たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

論理の引き算

2013-03-01 01:32:51 | Weblog
 正しい方向の想いに帰着されない論理は不毛だ。
 何かの言葉を取りに行くための思考だったり、自分が上であることの証明のための論理だったり、イイワケをいくら考えたって、自分自身が満足することは決して無いし、そんなことばかりをしていちゃ、人間として、無価値なことをしていると思う。

 論理は想いを抽出するためにある。簡単に言えば、素直になるために考えよう、ってことだ。
 どんなに自分を守る(隠す)ために論理でディフェンスをしても、決して勝つことは無いし、ぶっちゃけて言ってしまえば、滑稽だ。

 対象から論理を引き算していって、残ったモノが感情や意志や「生命特有のモノ」である。
 ここにこそ価値があって、そういう風に使わない論理は、優しさや楽しさが消え去ってしまっている。

 そういうことを忘れちゃいけないよね。

 そして、現在、論理の使い方が間違っている方向の人に対しても、どうにかして楽しい方向に論理を使うように説得する(アクティブフェーズする)ほどの論理性を持っていなきゃっと思う。
 これがあまりにもできない自分にイライラするし悩むけど、解決の糸口は意外とすぐ傍に落ちているもんだった。
コメント
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