マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

東急電鉄池上線:7600系(歌舞伎塗装)

2015-01-31 23:45:00 | 私鉄(大手)
東急電鉄池上線:7600系(歌装)


東急電鉄池上線・多摩川線で2編成のみが残っていた7600系ですが、平成27年2月をもって引退することになったようです。
東急電鉄の中でも古豪が活躍する池上線・多摩川線。本線系の車両が刷新される中、50年を迎えようとする古豪たちもいよいよ終焉が迫って来たようです。







平成23年7月1日 池上駅付近にて

7600系と言えば、ダイヤモンドカットと呼ばれている前面が特徴の車両。また、中間にも先頭車を挟む姿も特徴です。
もう20年も前になりますが、仕事で年に2回ほど池上を訪れることがあり、池上線に乗ったのもそれが最初でした。当時はどの電車に乗っても先頭車が中間に挟んであった印象があり、7600系が大勢を占めていたのでは?という記憶が残っています。ただ、当時は重たいカメラを持って歩くこともありませんでしたので、前面赤帯1本の7600系は記録していません。



平成23年7月13日

外回りの仕事で近い期間に2度も乗ることがありました。
そして偶然にも7681にも乗車する機会に恵まれました。
ラッシュの逆方向で車内も空いており、旧運転台部分もゆっくりと観察。まるで何事も無かったように客室になっていますが、旧ドア部分の運転台窓に面影を見取れます。




乗って来た7601が洗足池駅を去って行きます。





平成23年7月13日 洗足池駅にて

途中ですれ違ったもう1編成の7602Fも撮影することが出来ました。



平成25年5月5日 長原~旗の台間にて

東京貨物ターミナルの初公開の帰りついで?東急池上線や大井町線の8090系を撮影に。
この日運用に入っていた9601Fを何とか撮ることが出来ました。

現在、ファイナルに向け1編成のみが残り、歌舞伎塗装を解除し登場時の姿で走っているとのこと。撮りに行くのは日程的にも難しそうなので、これにてまとめにしたいと思います。

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国鉄 EF55型電気機関車:上越線12系客車

2015-01-28 20:33:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 EF55型電気機関車:上越線12系客車


平成27年、鉄道博物館の拡張に伴って、新たな車両の展示が実現する運びとなりました。
まだ全貌は発表されていないようですが、この度、EF551の収蔵がプレスされました。

この機会ですので、私の撮影したEF551をご紹介いたします。
いくつかに分類して掲載していますが、今回は快速「奥利根」等、12系客車を牽引して上越線を走行しているものに特化してまとめます。



平成5年8月20日 津久田~岩本間にて



平成5年8月20日 水上~上牧間にて



平成5年8月21日 後閑~上牧間にて



平成5年8月21日 渋川~八木原間にて



平成5年8月22日 上牧~水上間にて

蓋を開けてみれば3日間連続で撮ったものがあっただけでした。
運転日が少なかったのと、SL撮影が多い時代だったので、EF55はあまり撮影に行かなかったのか?それでも、他のシチュエーションではそこそこ撮っていますので、別の機会にご紹介したいと思います。

過去ログ
国鉄 EF55型電気機関車:復活当初の頃
国鉄 EF55型電気機関車:12系&スエ78 東北本線を走る

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東武鉄道東上線:8000系(10連)

2015-01-18 23:31:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道東上線:8000系(10連)


平成27年1月17日、東武東上線の池袋~小川町間における8000系による運転が最後となったということです。
同区間の信号装置の切り替えに伴い、8000系には対応工事を施工しない、つまり乗り入れることが出来なくなってしまうため、との理由のようです。8000系自体は東上線北部区間や越生線で残るものと思われますが、池袋へ顔を出さなくなることにより、10両編成での運用が消滅するというものです。

都合で最後の姿を見ることはできませんでした。あまりこのようなイベント参加は好きになれず、同線を走る8000系は記録がありましたので、ここにまとめておきたいと思います。



平成21年5月3日 朝霞台駅付近にて 8111F



平成21年5月3日 朝霞台駅付近にて 8112F

この時は、有楽町線乗入車の7000系Y編成を記録するために出掛けたものですが、8000系がまだまだ残る中、原型顔は2編成のみとなっていたため記録できればと思っていた程度でした。
この写真、記録を見ると全く同じ7時59分となっています。下りの8111Fを見送って直ぐにファインダーに飛び込んで来たのが8112F、といった絶妙のタイミングで2編成とも記録できました。



平成22年7月28日 池袋駅にて

仕事で現場に向かう際、乗り換えのために東上線ホームに上がると、停まっていたのが8111Fでした。写真を撮るために下り方へ移動していくと、朝のラッシュタイムのために直ぐに発車してしまい、ホーム端まで間に合わず、カメラを出しながらなんとか撮った写真。なので構図も出来高と言った感じに。



平成22年7月28日 大山~中板橋間にて 8660

先頭は2両編成の8560F?
運転台の乗務員ドアと助士席側の乗務員ドアって裾の長さが違うんですね。初めて知りました。



平成22年7月28日 大山~中板橋間にて 8416

こちらは4両編成の8116F?を先頭とする10両編成。これも結構初期車ですね。
いずれも現場待ち合わせのわずかな時間での撮影。本数がありました。

実はこれだけしかありませんでした。
これ以降も仕事やプライベートで4~5回くらいは写真を撮る機会があったのですが、タイミングが悪かったり来なかったり、記録することが出来ませんでした。
並走する埼京線から、毎朝当たり前のように眺めてきた8000系が無くなるというのも信じられない気がします。時代は徐々に進み、ある日突然姿を消してしまうんですね。

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銚子電鉄:犬吠駅前 元相模鉄道モニ2022

2015-01-17 14:02:00 | 私鉄(中小)
銚子電鉄:犬吠駅前 元相模鉄道モニ2022


銚子電鉄の記事を連続してエントリしましたので、電車自体は銚子電鉄のものではありませんが、犬吠駅駅前に居た元相模鉄道の車両を記録しておきます。


犬吠埼は千葉県でも有数の観光地であり、犬吠駅は超ローカル線の銚子電鉄の中でも駅及び駅前の造りがまったく様相が異なります。
広い駅前には2両の廃車体を使用したお店がありました。

※撮影は、平成20年5月3日、銚子電鉄犬吠駅にて。




台車こそありませんが、パンタグラフも上がった、なかなか良い状態です。
この写真を撮った時は銚子電鉄に在籍した車両だと思ってましたが、当該電車は元相模鉄道のモニ2022ということで、さらに時代を遡ると元国鉄のクモハ11054だそうです。確かに車体の側面を見ると、モハ30を思い起こさせる窓並びになっています。

写真では判り難いですが、左側のパラソルの向こう側には銚子電鉄のデハ501も利用されていました。
海が至近なため塩害が激しいらしく、かなり頻繁に塗り替えなどの対策も行われていたようですが、平成24年7月に2両とも解体されてしまったということです。
鉄道車両が保存されるというのはファンとしては嬉しいことですが、野天での保存には莫大な維持経費が掛かってしまい、長く保存されるケースは稀と言えます。朽ちた車体を見たり、解体された情報を耳にする度に心が痛みます。

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銚子電鉄:デハ801

2015-01-12 17:21:00 | 私鉄(中小)
銚子電鉄:デハ801


銚子電鉄800形は、昭和25年に製造された元伊予鉄道の電車で、昭和60年に譲渡を受け、銚子電鉄に入線しています。

デハ801は、伊予鉄道時代に片運化、さらに両運化改造されたということで、運転台の形状が銚子寄り、外川寄りで大きく異なります。


※撮影は、平成20年5月3日です。



銚子駅にて

この日はデハ801が運用に入っていました。



犬吠駅ホームから

この日はGWでもあったため犬吠埼への観光客が多く、団体のバス利用者が圧倒的に多いですが、銚子電鉄の利用者もかなり多くありました。特に、例のぬれせんべいの件もあったためか、駅ではお布施の如く入場券や名産品などを買い求める客が多く、ごった返していました。
そんな中、我々の乗るデハ801は車体も小さいため、埼京線並みのラッシュ状態でした。



銚子~中ノ町間にて

中ノ町車庫からの帰途、次の電車ではJRの接続が間に合わなくなるため、駅間を走りました。
途中で乗って来た電車が折り返して来たために撮ることが出来たショット。

特に車両の知識がなかったので、前後で違う顔だということを知りませんでしたが、結果的に駅間をダッシュしたことで両サイドの写真を撮ることが出来ました。

デハ801も700形の2両と同様に、平成22年に廃車となっています。
現在は終端の外川駅に保存されていますが、写真を見る限り状態は良くないようです。

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