の写真は、状況から判断して八王子発の茅ケ崎行きが大きくポイントを渡って橋本駅4番線に到着する場面ではないかと思います。


非電化時代は、中高生の頃に大回り乗車で2度ほど乗ったような記憶がありますが、基本乗り鉄ではなし、キハ35系のような気動車にも興味はなく、まして電化された相模線をわざわざ利用するようなことは無くなりました。
ほかの列車の撮影や仕事の移動で八王子~橋本間は何度か乗ったことがありますし、早朝の活動時には八王子駅で相模線に出会ったこともありますが、特に写真を撮ることもなく、探してもこれだけのコマしか見つかりませんでした。


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2がいっぱい! きっぷ編

2022-02-26 06:44:00 | きっぷ
2がいっぱい! きっぷ編


2022年2月22日で2がいっぱい付いた日。
前回は車両の写真をご紹介いたしましたが、今回はきっぷ編を用意いたしました。

きっぷ収集では、券の性質や種別、形態、会社や地域など、紙切れ1枚から様々な状況・物語を想像できる楽しみがあります。
それ以外にも、日付や券番といった数字も表示されているため、ゾロ目や語呂合わせなど、歴史とは違った楽しみ方もあります。

とりわけ、ゾロ目についてはなんの説明をしなくても誰でも分かるレア番号ですから、券番のような「運」に頼らなくても、1並び、2並び、3並びはそのときが来れば手に入れる音ができます。

10数年前までは殆どの会社が和暦を使用していたので、年号が変われば再びチャンスを期待することができましたが、平成20年以降くらいから私鉄を皮切り西暦表示へと変更されるようになり、今やダッチングを使用する硬券以外は和暦を見ることができなくなりました。
さすがに2000年が絡んでくると、完璧なゾロ目を期待することは難しいですね。



2022年2月22日 蕨駅 普通入場券

2月22日の帰り道。ここはやはり地元の蕨駅で、気分的に入場券を購入してみました。
歳をとってからは長時間の時間調整は精神的に難しくなり、22時22分まで待つのは無理でした。
入場券を見ると券番が9222となっていました。惜しかったな・・・。




JRには申し訳ありませんが、領収書も記念に。


せっかく写真館でもきっぷカテゴリを作りましたので、平成22年時の並びもご紹介したいと思います。



平成22年2月2日 蕨駅 普通乗車券 券売機券 

2月22日の予行練習。
駅の外で20分以上時間をつぶし、22時22分を狙って購入したもの。
券売機の台数もそれほど多くないので、ライバルが現れないかとかなり警戒したように記憶しています。



平成22年2月22日 蕨駅 普通入場券 指定席券売機

もう一つ2が増える2月22日。滅多に使ったことのない機種から発行してみました。
帰りがけに寄った時間が21時過ぎ。この時はおそらく残業していてさらに1時間以上時間潰すのは困難だったのだと思います。今から思えば勿体なかったですね。

西暦表示に変わってしまったこれからを考えると、もう日付遊びを考えることはなさそうです。


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2がいっぱい! キハ222&キハ2222&キハ22222

2022-02-22 23:34:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
2がいっぱい! キハ222&キハ2222&キハ22222


今日は、2022年2月22日で2がいっぱい付く日。
日付マニアって、やっぱり切符を集めている人に多いんじゃないですかね。
昔の切符は日付だけでしたが、今の券売機券は時間や券番も表面に出るので、マニアック度が一層高くなっていると思います。
和暦ではないので0が1つ入ってしまうのはちょっとですが、これも時代の流れで仕方ないですね。

最近はネタもなくなってきたので、過去の記録から2がいっぱいのやつをここでご紹介。




まずはひたちなか海浜鉄道のキハ222
写真は平成18年に撮影しているので、まだ茨城交通時代のものです。
残念ながらナンバーだけを撮影したものはありませんでした。




続いて2が4つのキハ2222。
稚内駅に停車中の天北線キハ22が偶然にも22番だったので撮影したもの。
本来なら急行「利尻」から幌延で下車し、羽幌線の乗る予定でしたが、夜行3連泊で疲れ果てて降りそこなったために稚内まで行ってしまった時のもの。もし予定どおりに行動していたら出会うことはありませんでした。




最後に2が5つもあるキハ22222です。
車号だけしか撮っていなかったので、何処で何線を撮ったものなのか記憶がありません。
札幌圏や夕張線などで運用されていた車両のようです。

西暦だからすべての数字を揃えるのは無理。
次に2が並ぶのは200年後の2222年です。地球がどうなっているかすら想像が付きません。


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JR四国 2000系:特急「いしづち」(アンパンマン)

2022-02-13 09:55:00 | 国鉄・JR特急列車
JR四国 2000系:特急「いしづち」(アンパンマン)


国鉄時代から通して四国には未だに1回しか行ったことが無く、JR四国の車両・列車もその時に撮影したものしかありません。その中でも、短時間で多く記録できるように、とにかく動き回りました。

国鉄時代、四国初めての特急列車として「しおかぜ」「南風」が設定され、キハ181系により運転が始まりましたが、国鉄末期にキハ185系が置き土産として導入されます。
JRになって間もなく、本四連絡橋(瀬戸大橋)が開通し、さらにキハ181系の置換えを目的に2000系気動車が導入されます。

宇高連絡船の廃止によって四国の玄関が変わってしまいましたが、四国で一番の都市である高松からも特急列車が存置され、瀬戸大橋組と併結・分割を行うようになり、予讃本線では特急「いしづち」の愛称が誕生しました。

特急「いしづち」では、8000系電車と2000系気動車が使用されていましたが、新型気動車の導入により、2000系は2020年3月8日をもって運用から撤退してしまったそうです。
ダイヤ改正ではその辺りの動きもチェックしていた筈なんですが、どうも失念してしまったようです。


※撮影は、平成22年7月25日、高松駅にて。



2000系 2110 


2000系 2152

アンパンマン仕様の2000系2両編成で出発を待つ特急「いしづち13号」です。

昭和40年代から続く鉄道趣味では、どうしてもこのような装飾をしている車両が邪道に映ってしまい、邪道を通り越して許せない存在になってしまいます。
しかし、DF50やキハ181系特急、キハ58系急行、雑型の郵便荷物気動車などを国鉄時代に一切記録することができなかった四国に30年以上の時を越えてやっと訪問することができたため、とにかく目の前に映った列車は捕獲するようにしていました。まあこれもデジタル時代のお蔭であります。

この写真を撮影した当時はまだまだこの時代が続くと思っていましたが、10年も経つと時代が移り変わってしまうもので、高松から2000系気動車が消えてしまった事実を思うと、記録しておいて良かったと思います。


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JR東日本 鶴見駅:鶴見線乗換口発行 区間変更券

2022-02-11 14:14:00 | きっぷ
JR東日本 鶴見駅:鶴見線乗換口発行 区間変更券


京浜東北線鶴見駅は、川崎市の臨海部にある工場を結ぶ鶴見線の分岐駅となっています。
鶴見線内がすべて無人駅であることから、鶴見駅に乗り換え改札を設けて検札の役割を担っています。
しかし、この乗り換え口の改札(改札機)が、なんと令和4年2月末日をもって撤去されるというニュースが入ってきました。

鶴見線には過去に何度も行ったことがありますが、浜川崎視線側からアプローチすることが多かったためか、あまり中間改札の印象が残っていません。
ただ、1度だけ乗越し精算をしつつ乗車したことが1度だけあり、その乗車券も出さずにいたことから、手元に残っていました。



平成14年5月5日発行 区変 新宿→450円区間

新宿までの定期券でそのまま乗越し、鶴見線へ撮影に行ったときに実際に購入・使用したものです。イオカードで支払っているため、懐かしい■イの記号が表示されています。
※図示しませんが、裏面は茶色の磁気となっています。

この区間変更乗車券は券売機券と同じような様式ですが、確か精算(改札)窓口で定期券を見せ、着駅を申告して発行してもらったように曖昧ながら記憶しています。
鶴見線内にSuica改札機が設置されていたのを見ましたが、確かこの鶴見線の連絡改札には改札機すら無かったように記憶しています。

この乗車券にも改札機を通したパンチがないので、窓口氏からこの乗車券を受け取ってホームに入って行ったという記憶で間違ってないと思うんですけどね。

発行個所の「鶴見駅」の横になにやらカッコ書きのようなものがあるのですが、さすがに年数が経過しているために消えかかって読み取れません。乗り換え改札発行はこの辺りで区別できたのではないかと思われるのですが・・・残念です。


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