スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

叡王戦&主治医

2019-02-25 19:31:37 | 将棋
 22日に指された第4期叡王戦挑戦者決定戦三番勝負第三局。振駒で先手を得た菅井竜也七段は5筋位取り中飛車から穴熊。後手の永瀬拓矢七段も居飛車穴熊に組んでの相穴熊。中盤で大差となってしまう将棋だったのですが,どこが悪かったのかがいまひとつ分かりませんでした。
                                      
 先手が5筋の突き捨てを入れたところ。ここで☗1四歩と打ったのですが,これが局面の悪化を招く手だったのかもしれません。
 後手は☖3五金と出て銀取り。☗3六銀と逃げた手に☖同金と取り☗同飛に☖2五銀と打ちました。先手は☗5六飛。
 ここですぐに歩を取るのではなく☖4二角と引きました。6筋が開いたので先手は☗6六飛。後手が☖6四飛とぶつけたのに対して先手が☗4六角,対して後手は☖3三角と上がり,飛車がぶつかり合っている上にお互いの角が飛車取りになっているという珍しい局面が出現しました。
                                      
 ここから☗6四角☖同歩と進んだのは,後手の言い分の方が通った印象です。ただ先手は飛車を入手したので☗4一飛と先着できました。ここは僕にはそんなに差がないようにも見えるのです。
 後手が☖6五歩と突いたときに☗2六金と打ったのはびっくりする手。ただ,1四の歩を生かすにはこれしかなかったのかもしれません。ですが後手はそれを見透かしたように飛車を取るのではなく☖6九角と対応。先手は☗4六飛と逃げざるを得なくなり☖2六銀☗同飛に☖9九角成と後手が先に駒得。これは☗9一飛成で解消できるのですが☖1四角成と二枚目の馬を作りつつ1四の歩を消すことに成功しました。ここは後手がはっきりよいように思います。
 先手は☗2五銀と打って☖同馬☗同飛で駒得しつつ馬を1枚は消せたのですがそこで☖1六香が痛打でした。
                                      
 ☗1七歩と打てれば問題ありませんが先手は歩を持っていません。第1図で☗1四歩を成立させるためには,先手には歩が必要だったのかもしれません。
 2勝1敗で永瀬七段が挑戦者に。前年度の棋王戦以来となる3度目のタイトル戦出場です。

 推測自体は当たっていました。三者面談の時点ではまだ推測だったのですが,これは後に福祉事務所で確認したので間違いありません。
 妹は年齢の関係から,この時点ではこども医療センターには通院していませんでした。よってこども医療センターの主治医というのがこの時点では存在していませんでした。そしてこども医療センターへの通院を止めるにあたって,母はみなと赤十字病院に紹介状を書いてもらったのですが,その紹介状に不備があるとのことで,希望する通りのみなと赤十字病院への妹の通院を,母は断念することになりました。このあたりの経緯は以前に詳しく書いた通りです。したがって妹は指定歯科としてみなと赤十字病院には通院していましたが,歯科医を主治医とするわけにはいきませんから,この所見に必要な主治医はみなと赤十字病院にも存在していませんでした。
 妹のこども医療センターへの通院で最も重要であったのは,癲癇の発作を抑制するための妹のの処方箋を出してもらうことでした。これは絶対に必要であったため,母は町医者である本牧脳神経外科を探して,それ以降はここに通院しています。ですから本牧脳神経外科の開業医は,妹にとっての主治医に該当することになります。ただし,僕の解釈では,所見を記入する主治医は精神科医でなければなりませんでした。だから脳神経外科医であるこの開業医では不適当だと僕は判断していたのです。前にもいったように,こども医療センターの遺伝科の主治医が精神科医であったかどうかは僕には不明ですが,こども医療センターであれば精神科医も存在する筈で,その判断を仰ぐということはできるでしょう。また仮にみなと赤十字病院への通院が可能になっていたとして,それが脳外科であったとしても,精神科という診療科もありますから,判断を仰ぐことも可能でしょうし,悪くても紹介はしてくれるでしょう。だからもしみなと赤十字病院に通院することになっていたとしたら,僕はその主治医の名前を書いた書類を福祉事務所に提出したであろうと思います。
 本牧脳神経外科は開業医なので,この場合は別に精神科の主治医が必要になるというのが僕の判断でした。
コメント
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