マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

東京急行電鉄1000系:東京メトロ乗り入れの終焉

2013-02-28 00:30:00 | 私鉄(大手)
東京急行電鉄1000系:東京メトロ乗り入れの終焉

平成25年3月15日をもって、東急東横線は東京メトロ副都心線への乗り入れに伴って渋谷駅が地下へと切り替わることになりました。
前回は日比谷線03系車両が東横線乗り入れ廃止についてご案内いたしましたが、今回は、逆に東横線から日比谷線に乗り入れている東急1000系についてご紹介いたします。

東急1000系は18m車で日比谷線乗り入れができる車両ですが、乗り入れ車両とは別に、多摩川線・池上線に運用される3両編成の同系が存在します。
日比谷線乗り入れは専用の8両編成となっています。



平成25年1月8日 東急東横線都立大学駅にて

北千住行きのトップナンバー車に出会いました。
今まで特に興味のあったシチュエーションではなく、写真を撮ったのはこれきり。




偶然に立ち会った東京メトロ03系との並びシーン。良い記念になりました。



平成25年2月10日 東横線 多摩川駅にて 1105 菊名行き

1000系自体が形式消滅になることはありませんが、乗り入れの廃止に伴い、「北千住」「南千住」といった字幕は見納めとなります。

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武蔵野線:京葉線内快速運転終了

2013-02-26 00:30:00 | 国鉄・JR快速列車
武蔵野線:京葉線内快速運転終了


武蔵野線は、そのほとんどの列車が京葉線への直通運転を行っていますが、このうち東京行きはすべてが京葉線内を快速運転としています。これは、京葉線が新木場までの暫定開業を開始した当時から続いています。

平成25年3月のダイヤ改正より、この直通運転の快速運転が解消されることになりました。そこで、その記録として残っているものをまとめてみます。



平成19年8月26日 葛西臨海公園駅にて



平成20年5月3日 塩見駅にて



平成20年11月22日 南流山駅にて



平成22年12月5日 塩見駅にて



平成22年12月5日 塩見駅にて



平成23年1月18日 新秋津駅にて

武蔵野線内はすべて各駅停車となりますが、方向幕は全線に渡り「快速」表示をしていました。



平成21年10月24日 塩見駅にて

外回りとは対象に、内回りの府中本町行きは、京葉線内だけが「快速」表示となり、武蔵野線内は行き先のみの表示としていました。



平成14年5月12日 東浦和~東川口間にて 快速「むさしのドリーム」



平成14年10月27日 葛西臨海公園駅にて 快速「むさしのドリーム」



平成14年12月改正以前まで、京葉線内での停車駅が平日と土・休日で異なったため、休日の快速では「むさしのドリーム」という愛称が付けられ、方向幕も別に用意されていました。103系時代につきましては、過去ログ『103系:武蔵野線』でもご紹介しています。

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211系:総武本線・成田線

2013-02-24 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
211系:総武本線・成田線


211系は、国鉄時代の昭和60年に誕生した近郊型電車です。
それまで試験的なものを除いては鋼製車一色であった国鉄で、205系とともに本格的に導入を始めた、ステンレス時代のはしりとも言える立役者です。

導入は、東海道本線(0番代及び2000番代)と東北・高崎線(1000番代及び3000番代)でしたが、平成19年3月、113系置き換え用として高崎地区の211系を房総地区に転用することになりました。
転用にあたっては大幅な改造はされず、半自動ドアも生かされており、一部のクモハは2パンタ化されています。増設されたパンタグラフは201系の発生品が使用され、ひし形パンタとガチャパンになっていました。
ちなみに、房総地区へ転用された211系は、既にLED化されていた前頭行き先表示を幕式に復元して使用されました。



平成21年1月3日 成田線 佐倉駅にて クモハ211-3046



平成21年1月3日 佐倉~物井間にて



平成20年5月3日 総武本線 千葉駅にて 501編成



平成20年5月3日 総武本線 物井~佐倉間にて

積極的に撮りたい車両とは思っていなかったので、見たり乗ったりした割にはこんなもんしか撮っていませんでした。
まだ転用が始まって間もない頃で、113系の運用が多かったこともあります。

転用から間もなくして、京浜東北線の209系がE233系に置き換えとなり、あっさり廃車になるかと思われた209系が次々と房総地区へ転用され、まだ5年そこそこしか使用されていない211系は、また新たな活躍先へ旅立っていくことになりました。
海と菜の花をイメージした「房総色」帯の211系も、間もなく見納めとなります。

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特大貨物輸送:シキ801

2013-02-22 00:30:00 | 貨車
特大貨物輸送:シキ801


今回は貨車シリーズで、特大貨物輸送に使用されているシキ801です。
シキ801は、昭和49年の製造、現在は日本通運が所有しています。



平成23年8月20日 配8592レ





平成24年12月15日 配8592レ

積荷有り大体において平日輸送が多く、残念ながら積荷有りは撮ったことがありません。
しかし、土曜日の配給で回送されることが多く、今までで2度のチャンスに恵まれました。

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185系200番代:高崎線 普通列車

2013-02-20 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
185系200番代:高崎線 普通列車


185系200番代は、昭和56年末に上野口の165系の置き換え及び「新幹線リレー号」の運転に備えたものとして0番代をベースに誕生しています。
全車両が出揃い、昭和60年3月に東北・上越新幹線が上野開業となるまでの間、急行「ゆけむり」「草津」「あかぎ」「なすの」などと共通運用となっていました。

さらに、東海道本線ほどではありませんが、115系の不足から夕方の普通列車にも運用されていました。



昭和57年5月 西川口~蕨間にて

2ドア車による混雑は激しく、高校時代にアルバイトで「急行利用調査」をしていた際も、これらの列車が来る際は乗客整理を手伝わされました。

特に上野口の165系による普通列車は、昭和50年3月以降のグリーン車乗務員廃止により、料金を払わずに乗車することができたので、これを狙って早くからホームに並ぶ乗客も見られたようです。

写真の普通列車は165系と185系の混成で、列車番号に910Mという表示が出ています。
もちろん下り列車に有り得ない番号なので調べてみますと、上りの列車が急行「ゆけむり6号」「草津6号」で、折り返し上野駅17:09発879Mであるということが判りました。
私の記憶ではこれ以外に同様の普通列車がもう1本、さらに東北本線の小金井行き(455系)が1本ありました。

現在も存続している東海道線とは対照的ですが、極短い期間、上野口でも185系による普通列車が存在していました。
なお、信越本線では横軽が廃止となるまで、185系による普通列車が運転されていました。

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