マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

JR東日本 蕨駅:ホームドア設置

2020-02-29 15:02:00 | 駅・停車場・操車場
JR東日本 蕨駅:ホームドア設置


京浜東北線の蕨駅では、令和2年2月29日よりホームドアが稼働します。

盲導犬利用者による転落死亡事故以来、市長からJR東日本へのホームドア設置の要望がやっと実現の運びとなりました。

下工事はかなり前に終っていたようですが、そこから先がなかなか進んでおらず、この間に南浦和や西川口にも先を越されてしまいました。

ホームドアの形が姿を現したのは、令和2年1月29日の北行側。翌日に南行側が設置されました。設置から稼働までさらに1か月も掛かるんですね。

最初にホームドアを見たとき、スカスカ感が凄かったので、この後も何か手が加えられるものだと思っていたのですが、その後の発表で新しいタイプのホームドアであることを知りました。


※撮影は、令和2年2月28日、蕨駅にて。






稼働前日の夜に撮影したものです。
稼働すれば電車が停車しない限りドアが開くことが無くなってしまいますので、開き放しの状態を記録しておきました。

安全確保のために必需となった設備ですが、鉄道側の負担も半端なものではないと思います。
駅員経験のあるものから考えれば、昔はこのようなものはまず必要のないものという思いです。酔っ払って線路に転落などというのはすべて自己責任と考えられていましたから。
車椅子やベビーカーの転落も利用者の重大な過失です。鉄道側の責任ではありません。世の中の風潮が弱者いじめ(ここでいう鉄道事業者)になってしまっているな。と思ってしまいます。
唯一、視覚障がい者の命を守るための設備である、という点で評価したいと思います。

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東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20070型)

2020-02-28 08:36:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20070型)


前回からの続きで、これで完結です。

東武伊勢崎線における地下鉄日比谷線直通用電車2000系の後継として、昭和63年から導入が始まった20000系電車。
平成8年に増発用として3編成の20000系が増備されました。
この3編成についてはまた全車両が3扉に戻され、20000型と同様のスタイルになります。
ただし、方向幕はLED化、パンタグラフはシングルとなっています。
東武鉄道ではこれを20070系(20070型)と区別していました。



平成24年8月1日 谷塚駅にて 21872F



平成22年11月2日 五反野駅にて 21872F

本番代は元々3編成しかなかったために2枚しかありませんでしたが、確率の割に押さえてあったのは奇跡です。

誕生から20年ちょっとしか経っていませんが置換えの対象となってしまいました。
ただし、こちらも車齢が若いためか20400型に改造され、短編成化からあぶれてしまった車両は残念ながら廃車となってしまったそうです。
この記事の時点において、既に消滅番代となっています。


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東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20050型)

2020-02-26 06:56:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20050型)


前回からの続きです。

東武伊勢崎線における地下鉄日比谷線直通用電車2000系の後継として、昭和63年から導入が始まった20000系電車。
平成4年後半から製造された編成は、8両編成のうち前後2両ずつを5扉と変化し、同時に進められた日比谷線03系と同形態となります。東武鉄道ではこれを20050系(20050型)と区別し、8編成が製造されました。
今回は、20050系5扉車の写真を拾いました。



平成29年3月12日 越谷駅にて 21853F



平成24年8月1日 新越谷駅にて 21858F

たった2枚しかありませんでした。
日比谷線03系との競合もあり、撮影機会が減る上、あまりにも地味な車両なのでマメには撮影していなかったのが仇となったようです。
置換えによる運用離脱も5扉車から始まってしまい、早めの撤退となっています。なお、あろうことか一部は3扉化改造した上で、20400型として再出発を図った車両もあります。


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東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20000型)

2020-02-23 20:33:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 伊勢崎線:20000系(20000型)


東武伊勢崎線における地下鉄日比谷線直通用電車2000系の後継として、昭和63年から導入が始まった20000系電車。
ほぼ同時に製造された有楽町線直通用10030系に準じた性能を持ち、日比谷線の規格である18m車体としています。

製造は平成9年度まで続きますが、製造時期により型式3種類あり、今回は平成8年までに製造された20000型の写真を集めてみました。



平成29年10月1日 西新井駅にて 21802F





平成29年10月1日 西新井駅にて 21803F



平成29年10月1日 西新井駅にて 21802F&21803F並び



平成29年10月1日 西新井駅にて 21807F


平成29年3月12日 松原団地駅にて 21808F





平成29年3月12日 東武動物公園~姫宮間にて 21811F

初期投入の20000型は13編成。日比谷線03系と初期車と同様に3扉として誕生しています。
その後の増備で形態に変化が生じ、番台区分が発生していきます。

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EF5868牽引 14系客車:臨時特急「踊り子」

2020-02-22 05:28:00 | 国鉄・JR特急列車
EF5868牽引 14系客車:臨時特急「踊り子」


過去ログ『EF651116牽引 14系客車:臨時特急「踊り子」』で14系客車による臨時「踊り子」をご紹介いたしましたが、今回は、待望のEF5868牽引による「踊り子」をご紹介したいと思います。


※撮影は、昭和58年5月14日、保土ヶ谷~戸塚間にて。



EF5868牽引 14系客車 「踊り子55号」(再掲)

一大ブームを巻き起こしたEF58の活躍も末期となり、EF58牽引の列車が走るというだけで人が集まってきた時代です。
しかし、東北・上越新幹線が開業すると夜行列車も殆どが廃止となり、また、12系や14系客車自体も余剰から団体列車くらいしか使用されなくなります。まして、東海道方面を受け持つ東京機関区(後に田端機関区に統合)では、ジョイフルトレインの牽引くらいしか仕事がなくなりました。

この辺りで目を付けたのが、「つばめ」「はと」「平和」といった東海道本線リバイバル列車や、身近なところでツボを押さえたこの「踊り子」への客車投入だったと思います。
時刻表にも掲載され、列車番号から誰でもその運転を知ることができたため、当時のファンも多く足を運んだことだろうと思います。ただ、機関車の運用までは判りませんので、EF65PFか?68号機か?61号機か?わくわくしながら臨時「踊り子」を待っていたのではないでしょうか?

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