マル鉄・鉄道写真館

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485系:特急「雷鳥」(非貫通型)

2011-03-14 00:30:00 | 国鉄・JR特急列車
485系:特急「雷鳥」(非貫通型)

特急「雷鳥」は、昭和39年10月の改正において、東海道新幹線の開通とともに誕生した特急列車です。
特急列車としては初となる、交直両用型の481系が使用された、当時としても画期的な列車でした。ここでの成功は、東北本線への電車特急の誕生、山陽から九州への乗り入れの速達化に貢献しました。

登場当初からしばらくは481系初期車が使用されましたが、485系の誕生とともにシフトされ、金沢運転所の特急車両配置とともに489系も使用されるようになります。
今回は、485系(489系)から非貫通型編成のご紹介です。



昭和55年8月 京都駅にて 下り「雷鳥」



昭和57年8月8日 富山駅にて 下り「雷鳥」

この写真は富山駅を新潟方面に発車するところを撮ったものなので、新潟行きの「雷鳥」だったのでしょう。
元々大阪~新潟を結んでいた特急は「北越」を名乗っており、昭和50年3月のダイヤ改正から、大阪発の北陸特急は行先に違わず「雷鳥」を名乗るようになりました。



平成20年4月22日 加賀温泉駅にて クハ481-322 「雷鳥38号」

晩年の写真で、富山方はごく一部の編成を除き、非貫通型のクハが連結されていました。一部にはクハ489の編成も存在してます。



平成20年4月22日 今庄駅にて クロ481-2302 「雷鳥8号」



平成20年4月22日 南今庄駅にて クロ481-2303 「雷鳥16号」

こちらも晩年の編成となりますが、クロが国鉄色となって復活すると、グリーン車の位置を合わせるため、クハを改造したクロが誕生しています。
これらは全て非貫通型が使用されていました。

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