マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

EF8157牽引:安中貨物

2015-07-31 00:25:00 | 国鉄・JR電気機関車(交流・交直流)
EF8157牽引:安中貨物


安中貨物の特定機シリーズです。

今回はEF8157牽引のものを集めてみました。
晩年の田端区の中では最若番機であったと思います。
星ガマの指定を受けておらず、地味な存在でしたが、何故か同機は別付のヘッドマークステーが付けられており、異色ではありました。



平成20年8月9日 佐和~東海間にて



平成21年3月14日



平成21年7月4日



平成21年8月16日


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EF81133牽引:安中貨物

2015-07-29 00:06:00 | 国鉄・JR電気機関車(交流・交直流)
EF81133牽引:安中貨物


安中貨物の特定機シリーズです。

今回はEF81133牽引のものを集めてみました。
ただし、ブレたりしたものは除くと、枚数はあまりありませんでした。



平成21年8月9日



平成21年11月18日



平成22年3月14日





平成22年6月12日



平成22年11月30日

田端区唯一のヒサシ付きで人気の133号機。
今なお現役ですが、ブルトレが廃止になるといよいよ工臨のみの運用となってしまいます。

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EF8181牽引:快速「宇都宮線開業130周年記念号」

2015-07-18 22:25:00 | 国鉄・JR快速列車
EF8181牽引:快速「宇都宮線開業130周年記念号」


平成27年7月、東北本線の大宮~宇都宮間が開業して130周年を記念し、旧型客車を使用した臨時快速列車が運転されました。

今回の運転は1日片道となり、下りの大宮発が18日、上りが翌19日に設定され、さらに上下列車で牽引機を変えるというこだわりようです。
また、このような企画では旅行会社が集客する団体列車としての設定が一般的ですが、今回は一般発売となり、時刻表にも掲載されました。


※撮影は、平成27年7月18日です。



EF8181 回9531レ 快速 「宇都宮線開業130周年記念号」送込み回送

EF8181がローズピンクになり、旧型客車を連結するという、かつてないシチュエーションです。35年ほど前までは羽越本線辺りで日常的に見られた光景でしたが、今でもこのような編成が出来てしまうこと自体の方が驚きです。

他の団体回送との撮影を兼ねていたためこの場所での捕獲となったのですが、撮影後に確認するとブレブレでした。気が付けば1/250秒まで落ちていたようです。

実はこの列車が来る直前、有刺鉄線を切断している撮影者がいるという通報により、JR社員から尋問を受けました。本当に列車が来る直前でした。「何もしていない人間を犯罪者扱いすれば名誉棄損だろ?」。言いたくはありませんが、そんな言葉をぶつけました。
そんなやり取りをしているうちの撮影となり、作画に影響したことに憤りを感じます。嫌がらせの通報したヤツが正義漢気取りでのうのうとしていることに腹が立つ。非常に後味の悪い撮影でした。

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24系寝台客車:マニ24500番代

2015-07-12 21:04:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
24系寝台客車:マニ24500番代


1回飛んでしまいましたが、寝台特急「北斗星」用の珍車第2弾で、マニ24500番代です。

オハネフ24500番代
と同様に、「北斗星3・4号」の定期化に合わせて不足する電源車確保のため、なんと異形式であるマニ50に電源セットを搭載するという荒業で誕生したのがマニ24500番代です。

種車が荷物車であったため、寝台車両とは大きく断面が異なるのが特徴で、外観の大幅な違いから屋根にキセを載せて合わせるという、これまた荒業を使っています。ちなみに、発電セットの搬出入のために屋根を開口してあり、あの屋根板はカバーを兼ねているそうです。

JR東日本・北海道で各1両ずつを改造し、東日本が501(←マニ502048)、北海道が502(マニ502070)となっています。種車がマニ50であることから、24系の中では車体長が一番長い電源車となっていました。



平成20年1月14日 EF8198牽引 「北斗星2号」

まだデジカメを購入したばかりの頃で、ネガやポジも使用していました。
「北斗星」は2往復体制に縮小されており、既に501は廃車になっていました。



平成20年2月10日 EF8178牽引 「北斗星2号」

こちらも上りの2号で、機関車の次位がマニ24502となっています。

2往復時代晩年でしたが、特にこれらの車両に着目していなかったので、こんな形でしか記録することが出来ていませんでした。
デジカメを便利に使っている現在であればもう少ししっかり撮っていたかもしれませんが、当時持っていたデジカメではまだ信用が持てなかったこともあり、地元での撮影も消極的でした。

ブルトレでは、14系⇔24系間の異形式改造は多くありましたが、完全な異形式からの改造ではマヤ20くらいしか記憶になく、平成の時代になって同じような改造車が誕生するとは思ってもみませんでした。

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14系ジョイフルトレイン:「サロンエクスプレス東京」→「ゆとり」

2015-07-08 23:04:00 | 国鉄・JR ジョイフルトレイン
14系ジョイフルトレイン:「サロンエクスプレス東京」→「ゆとり」


平成27年7月7日、長らく尾久車両センターにて保留となっていたお座敷客車「ゆとり」のスロフ2両が長野総合車両センターに廃車回送されました。



平成24年11月10日 尾久車両センターにて

さよなら運転後、中間車が廃車された後も、両端のスロフ14形2両は解体を免れており、誰もが保存されるものと考えていたと思います。
しかし近年においては、特に補修なども行われておらず、その姿が段々と無残なものになっていました。


元々は、国鉄初の団体専用欧風客車「サロンエクスプレス東京」であり、昭和58年に14系客車からの改造により誕生しました。また、当時は国鉄から絶滅してしまった展望車を備えるものであり、関西の「サロンカーなにわ」とともに大きな話題となりました。





昭和60年11月4日 岡部~深谷間にて



昭和61年2月12日 栗橋~東鷲宮間にて

時は好景気、贅沢な旅を演出するジョイフルトレインが続々と誕生し、ジョイフルトレインという名前が出てきたのもこの辺りだと思います。
牽引機を選ばない車両のため様々な機関車に牽引されましたが、その出で立ちや豪華さからEF5861が先頭に立つことが多かったように思います。



昭和60年6月20日 大沢~関根間にて ED78牽引 「サロンエクスプレス東京」

国鉄時代はエリア設定がないようなもので、夜行にならない範囲はくまなく足を伸ばしていました。





昭和59年5月 蕨駅付近にて EF651108牽引 「サロンエクスプレスそよかぜ」

多客臨にも使用され、グリーン料金で乗ることも出来ました。
ここでも牽引機にはEF5861が先頭に立つことが多かったように思います。詳細はリンク先で。



昭和60年2月9日 吾妻線 小野上~祖母島間にて EF15165牽引 団体列車

団体列車の利を生かし、滅多に見られ無い組み合わせも時として巡り会うことが出来ました。
こちらも詳細はリンク先で。

「サロンエクスプレス東京」の晩年にはD51498が牽引したこともありますが、未スキャンなので出来ましたら追ってアップいたします。


平成8年度に「サロンエクスプレス東京」としての営業を終えた後、7両編成から1両減車してお座敷列車へ改造、「ゆとり」として再び線路に戻りました。外観は「サロンエクスプレス東京」時代と殆ど変りありませんでした。



平成20年3月2日 西川口~蕨間にて EF6439牽引 「さようならゆとり奥利根」



平成20年3月9日 真鶴~湯河原間にて EF651118牽引 「さよならゆとり」

全国的にも客車によるジョイフルトレインが撤退し、機関車の維持の問題もあるでしょうから、高崎区など一部を除いては客車の全廃も已む無しというところです。
「サロンエクスプレス東京」から25年続いた欧風客車の始祖も、西の「サロンカーなにわ」を残して歴史の幕を閉じました。

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