スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ヒューリック杯棋聖戦&強い異常

2018-06-09 19:01:58 | 将棋
 6日に淡路島で指された第89期棋聖戦五番勝負第一局。対戦成績は羽生善治棋聖が12勝,豊島将之八段が10勝。
 振駒で豊島八段の先手になり角換り相腰掛銀。後手の羽生棋聖が積極的に攻めていく将棋になりました。
                                     
 先手が銀を打って3七の地点を受けた局面。その直前に☗3四桂☖4一王という王手での交換が入っています。
 後手は☖6三金と取りました。先手は逃げるほかなく☗5五角成。
 ☖9三角という遠見の角がありますが☗7五桂があって無効です。先手が桂馬を持っているのは第1図の少し前に後手が3六の桂馬で4八の金を取ったからなのですが,それ以前の局面での☖9三角はあったのかもしれません。
 遠見の角が無効になっているので後手は☖3七銀と打って清算し,☖3三桂と使いにいくのが最善だったようです。しかし☖5四金とさらに上がり,これが敗着になりました。というのも☗同馬☖同歩に☗5三銀と打っていくのが素朴ながら厳しい攻めになっていたからです。
                                     
 第2図で攻め合いは先手に分があり,かといって後手は適当な受けがあるわけでもないので,大勢が決しているようです。
 豊島八段が先勝。第二局は16日です。

 8月23日が始まりの日であったのは,あくまでも僕にとってのことです。これは最近になって知ったことですが,母が強く異常を感じたのは7月27日だったそうです。その日に異常を強く感じたというのは,それほど強くない異常はそれ以前から感じていたという意味です。ですがそれについては後に記しましょう。
 日記に書いておいたように,7月27日というのは妹の養護学校の保護者による昼食会が催された日でした。これは横浜であったのですが,横浜駅で待っているときに,人混みと立っている姿勢の辛さで吐き気と眩暈を感じたそうです。それ以降,食べる量が著しく減りました。母の食事自体は僕も見ていますから,食べる量が減っているということは僕も分かっていました。ただ,それが体調によるものであるということには僕は気付かなかったなのです。そもそも,この始まりの日も朝は家で母と一緒だったのですが,母が何も食べていないということにも僕は気付いていませんでした。
 この日は妹の通所施設の保護者会がありました。母はそれには出掛けたのです。午前中の保護者会のときまでは大丈夫だったのですが,ほかの保護者と昼食を摂るためにレストランに入ったところ,まったく食欲が湧かず,吐き気もあったために何も食べなかったのですが,それでもトイレで嘔吐しました。その後も吐き気が止まらず,家までは帰ってきたのですが,家に戻ってからも吐き気が続き,また実際に嘔吐もあったようです。
 僕が帰宅したのが午後5時5分でしたから,このときにはもう妹も帰っていたのですが,母は横になっていました。目眩と吐き気というのは小脳出血を発症したときと同じ症状であり,僕はその点について尋ねましたが,そのときとは違うように感じると母は答えました。現在の出来事の表象像imagoを過去に生じたことの表象像と関連付けるのは人間の習性であり,だから僕は尋ねたのですが,おそらく僕より結び付けやすいであろうと母が違うと言うのですから,小脳出血を再発したという可能性は低いだろうと僕には思えました。しばらく様子をみていましたが,母は悪寒がするといい出し,震えが止まらなくなりました。
 
コメント
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