マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

183・189系田町車→大宮車:団体・回送列車

2018-02-26 00:40:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
183・189系田町車→大宮車:団体・回送列車


昭和50年代の直流区間を席巻した直流特急型車両の183・189系もいよいよ終焉の時を迎え居ようとしています。
過去ログでいくつかの183・189系田町車を使用した団体列車・修学旅行用列車をアップしておりますが、その他団体列車や回送列車のまとめをしておりませんでしたので、資料性はあまりありませんが、まとめておきたいと思います。
※地元以外の撮影地のみ撮影区間を掲載しています。



平成20年1月6日 新小岩~金町間にて H81編成? 団臨列車



平成21年6月13日 H81編成 団臨列車



平成22年5月22日 大宮~宮原にて H81編成 団臨列車



平成22年10月16日 H101編成 団体列車



平成22年10月22日 編成番号不明 回送列車



平成23年1月16日 H101編成 回送列車



平成24年4月28日 H102編成 団体列車「深谷パンダ号」回送 回9561M



平成24年5月13日 H101編成 回9574M



平成24年5月19日 H101編成 団体列車 9832M



平成24年5月19日 H101編成 団体列車 9835M



平成24年6月15日 H81編成 回送列車



平成25年5月18日 H101編成 団体列車 9835M


他線で臨時列車等に運用が忙しかったためか、6連のH61編成は殆ど記録がありませんでした。
これでも撮影をシカトしてしまった場面が多くあり、それほど見ない日はないくらいに活躍していました。

田町車両センターの解消により、平成25年3月16日付けで全編成が大宮総合車両センターに配属替えとなりましたが、活躍自体はそれまでと変わらない状況でした。しかし、それもおよそ1年ほどで大宮車両センターの183系・189系はすべて廃車又は転属となり、最終一番の大所帯配置区もわずか1年で0配置となってしまいました。






国鉄 直流型電気機関車:EF58172(宇都宮運転所)

2018-02-25 00:24:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58172(宇都宮運転所)


EF58シリーズ、今回は宇都宮運転所所属の172号機です。

最後期形で本来ならそれほど人気のある形態ではなかったと思いますが、昭和57年5月21日に運転された植樹祭のお召列車6において、60号機・61号機に続くゴハチ3番目のお召指定機の栄誉を掴んだことにより、最晩年に脚光を浴びました。



昭和59年4月 与野駅にて EF58172牽引 スロ81系シナ座 団体列車(再掲)

元々はヘッドマーク取り付け台座がなかったようですが、お召機指定の整備に際しステーが取り付けられたようです。



昭和59年10月18日 宇都宮駅にて EF58172牽引 荷物列車

宇都宮駅でのEF58151牽引工臨列車夜間撮影の際に遭遇した172号機牽引の荷物列車。
下調べをしていなかったのですが、EF58同士が駅ですれ違うというサプライズがありました。それでも昔からEF58ばかりの街道に慣れていたため、ビッグサプライズとは感じていませんでした。



平成28年11月12日 碓氷峠鉄道文化むらにて

動態保存されなかった172号機でしたが、お召指定機としての栄誉は静態保存へのきっかけとなり、現在も碓氷峠鉄道文化むらで保存されています。
15年振りくらいに訪れた文化むら。運転席に入って昭和の雰囲気に酔いしれるあまり、外観の写真を撮って来るのを忘れてしまったようです・・・


172号機

昭和33年 3月28日 日本車輌・富士電機製 宮原機関区
昭和??年       転出 宇都宮運転所
昭和60年 5月17日 廃車 田端機関区(宇都宮運転所統合)



国鉄 直流型電気機関車:EF58171(宮原機関区)

2018-02-21 23:40:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58171(宮原機関区)


EF58シリーズ、今回は宮原機関区の171号機です。



昭和58年12月1日 根府川駅にて EF58171牽引 荷物列車

東海道本線を走る荷物列車の写真を何回か撮りに行ったことがある、EF58活躍晩年の頃です。
側面センター窓の白Hゴムが目立つのは170番代の特徴です。
最末期は下関に召集され、EF62に交代するまで荷物列車牽引の任に当たっていました。

170番代でも最も身近に感じなかったカマで、おそらく偶然に捉えたこの写真がなければ完全に記憶に残らなかったカマだと思います。


170号機

昭和33年 4月28日 東洋電機+汽車会社製 宮原機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和60年 4月16日 廃車  下関機関区




小田急電鉄 梅ヶ丘駅:複々線化1か月前

2018-02-19 00:05:00 | 駅・停車場・操車場
小田急電鉄 梅ヶ丘駅:複々線化1か月前


平成30年3月ダイヤ改正の1か月前となりました。
小田急電鉄では代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化完成による大きなダイヤ改正となります。

今から7年前、現場仕事で偶然訪れたことのある梅ヶ丘駅で、複々線化過渡期の様子を記録していましたが、改正前最後と思われる小田急線への訪問で、さらに改正直前の様子を見ることができましたので、ほんの少しですが最後の様子ということでまとめておきたいと思います。


※撮影は、平成30年2月17日、梅ヶ丘駅にて。




久し振りに着地した梅ヶ丘駅。
下りホームの新宿方は相変わらず柵で仕切られ、ホーム端へは行けないようになっており、以前と印象は変わっていません。
ちなみに、帰り掛けに上り線を確認したところ、停車線から本線への合流はポイント切替と出発信号が連動しており、閉鎖中の外側線へレールも繋がっていることから、取り敢えず切替工事は軽易に行うことができそうに感じました。



ダイヤ改正告知ヘッドマークを掲出した3000形 3468

小田急では、通勤形すべての編成にダイヤ改正告知のヘッドマークが掲出されています。
通過列車と振替ポイント辺りの写真を撮ってみると、なんとなく違和感がありました。




タブレットから過去ログの写真を確認したところ、どうも軌道内に変化が現れています。
始めは残雪か?と思ったのですが、土嚢状にパラストか砂を詰めたものに置き換えたようです。
バラストで固着してあると、ツルハシなどで掻き出さないと線路を動かせませんが、袋状にしてあれば袋を持ち上げれば容易に撤去・移動ができますので、なるほどよく考えているなぁと感心してしまいました。これも夜間の短時間で作業を完成させるための完璧な段取りなんですね。



ホームへ侵入する各停3000形 3963

前回は気が付かなかったのですが、前の写真を撮ったときに、ホームの縁石が無いのに気が付きました。
ホームの途中から線路が合流するため、車体の接触防止の関係で縁石が未施工になっていたんですね。前回の訪問ではアングル的に写っていなかったので分からなかったようです。
各駅停車の編成が8両のままであれば、現状のままでも支障がないことになりますが、将来的に10両編成に増強することになれば、この部分もいずれはきちんと施工されることになるでしょう。

改正前1か月を切り、もう訪問する機会はないと思いますので、完全複々線化まえの最後の記録となりそうです。



キハ40系:普通列車(函館本線)その1

2018-02-18 14:14:00 | 国鉄・JR普通列車
キハ40系:普通列車(函館本線)その1


国鉄時代、旧型の10系や20系気動車を置き換えるために誕生した新鋭キハ40系。
使い勝手や性能の良さ、故障の少なさなどから長年使用されてきましたが、近年は老朽化による廃車が進み、さらには財政状況の悪化から新車の導入も進まず、列車や編成の減便など厳しい状況に陥っているようです。

今回の写真は、あくまでもメインではない被写体でありながら、たまたま撮影していたキハ40系使用の普通列車2枚です。



昭和58年9月7日 大沼~大沼公園間にて

社会人になってからは初めての渡道。
国鉄に入社して休みが取りづらくなったため、青函連絡船と特急「北海」と的を絞った撮影でした。

とにかく、東京を出てから帰ってくるまで、1度も雨が止まなかったという最悪の撮影コンディション。誰一人として居ない公園施設が悲しいですね。



昭和63年2月24日 石倉~野田生間にて

青函連絡船の廃止が絡んで撮影に行ったとき。ちょうど「おおとり」も廃止がアナウンスされていたかもしれません。
JR化されてから1年近くが経っていますが、全体の印象としてはまだ「国鉄」だった頃ですね。