スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ケガ&暫定的な意味

2006-06-27 21:06:37 | NOAH
 高山選手が復帰する日本武道館大会で,ケガで欠場していたムシキング・テリー選手も復帰することになりました。ムシキング・テリー選手はNOAHしか出ませんが,このふたりは形式的にはNOAH所属のレスラーではありません。ただ,ケガで欠場する選手が多い点が,NOAHで気になるところです。まず,潮崎選手は先日のファン感謝デーで復帰しましたが,これは出場予定だった谷口選手がケガをしたための代役復帰。鈴木鼓太郎選手も次のシリーズでの復帰が決まったばかりです。さらに,橋選手と平柳選手が欠場中です。ほかに現在は出場している選手でも,小橋選手,森嶋選手,モハメッド・ヨネ選手,丸藤選手志賀選手にはそれぞれ長期の戦線離脱がありました。全日本時代にはこんなことはなかったように思うのです。これだけ離脱者がいて,なおかつ最近は何人かが海外遠征でシリーズを欠場することが多いのに,興行は滞りなく成立させているので,層は厚くなったといえなくもないのでしょうが,いささか気になるところではあります。逆説的になりますが,ケガをする選手を減少させるためには,全日本当時程度の興行数を確保した方がいいのかもしれません。
 明日は大井で上半期のダートチャンピオン決定戦,帝王賞が行われます。宝塚記念はディープインパクト一強でしたが,ここは順当ならGⅠ4勝の2頭による争い。大井の2000メートルで,好枠から逃げられること間違いなし,マイルグランプリかしわ記念を連勝と,順調なアジュディミツオー◎の方を上位にみますが,カネヒキリ○の方が能力的には上だと思います。不安はドバイ帰りで休養明けという点。それで崩れるようならタイムパラドックス△。これもGⅠ4勝馬です。ただ,この馬も休み明けなので,一応マイネルボウノット△もあげてはおきます。

 後の定理を証明するために,公理五に訴えるケースはそう多くありません。そこで,互いに共通点をもたないということが,実在的に区別されるという意味であることを理解したところで,公理五の意味を,エチカと離れて暫定的に示しておきます。もしもAとBがあって,AとBが実在的に区別されるのであれば,我々は(知性はという意味です)Aを認識することによってBを認識することはできないでしょうし,逆に,Bを認識することによってAを認識することもできないでしょう。いい換えれば,もしもAとBが実在的に区別されるなら,Aの概念はBの概念を含まないし,逆にAの概念がBの概念に含まれるということもないのです。そしてこのことはたぶんそれ自体で公理として成立すると思いますし,エチカを十分に理解するためだけであれば,おそらく公理五はこう理解しておけば十分であると僕は考えます。
コメント
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