マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

C623牽引:快速「C62ニセコ」(その2)

2020-07-31 09:19:00 | 国鉄・JR蒸気機関車
C623牽引:快速「C62ニセコ」(その2)


C623牽引:快速「C62ニセコ」(その1)からの続きです。

C623及び運転に使用する客車については、車籍こそ北海道旅客鉄道株式会社となっていましたが、民間団体「北海道鉄道文化協議会」(鉄文協)が企業や個人からの寄付及びボランティアの活動により運行されていました。

初回の撮影に続き、翌年も同時期に訪問しています。





平成元年7月1日 銀山~小沢間にて



平成元年7月2日 塩谷~小樽間にて



平成元年7月3日 塩谷~蘭島間にて

最後の撮影地は、山線で唯一日本海を望むことができる場所とされている場所ですが、足場が開拓されておらず、3mを超えそうな雑草を掻き分けて行くような、非常に過酷な場所でした。
しかし、いざ列車が通過すると、煙が全く出ずにがっかりしたものです。

帰宅してから2日後、職場で左腕に違和感があったので見てみたところ、大きな虫のようなものが食いついていました。今でこそ情報があふれており、その正体がマダニであることは判りましたが、当時は全く知らなかったので、そのまま放ったらかしにしていました。
場合によっては重篤な病気になる危険性があるということを知り、今になってゾッとしています。2回も入浴していたのに気が付かなかったとは驚きであり、この時の撮影以来、このような草藪には入らないようにしたという、鉄道趣味とは違った思い出のある撮影となりました。


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C623牽引:快速「C62ニセコ」(その1)

2020-07-29 09:07:00 | 国鉄・JR蒸気機関車
C623牽引:快速「C62ニセコ」(その1)


国鉄末期、静態保存されていたC623が運転可能な状態にまで整備されました。
国鉄の分割民営化時には仮復旧まで漕ぎつけ、テレビで感慨深く見ていたものです。

そして、本線を走れるほどに復旧整備されたC623は、臨時列車として動態保存運転されるに至りました。

当時は今のようにリアルタイムの情報を得ることができませんでしたが、高校時代の同級生がSLに関しての情報に強かったため、ここからの情報を受け、憧れのC62の勇姿を捉えるために出掛けました。





昭和63年6月27日 然別~銀山間にて



昭和63年6月27日 余市駅にて



昭和63年6月28日 俱知安~小沢間にて

運転区間は小樽~俱知安の非電化区間で、途中にはオタモイ峠、稲穂峠、俱知安峠と爆煙が期待できる区間を多数備えています。
同行した同級生もこの辺りのロケハンが完璧であり、それについて行くだけでした。

旧型客車が5連という、現役の急行「ニセコ」には及ばない編成ですが、これでも蒸気機関車単機には厳しい勾配であり、スピードは上がらなかったようです。そのため、クルマでは片道2~3回撮影できる状態でした。

よって、撮影枚数は多くありますが、その分、良い写真もあまり撮れていませんでした。
それでも4回ほど撮影に訪問していますので、4回に分けて掲載する予定です。

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上田交通:5000系

2020-07-26 18:41:00 | 私鉄(中小)
上田交通5000系


長野県上田駅と別所温泉を結び、丸窓電車が話題となった上田交通。
直流750V電化で旧型の小型車両による運転となっていましたが、昭和61年10月1日に1500Vへの昇圧。これに伴い、東急電鉄で余剰となっていた5000系を譲り受け、上田交通5000系として2両×4編成が運用されるようになりました。




平成元年11月1日 上田交通別所線 下之郷~中塩田間にて

当時の愛車、トヨタスプリンター1500SRと一緒に記念写真。
5000系はローカル私鉄の近代化に貢献しましたが、非冷房車であったことから7年弱しか活躍することができず、後進で同じく東急電鉄から譲り受けた7200系によって全車が置換えられました。

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名古屋鉄道 3150系:オリジナル塗装

2020-07-25 12:18:00 | 私鉄(大手)
名古屋鉄道 3150系:オリジナル塗装


名鉄では珍しい銀色の3300系。
4両編成の3300系に対し、2両で編成したものが3150系と区別されています。

平成16~17年に2次車まで誕生したもので、その後は製造がされていませんでした。
平成27年、10年振りに製造が再開され、特に4次車以降はカラーリングが変更されました。

これに合わせ、先に運用されていた1~2次車についてもデザインが変更されました。
※3150系については、1~4次車が初期車、5~7次車が後期車となります。



平成17年7月23日 木曽川堤~黒田間にて 3153F 急行

まだ登場間もない頃で、銀色の車両が走っているのは知りましたが、例によって銀色はあまり興味が湧かず。
ただ、当時はやはり名鉄では珍しい銀色なので印象は強い車両でした。



平成21年8月22日 飯田線 下地駅にて 3154F 急行

佐久間レールパークに訪問し、帰りに下地駅で途中下車した際に来た名鉄列車。
銀色電車が懐かしくてシャッターを切りましたが、残念ながらブレてしまいました。

名鉄では異色なデザインの車両も、カラーリングの変更によりスカーレットの面積が増えたことにより名鉄らしい車両になりました。
いずれもついでに撮れたものですが、また時代を表現する車両の記録となりました。

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JR四国 N2000系:特急「うずしお」

2020-07-23 15:38:00 | 国鉄・JR特急列車
JR四国 2000系:特急「うずしお」


高徳線の高松~徳島間を結ぶ特急「うずしお」。
キハ185系に加え、2000系気動車なども使用されるようになり、さらにN2000系へと進化していきます。

緩やかながらも進化を続けていたJR四国の特急型車両ですが、特急「うずしお」についても新型2600系に続き2700系が導入されるようになり、ここに来てN2000系車両のすべての置換えが完了。令和2年7月18日をもってN2000系による「うずしお」が消滅しました。


※撮影は、平成22年7月25日、高松駅にて



特急「うずしお1号」



特急「うずしお3号」

四国の訪問は未だにこの時のみ。N2000系による「うずしお」はこの2枚のみでした。
当時、N2000系は「うずしお」限定運用だったようです。

運用を終えたN2000系は予讃線用として転属し、新たに活躍を始めました。これは2000系量産型を置き換えるものだそうですが、国鉄時代より使用されているキハ185系は引き続き「うずしお」に運用されているようなので、世代交代の順序が入れ替わってしまっているようです。


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