マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

東急電鉄 大井町線:さよなら8090系

2013-05-20 00:30:00 | 私鉄(大手)


東急電鉄8090系は、昭和55年の営業運転を開始した、初の量産軽量ステンレス車体を使用した車両です。
登場当初から東横線で使用されていましたが、5050系の導入により押し出され、5両編成化して大井町線で使用されていました。

東急は昔からあまり縁のない路線であり、写真を撮るようになったのもここ3年ほどのこと。
大井町線の利用実績も少なく、写真も殆ど撮ったことがありませんでした。
8090系自体の知識もなく、むしろ廃車により秩父鉄道へ譲渡された8090系の方が印象にあります。

今般、さよならヘッドマークを付けて走り出したというニュースが入りましたが、撮りに行く機会はないと思っていました。
そんなとき、東京貨物ターミナル40周年記念公開の流れで訪れることができ、また、運良く撮影することができました。

※撮影は、全て平成25年5月5日です。





自由が丘~緑が丘間にて



緑が丘~自由が丘間にて



自由が丘~九品仏間にて





九品仏~自由が丘間にて



自由が丘駅にて


大井町線の車両の帯色があまり好きではなく、できれば赤帯時代に撮影しておきたかったですが、当時は縁のない路線でしたから仕方ないですね。

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夏目記念日予告:5月15日「食堂車の日」

2013-05-19 02:15:00 | ノンジャンル
たまたまテレビを見ていたら興味深い予告があったので情報提供です。

平成25年5月15日、深夜1時15分~ テレビ朝日 夏目記念日では、

同日に食堂車が初めて走ったことを記念し、食堂車にまつわる話が紹介されると言うことです。

見るのを忘れてしまいそうな時間ですが・・・。

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JR貨物:コキ110形コンテナ車

2013-05-11 00:04:00 | 貨車
JR貨物:コキ110形コンテナ車


JR貨物のコンテナ貨車の中で、唯一イエローカラーを纏っているのがコキ110形です。
新開発の15ftコンテナを積載するために製造されたコンテナですが、企画倒れになってしまったようで量産されること無く、わずか5両で打ち切りとなりました。

地元では見ることの無かったコキ110。
元々59・2の貨物列車大削減から車扱い貨物が激減し、JRに移行する頃にはコンテナばかりになってしまいました。
その頃から貨物列車には興味が無くなり、100系コンテナなんてまったく見向きもしませんでした。
そんなこともあって、つい最近までこのコキ110というコンテナ車を知りませんでした。



平成24年3月3日 西浦和~北朝霞間にて 配6794レ コキ110-2

たまたま撮影していた際、黄色い貨車をつなげているのを見つけました。
初めは事業用のチキ?と思ったのですが、よくよく調べてみると、コキ110というコンテナであることを知りました。

地元では見ることが出来ないようですので、撮影は殆ど諦めていたのですが・・・
東京貨物ターミナル駅開業40周年記念のイベントにおいて、コキ110を展示することを知りましたので、これはまたの機会がないと思い、出掛けてきました。

そしてまさかでしたが、5両あるコキ110のすべてを揃えると言う熱の入れようでした。

以下、平成25年5月5日、東京貨物ターミナル駅開業40周年記念公開会場にて。



コキ110-1

トップナンバーにはタンクコンテナのフル積載。



コキ110-2

こちら20ftの海上コンテナ。



コキ110-3

固定具の数が他のコキに比べて多い。3番だけ番号を撮り忘れました。



コキ110-4

こちらには福山通運の30ftコンテナ2つ。



コキ110-5

圧巻は記念コンテナフル積載の5番。こんな姿は二度と見れないでしょう。

柵無しの展示になってしまったので、人が入ってしまうのと真横から撮影できなかったのが非常に残念ですが、全部を一度に見ることが出来て非常にラッキーでした。

できれば、走行中の写真を記録したいものです。

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総武流山電鉄(流鉄):2000形

2013-05-08 06:28:00 | 私鉄(中小)
総武流山電鉄(流鉄):2000形

総武流山電鉄(平成20年8月1日に流鉄に社名変更)では、自社発注旧型車の置き換え以来、西武鉄道の電車が使用されています。

西武譲渡車でも既に旧型に属する車両から冷房改造車に置き換えが実施されていますが、それらの車両も製造からのかなり経年となり、西武新101系への置き換え・移行が実施されていました。

平成25年4月28日、GWを前にして、元西武701系の改造車である「なの花」編成を最後にすべて新101系に置き換わりました。



平成18年7月30日 馬橋駅にて

2000形は、元西武の701系及び801系の譲渡車となっており、2両編成と3両編成が存在しました。
3両編成は柿色の2003「明星」(元701系)と水色の2004「流馬」(元801系)が存在しましたが、「流馬」が平成19年、写真の「明星」が平成21年に合理化を理由に廃車となっています。



平成19年7月30日 馬橋駅にて

2両編成は、紺の2001+2002(元801系)「青空」と黄色の2005+2006(元701系)「なの花」がありましたが、「青空」は一足早く平成24年7月に置き換えとなり、今般、「なの花」が平成25年4月28日をもって運用を離脱しました。



平成20年4月12日 新松戸駅から

中小私鉄と言えども、古い車両は部品の確保が困難になったり、現在の保全とは方法が違ったりすることにより、技術的な伝承が難しくなるものと思われます。
中小ですと技術者の人数自体も小規模となりますから、この辺りの問題は大きいかもしれません。

新101系はまだ本家の西武鉄道でも使われていますので、しばらくは安泰という感じでしょうか?

しかし、引退するならGWの来客を利用して商売しても良かったのではないか?と思うのですが、何故直前に置き換えてしまったのでしょうかね。

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