スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ヒューリック杯棋聖戦&2017年10月の通院

2018-06-30 20:11:20 | 将棋
 沼津倶楽部で指された第89期棋聖戦五番勝負第三局。
 豊島将之八段の先手で☗2六歩☖3二金☗2五歩☖7二飛という手順で後手の羽生善治棋聖の袖飛車。後手が攻めを急いだために先手の端攻めが厳しくなり,先手が優位に立っている局面が長かったのではないかと思います。それでも終盤は激戦になりました。
                                     
 先手が桂馬を打った局面。狙いは☗6二桂成☖同王☗4二角成として再度の☗7四桂でしょうか。
 後手は☖6五桂打としました。これは☗同金直でも☗同金右でも二枚換えになりそうですが,そこで手番を渡すのは危ないとみたか☗8八玉と逃げました。
 後手は☖1四歩とか☖1六成香としたいですが無視されて☗7四桂と打たれる順があるので☖8三銀と上がりました。これは☗7四桂を防いだ手。その手がないと先手も攻めきるのは難しく,かつ桂馬を渡すのも危ないので☗8二桂成と逆方向に逃げました。
 ここでは☖1四歩や☖1六成香があったのかもしれません。ですが後手も☖7四銀と逃げました。先手は☗7八歩。
                                     
 これが手堅い手で後手は駒を渡さないで攻めるのが難しくなっているようです。この後の後手の手順は暴発ともいえそうですが,仕方がなかったのではないでしょうか。
 豊島八段が勝って2勝1敗。第四局は来月10日です。

 母を見送った僕はそのまま内分泌科の受付に向いました。診察の予約が午後1時であったため,昼食を摂っている時間的余裕がなかったからです。
 診察室の前には電光掲示板があり,そこに予約票に書かれた番号が出て,番号の患者が各々の診察室に入る仕組になっています。医師が放送で患者を呼び込むこともありますが,基本的には表示システムです。この日,その表示板が新しい,大きなものに変わっていました。内分泌科が含まれている総合内科は6つの診察室があり,受付を挟んで1番から3番までが,待合所からみて右側の通路で4番から6番は左側の通路です。以前の小さな表示板は,この6つの部屋がすべて表示される様式の電光掲示板でしたが,新しくなったものは右側の診察室と左側の診察室が別々に表示されるようになっていました。このためにこの日からは,診察室へ続く通路に近い側のソファーで待つことになりました。そうしておかないと自分の番号の表示が分からないからです。
 午後1時5分には診察が始まりました。HbA1cは6.9%で7月より高くなっていましたが,これは7月がⅠ型糖尿病の患者としては低すぎたためで,想定の範囲内です。ただそれでも低血糖の発症はありました。今度の主治医は低血糖を防止することを重視するタイプなので,ランタスの注射量を0.01㎎だけ減らすように提案し,僕も了承しました。
 ほかに異常があったのはふたつです。ひとつはトリグラセライドで,これが44㎎/㎗と下限値を下回っていました。これは7月から検査詳細情報にそう記載されるようになったもので,それ以前の中性脂肪です。2015年7月に下限値を下回って以来の異常でした。どういう理由か分かりませんが,僕の中性脂肪は正常の範囲内であってもかなり増減します。かつては133㎎/㎗と,むしろ上限値に近いような値が出たこともありました。もうひとつの異常はLDLコレステロールで,これも64㎎/㎗で下限値を下回っていました。こちらは7月に続いての異常ですが,数値的には大差はないといえるでしょう。もちろんこれらについては主治医から何か言われるということはありませんでした。
コメント
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