置農演劇部ったら、ミュージカル!まっ、子どもミュージカルは続けてるわけだけど、大会作品では、全国へ行った『どんがら山奇譚』以来ずっと遠ざかっている。理由は歌で勝負できるだけとの人材がいないってことと、せっかくミュージカル挑戦しても取り立ててプラスには評価してくれないことがわかったからなんだ。苦労して減点されちゃかなわない、だからミュージカルはしばしお預け。
でもね、やっばり音楽には未練があるわけだよ。2年前の『Let's Dance 1946』ではジャズを去年の『きき耳族の少女』では東欧の音楽を意識して使った。で、今回は?
『Catch & Row』、ボート部の話しでしょ、ならばこれですよ。一つは言わずと知れた『琵琶湖周航の歌』。って言っても若い人たちは????なんだよね。 そう、旧制第三高等学校、今の京大教養学部ボート部の歌だ。旧制高校の寮歌や校歌ってのは、その学校に関係のあるなしかかわらず、若い人たちがよく歌ったものなんだ。もちろん、いい歌が多い。
それと、これまた、古いぃぃぃぃ!って馬鹿にされそうだけど、『黒の舟歌』。知らない?そうね、これも団塊世代以上のレパートリーかもね。昔ね、歌声喫茶なんてのがあってね、若者はそこでジュース飲みながら大声張り上げてエネルギー発散したってわけなんだ。そこでよく歌われていたのがこの曲。暗いよねぇぇぇぇ!「男と女の間には暗くて深い川がある・・・・Row&Row Row&Row 振り返るなRowRow」って。
もちろん、このままこの曲の持ち味で使うわけじゃない。それはやっぱり、今だから。でも、その使い方は、・・・・秘密!今日は、この2曲の歌練習をおこなった。できればアカペラでやりたいと思ってるけど、どうだろうね、男連中、音痴だから。
僕なんか、どっちの曲も歌ってると自然と涙が溢れてきてしまうんだけど、これってどうなんだろ?若人にも通用する美しさなんだろうか?もはやメロディで名曲は作れない時代にあって、かつての名曲が高校生にどう受け止められるか、興味深いところだ。演歌ショーで往年の演歌を結構気に入って踊ってるみたいなので、きっとその良さに馴染んでくれるとおもうけど、客席でたった一度聞くお客さんは、????なんてなるのかなぁ?
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