マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

「北斗星」用客車:スシ24500(JR東日本)

2015-08-31 00:12:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
「北斗星」用客車:スシ24500(JR東日本)


寝台特急「北斗星」の廃止に絡み、客車の記録をまとめたいと思います。
形式写真と言えるほどキチンと撮ったものはありません。こんな車両があったという気持ちのみの資料です。

今回は、食堂車のスシ24500番代。
「北斗星」誕生当時、まだ東海道スジ等で食堂車を連結した寝台特急は何本も残っていましたが、分割民営化後にJR東日本に継承されたオシ24は限られており、「北斗星」の運転開始に伴って必要となる食堂車は、新たに製作することなく余剰車として保留となっていたサシ481及びサシ489からの改造車で賄うことになりました。



平成22年11月20日 スシ24505 尾久セ



平成24年2月5日 スシ24505



平成24年6月3日 スシ2450?



平成25年3月24日 スシ2450? 回9501レ

珍しく試運転編成に組み込まれ、さらに最後部という変わったポジションに連結されました。



平成25年11月24日 スシ24507



平成25年12月8日 スシ24507



平成26年3月9日 スシ24504 尾久セ



平成26年11月3日 スシ24507



平成26年11月15日 スシ24×2 尾久セ

尾久車両センター公開時、珍しく2両連結された状態で留置されていました。



平成27年1月12日 スシ24504



平成27年2月7日 スシ25506





平成21年11月26日 

唯一撮っていた上野駅での積み込み風景。
こうした光景をもっと撮っておけば良かった。



平成27年8月23日 上り「北斗星」最終列車 スシ24506

最後は506号でした。


電車特急の食堂車として活躍した期間は20年を下回り、改造により「北斗星」として活躍した期間は27年を超えます。
ブルトレとして誕生したどの食堂車たちよりも長生きすることとなり、何より一番意外に思ったのは天寿を全うした彼らたちではないでしょうか?


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EF8178牽引:寝台特急「北斗星」

2015-08-28 20:36:00 | 国鉄・JR特急列車
EF8178牽引:寝台特急「北斗星」


臨時特急として残っていた「北斗星」が廃止になってしまいました。
このため1回飛んでしまいましたが、特定機以外の「北斗星」。
残るはEF8170番代だけとなりました・・・70番代が78号機しかなかったんですね。



平成20年2月10日 「北斗星2号」

次位にマニ24500を連結しています。
マニ24500は『24系寝台客車:マニ24500番代』に掲載しています。



平成21年3月21日



平成21年6月13日



平成21年9月20日



平成21年9月23日


2年間の割には遭遇率が高かったようです。

兄弟機の79号機については『EF81カシガマ牽引:寝台特急「北斗星」』に掲載しています。


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さらばブルートレイン:夢と思い出をありがとう

2015-08-24 01:19:00 | 国鉄・JR特急列車
さらばブルートレイン:夢と思い出をありがとう


平成27年8月23日、上り臨時特急「北斗星」の上野駅到着をもってブルートレインと呼ばれた寝台特急の歴史に終止符が打たれました。

小学2年生の時、学研の学習で読んだ「走れ寝台特急富士」という記事を読んでから寝台特急の車掌業務に憧れ、車掌になることを夢見て国鉄に入社しました。
しかし、現実に配属になったのは大宮操車場での貨車の入換。車掌になるには2年以上の職務経験をもって試験を受けなければならないことにショックを受けました。
それでもいずれはと夢をあきらめることはなかったですが、、意外と胃腸が弱いことを知り、乗務員は無理かな?そんなことで合理化で大宮操車場を追われた際も、駅員として働くことにしました。
合理化の波はその後も容赦なく襲いかかり、夢を実現どころか、退職に追い込まれてしまうことになりました。


小学生で初めてカメラを手にした頃は、地元で寝台列車を撮るのは非常に難しかったので、それほど興味は抱いていなかったかもしれません。初めてブルトレの写真を撮ったのは、小学4年生の時だったか、友人らと東京駅に初めて撮影に行ったときでした。まだその頃は「ブルートレイン」という単語は無かったように思います。
しかし、駅に着いたのが遅い時間だったのか、「富士」くらいしか撮っていなかったような気がします。その記憶も、ネガの紛失と共に記憶が薄らいでいます。


そして、ブルトレが大好きになった最大のきっかけは、初めて大阪に連れていってもらった時でした。時刻表でしか見たことのなかった憧れの列車が続々と発着していました。
その中でも一番インパクトがあったのが、20系「日本海」でした。




当時、「富士」「はやぶさ」や「あけぼの」が20系を使用していたのは知っていたと思いますが、いずれもナハネフ22の印象が強く、このスタイルの20系は初めて見たと思います。
あまりのかっこよさに心を打たれ、これ以降、583系と20系、いわゆる寝台特急の大ファンとなってしまいました。






東京口では「あさかぜ」「瀬戸」「ゆうづる」「あけぼの」といった20系を使用した特急列車がまだ残っていましたが、昭和52年から昭和55年くらいにかけて次々と倒れ、ブルトレ時代全盛の14系、24系や25形といった新鋭車両に次々と置き換わりました。
20系が特急列車から撤退したことにより、次第にやブルトレから心が離れていったように思います。
それは、ヘッドマークの非掲出やテールマークのイラスト化も大きな原因でした。おそらく、この辺の感覚は40歳代以下のファンにはちょっと理解できないかもしれません。


昭和59年くらいからブルトレのヘッドマークが復活し、やや最注目の兆しもあったのですが、時既に遅しというか、気持ちは復活蒸気時代へ突入。さらに結婚して子供が生まれると、写真撮影そのものからも遠ざかってしまいました。




利用率の低迷でブルトレの勢いが衰える中、当時唯一の明るい兆しが青函トンネルの開業、そして歴史上初となる北海道への直通列車「北斗星」の誕生でした。平成63年3月13日のことでした。




当時、DD51牽引のブルトレは「明星」や「出雲」くらいしかなく、さらに定期重連ともなれば写欲をそそわれない訳がありません。早速撮影に突撃したものです。
その後も1度だけDD51重連を撮りましたが、C623というモンスターの復活に心を奪われ、また蔑ろになってしまいました。


その後、結婚して子供が生まれると外出の機会が激減し、この間に数々の寝台特急が合理化で消えていきました。

デジカメを導入してからは「北陸」「あけぼの」「北斗星」とマメに撮影を再開したものですが、ここ数年は改正ごとにブルトレが消滅していったのはご承知のとおり。
そして平成27年8月23日、1日に最大4往復の隆盛を極めた「北斗星」がラストランを迎えることになってしまいました。



EF510-515牽引 8008レ 上り最終「北斗星」

最後はいつものアングルはやめて、遠くから見守る気持ちで。




いつもより多くのギャラリに見送られ・・・




彼方へと消えていきました。

殆どが1回限りの乗車であった寝台列車も、「北斗星」だけは別格で4回乗車しています。だからこそ、思い出も多かった。
そして、「北斗星」は「ブルートレイン」という言葉とともに、日本の鉄道史上に名を残して去っていきました。

小学生時代からの夢をありがとう。
そして、数々の思い出をありがとう・・・

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EF81(80番代)牽引:寝台特急「北斗星」

2015-08-22 23:46:00 | 国鉄・JR特急列車
EF81(80番代)牽引:寝台特急「北斗星」


特定機以外の「北斗星」を集めてみました。
今回はEF8180番代です。
今回も殆どが全部が地元の大したものはありません。



平成21年10月4日 EF8182



平成22年2月6日 EF8182



平成22年2月18日 EF8186



平成22年3月20日 EF8186



平成19年12月16日 EF8188 「北斗星2号」



平成21年2月14日 EF8188 



平成21年5月2日 EF8188



平成21年5月5日 EF8188



平成22年3月22日 EF8188

88号機の遭遇率が高かったようです。その一方、現役の80号機の写真が1枚もありませんでした。
「北斗星」を牽けない貨物機が多いため、飛び番が多いですね。

参考

寝台特急「北斗星」:モノクラス編成
EF8195牽引:寝台特急「北斗星」
EF81カシガマ牽引:寝台特急「北斗星」


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EF81(90番代)牽引:寝台特急「北斗星」

2015-08-21 02:29:00 | 国鉄・JR特急列車
EF81(90番代)牽引:寝台特急「北斗星」


特定機以外の「北斗星」を集めてみました。
今回はEF8190番代です。
殆どが地元の大したものはありません。



平成21年6月28日 EF8193



平成21年7月4日 EF8193



平成21年12月19日 EF8193



平成20年10月18日 EF8194



平成21年10月31日 EF8194



平成21年2月11日 EF8196



平成21年4月19日 EF8196



平成20年1月14日 EF8198牽引 「北斗星2号」

参考→『24系寝台客車:マニ24500番代



平成20年2月10日 EF8198牽引 「北斗星4号」



平成21年5月23日 EF8198


昭和63年11月14日 栗橋~東鷲宮間にて EF8194牽引 「北斗星4号」

多分、唯一撮っていたローズピンク時代のEF8194牽引上り「北斗星」です。

参考→『寝台特急「北斗星」:モノクラス編成

EF8195牽引:寝台特急「北斗星」

EF81カシガマ牽引:寝台特急「北斗星」


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