たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

8年前と今

2013-10-06 01:01:51 | Weblog
 さて、「Kei Takahashi Room」で最後の記事です。今日か明日のテキトーな時間に、このページの名前を変えます。

 リニューアルへの手始めとして2005年10月~12月の記事を整理整頓しました。あの頃観ていた方は、もうほとんどこのページを観ていないかと思いますが、当時コメント下さった方ありがとうございます。消した記事もかなり多くありますが、俺の手元には残っていますのでご了承ください。
 明日以降も、ちょこちょこ消すべきものを消していこうと思います。

 2005年というと、高校卒業してすぐで、浪人の頃。あの頃の記事を、かなり久しぶりにほぼ全部読み直しましたが、あの頃と今は、実は非常に近いのかもしれない、って思っています。
 ダメで曖昧な審査基準の不条理な抑圧に苦しみながらも、具体的に何もできずに空回りしていて。

 圧倒的にダメな環境に身を置いていると、本当に自信を失いかける。
 明らかにダメなモノでも、価値がある、と無理矢理に大義名分をつけて偽りの行動をとり、安定に戻して自分が安心することに注力を傾けるヤツや、はっきりと意味のある方向へと全体をひっぱろうとはしないヤツ、自分の怠惰さを隠すために他人から搾取することに平然とした顔をしているヤツなんかに、(少なくとも)俺は審査されたくはない。

 でも、かなり少数だけど、確かに素晴らしい人もいて、その人達から評価されることで、なんとかギリギリ最低限の平静を保っていられているのかも。
 俺と対等な立場まで落とし込んでくれて意見をはっきりと主張しながらも、出来ることを一緒に一つひとつクリアしていってくれる人や、俺の拙い意見をきちんと聞いてくれてそれを参考に行動してくれる人、なぁなぁな環境に持っていかないように全体の空気をきちんとコントロールしてくれる人、その人達からの評価さえ高ければ、どうでもいいじゃないか、っと思えるほど。

 まったく、あの頃と同じだね。

 観る目がまったくない審査基準だって、2ランク以上、圧倒的に能力を持っていれば、同じように認められる。俺は常にそうやってきたし、今後もきっとそうだ。だから損をしているって思われることも多いけど、例えば、言葉に見合う能力をまったく持ってない人達の苦労よりも、俺はラクだと思う。

 俺なんかに、全否定される屈辱よりは、マシでしょ?笑

 あの頃と唯一違うことは、諸悪の根源が目の前にいる、っということだ。8年前は目に見えない相手であったが、今は確実に目に見える。それも同じ相手が。
 爪に引っ掛かり、どうしたらいいかのメソッドもたつ。8年前のように自分だけがその犠牲にあっているってわけじゃなく、助けたい人、守りたい人、大切な仲間もともに、その犠牲にあっていて、でも、みんなで立ち向かおうとしている。それだけでも、大きな進歩じゃないか。

 これから先、また、このページの名前が変わったりするような節目には、今抱えている問題がバカみたいに感じられるように、そして、この記事も消すべきだという判断が来るように、頑張っていきたいと思う。

 では、とりあえず、いったん閉めますね。
 いつも、ありがとう。また、すぐ会いましょう。あ、そうそ、裏ブログも、そろそろ本格的に再開しようと思いますので、そちらもよろしく。
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