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マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国際興業バス:西川64系統 蕨駅西口~西川口駅西口【廃止】

2022-01-19 13:39:00 | バス・トラック
国際興業バス:西川64系統 蕨駅西口~西川口駅西口【廃止】


地元ネタですが、国際興業バスの蕨駅西口と西川口駅西口を結んでいた「西川64系統」と言う路線が2021年(令和3年)5月15日の運行を最後に廃止されてしまったそうです。たまたまネット検索をしていて気が付きました。

蕨~西川口間は、歩いても30分弱で踏破できる区間。
私が小学生の頃は、線路に並行している県道を寄り道せずに走っていました。歩いても十分に通勤・通学が可能ですし、道路も舗装されれば自転車を使う人も多く、雨の日以外は殆ど乗る人が居なかったように記憶しています。
その後、乗客の少なさから、少し住宅地に入り込んで県道に戻る経路に変更されましたが、これも長続きせず、廃止になってしまいました。

結婚して8年ほど板橋区に住み、戻って来てから知ったのですが、このバス路線(だと思われる)路線は、大きく迂回して住宅地を通り、県道に戻って来る経路で生き残っていたようです。娘が小学生の時、運動会に行って小学校の脇を通っていたバスを見て初めて知りました。
この経路ですと、駅まで20分以上歩く、或いは自転車を使っても10分は掛かる区間を通りますので、西川口駅へ逃げる手段も考慮すると利用者はありそうです。


しかし、ここに来ていよいよ廃止になってしまったということは、それでも乗客は相当少なかったということでしょうね。


何か気が付いた時に蕨駅前でバスの写真を撮ることはありましたが、珍しいものだけを撮ることも多かったようで、本数も少なかったのか、西川64系統の写真は殆ど撮っていなかったようです。


※撮影は、いずれも蕨駅西口ロータリーにて。



平成17年5月14日 いすゞジャーニー 2023

写真からのスキャナので色が飛んでしまっています。



平成23年8月20日 いすゞジャーニー 2074

こちらも新色のジャーニーです。
この路線には中型が充当されていたようで、キュービックの写真は残っていませんでした。
この時期でもジャーニーは殆ど見なくなっていたので、エルガへの完全交代間近くらいだったのかもしれません。



平成30年5月14日 いすゞエルガ 6215

なんか雰囲気の違う車両が居るので撮ったエルガですが、調べたらワンロマ車でした。
地元では殆ど見る機会のない車両でしたが、その後もちょくちょく同路線に充当されているところに出くわしました。


タダでさえ経営・人材確保に厳しいバス会社ですから、ダメなところは切り捨てざる得ないのでしょう。同時に、他路線と重複しないバス停もすべて廃止と発表されたので、もう復活することはないでしょう。


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国際興業バス:いすゞエルガCNG

2022-01-15 09:23:00 | バス・トラック
国際興業バス:いすゞエルガCNG


また国際興業バスネタで恐縮です。

一時期は都心で何処へ行っても見掛けることのできたCNGタンクを載せたバス。もうすっかり見ることがなくなりました。
過去ログでも都バスなどいくつかご紹介したことがありますが、地元では見ることのできなかった国際興業バスのCNG車ですが、浦和駅の高架切換工事を取材に行った際、偶然にキャッチできたものがありました。この時のものだけしかありませんが、まとめにしておきたいと思います。


※撮影は、平成20年5月18日です。



南浦和駅西口にて いすゞエルガCNG 3912(H15年 西浦和営業所所属)



北浦和駅西口にて いすゞエルガCNG 3913(H15年 西浦和営業所所属)

いずれも浦和駅高架工事に伴う代行輸送に供出されたバスです。
この日、現認した番号から39台のバスが各所から召集されて代行輸送に当たっていたと思われますが、CNG車(KL-LV834L改)はこの2台だけでした。

CNG車には専用の充填スタンドが必要なため、稼働範囲が限られていたと思われ、台数もそれほど居なかったのかもしれません。

他の方の情報では、CNG車は故障が頻発し、早期廃車になったものが多かったようです。


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国際興業バス:いすゞエルガミオ(7m車)

2022-01-10 22:59:00 | バス・トラック
国際興業バス:いすゞエルガミオ(7m車)


1999年に誕生したいすゞエルガミオ。
その中でも一際目を引いた7mショートボディのミニバスが、地元を走る国際興業バスでも時折目にすることがありました。
当時はそれほど関心はありませんでしたが、戸田営業所に所属していて、コミュニティバス「ぷらっとわらび」にも運用されることが良くありました。

バスへの興味が段々と薄れ、そう言えば全然見なくなったと思ったら、この7mエルガミオは2001年に生産中止になっていたそうで、ほんのわずかな期間しか製造されなかったようです。過去の記録を辿ってみましたが、特殊な大きさ故に国際興業バス以外の記録は見つかりませんでした。



平成19年3月14日 蕨駅西口にて 1508

「ぷらっとわらび」への代走は良く見ることがありましたが、それ以外の代走はなく、写真のような貸切運用は珍しかったと思います。
今は無いようですが、戸田競艇の貸切でしょうか?



平成20年4月12日 蕨駅西口にて 1508 「ぷらっとわらび」代走

蕨市のコミュニティーバスである「ぷらっとわらび」は、東・西・南の各ルートに専用塗装の車両が運用されるのですが、点検などで出庫できない場合、このように代走することが良くありました。クセニッツは故障が多かったらしいので、尚更かもしれません。
初めから代走が想定されているようで、ご覧のような方向幕車で「ぷらっとわらび」専用の方向幕が用意されています。
また、「ぷらっとわらび」は均一料金のため、前面の表示も「前のり」になっており、この形態ではサボ式になっているようです。



平成20年5月18日 北浦和駅西口にて 1501

京浜東北線浦和駅高架工事に伴う代行輸送取材時についでに撮影したものです。
99年製のエルガミオワンステップ車で、1501は同形態車のトップナンバーのようです。これも戸田営業所の所属となっているのですが、北浦和駅まで来る運用があるのですかね。この時に初めて知りました。

「ぷらっとわらび」への代走もいつの間にかいすゞジャーニーや日野ポンチョが入るようになったので、その頃に除籍になってしまったようです。


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国際興業バス(ぷらっとわらび):ワーゲン・クセニッツ

2022-01-08 17:50:00 | バス・トラック
国際興業バスぷらっとわらび):ワーゲン・クセニッツ

アーカイブを失念していた「ぷらっとわらび」について、親ブログからの再編集・まとめをしておきます。


蕨市のコミュニティーバスである「ぷらっとわらび」。
2002年の導入時からオーストリアのクセニッツ製(シャーシはフォルクスワーゲン製T4)2台で運行を開始しており、ルート増設に伴い、若干スタイルの異なるもう1台を増備し、計3台で運行していました。(運行は国際興業バス戸田営業所。)

詳しくは知らなかったのですが、クセニッツ製は故障が多いらしく、コミュニティーバスにあるまじき余計な維持費が掛かってしまうことから、国内での需要が激減。メーカーであるクセニッツの輸入代理店も2005年に撤退してしまい、維持の困難から早々に国産に切り替えてしまった自治体が殆ど、という事態になったそうです。

蕨市においても2007年頃に初代の赤塗装と緑塗装の2台が日野ポンチョに置き換えとなり、増備車オレンジ塗装の1台だけがクセニッツのまま運用されていました。しかし、それも2009年11月末で運用から外れ、12月1日からは同様に日野ポンチョに置き換えられてしまいました。





平成20年5月14日 蕨駅西口にて

増備車で最後に残った1台のクセニッツ。初期導入の2両とは若干印象が異なっていました。ボンネットスタイルがコミュニティバスらしくカワイイ感じでした。
後部に停まっているのは置き替えられた日野ポンチョです。





平成20年5月18日 蕨駅西口にて

停車中は右側が大きく下がり、ステップが低くなるようになっています。現在のノンステップバスでは当たり前のギミックになっています。
後部には車椅子乗車用の扉が付いています。

前述のような事情から早いうちに撤退し、普通なら10~15年は使える自動車でありながら、たった5年ほどで廃車・解体されてしまったものの少なく無いようでした。
市では税負担軽減のために同車をオークションに出品したようですが、当時のリンクは既に切れており、どうなったか分かりません。

この記事を掲載した時からも既に13年が経過していますので、おそらくは現存していない形式かと思います。このような不出来な車両の話を聞くと、かつてのDD54のような不運な車両が思い浮かんでしまいます。


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小田急バス:三菱エアロミディ(KC-MK619J)

2022-01-05 23:06:00 | バス・トラック
小田急バス:三菱エアロミディ(KC-MK619J)


ネタ切れしているので、久し振りにバスネタです。


今回は小田急バスから。
新宿駅へやって来るバスは、京王や都営バスが幅を利かせていて、これに関東バスが加わっているような状態。お膝元でもある小田急バスは、意外と路線も本数も少なく、余程タイミングが良くないと見ることがありません。
たまたま過去ログをチェックしていたら、1枚だけ古いバスの写真が出てきました。


※撮影は、平成19年4月1日、新宿駅西口にて。



小田急バス B606 三菱エアロミディ KC-MK619J

今となっては懐かしい、ツーステップバスです。もう最後期の頃でしょうか?
行先は「よみうりランド」になっています。意外と長距離ですね。

同車は、その後秋田中央交通に譲渡されたそうで、鮮やかな塗装で活躍しています。


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