スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ヒューリック杯棋聖戦&腸閉塞のおそれ

2018-06-16 19:09:46 | 将棋
 お台場で指された第89期棋聖戦五番勝負第二局。
 羽生善治棋聖の先手で豊島将之八段の角換り拒否からの相腰掛銀。雁木に構えた後手に対して4筋に飛車を回った先手から仕掛ける将棋。第二次の駒組の後の先手の攻め方が重そうなので,後手がやれるのではないかとみていたのですが,錯覚があったようで急に終わってしまう一局になりました。
                                     
 後手が4五にいた桂馬を成り,先手が4八の飛車をひとつ寄った局面。先手の金が変な位置にいるのは6二に打った金で7一の飛車を取り,その金を引いてまた使いにいくことを目指したからです。僕が重そうだと感じたのはその攻めのことでした。
 後手はここで☖2七角と打って飛車金両取りを掛けました。ただ7二の金を取りにいくのは率が悪い感じがするので,後手はここでは直接的に攻め合って勝つことは難しいと判断していたのではないかと思います。ここから☗3九飛☖7二角成☗5七金までは一本道。
 ☖4二銀打とすれば後手は飛車を取ることができ,ここからまたやり直しのような将棋でした。ところがここで☖4八銀と攻め合いにいったのが敗着。先手に☗5二角と打たれ,後手玉は寄っていました。
                                     
 おそらく後手はこの寄せをうっかりしていたのでしょう。まだ40分ほど時間を残してはいましたが,粘ることすらできませんでした。
 羽生棋聖が勝って1勝1敗。第三局は30日です。

 8月29日,火曜日。この日は呼吸器科での診察がありました。はこの日も洗濯を干してからひとりでみなと赤十字病院に出掛けています。妹は僕が送りました。この日は本当に診察だけで,今後の診療方法についての説明があっただけでした。それによればPET検査を後日に実施するということでした。
 8月30日,水曜日。水曜の夕食Kさんと一緒でしたが,母の事情もあり,この週からは中止になりました。ただKさんは昼過ぎに来訪し,午後2時ごろまで母と話して帰宅しました。ここでも今後のことに関する相談が行われたものと思います。
 8月31日,木曜日。この日は消化器内科での大腸の検査でした。これは大腸癌の進捗状況を詳しく調べるために,大腸に管を入れて行う検査です。このために母は数日前からは指定された消化のよいものだけを食し,下剤も飲んでいました。この準備だけでかなり辛かったろうと思うのですが,ほかの検査も加わっていたのですからもっと大変であったことでしょう。この検査はとても時間を要し,母が帰宅できたのは午後6時ごろでした。ただし,検査は思うようにできなかったようです。というのは母の大腸癌はかなり進行してしまっていたために,検査用の管を腸内に通すことができなかったからです。こうした事情なので,また別の仕方での検査を後日に行うということになりました。ただ,その管を通しにくいくらいに癌が大きくなっているなら,場合によっては便が通らなくなり,腸閉塞を発症するおそれがあるということは判明しました。腸閉塞を起こすと最悪の場合は腸が破裂して死に至ります。この危険を避けるために,下剤の服用はこの検査とは無関係に継続するということになりました。
 9月2日,土曜日。妹のピアノのレッスンがありました。これは前日に先生から電話があり,午後3時半の開始でした。
 9月6日,水曜日。呼吸器科でのPET検査が行われました。母によれば実施した検査のうちでもっとも楽だったのはこれだったそうです。
 この日の夜,福江島に移住した叔父が自動車で自損事故を起こし,脚を骨折したので1ヶ月ほど入院するという連絡が入りました。
コメント
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