スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

大井記念&第二部定理一四

2006-06-06 21:30:56 | 地方競馬
 大井記念は直線で馬場の外目を抜け出した2頭による火の出るような叩き合いとなり,エイシンチャンプがボンネビルレコードを抑えて勝っています。2頭で3着のクールアイバーをかなり離しましたので,ここではこの2頭の力が抜けていたようです。僕が期待したホクトアサティスは,逃げると思っていたのですが,サンデーバニヤンにハナを叩かれたため苦しかったかもしれませんし,距離も長かったように思われます。
 明日も大井東京ダービーが行われます。羽田盃のレベルが高い年はそのまま,低い年は別路線組というのが東京ダービーの常道。今年は後者と読み,前走の東京湾カップを含めて4戦全勝のシャイニールック◎に期待します。相手が強くなってきても,同じような着差で勝ってきているのが最大の魅力。常に安定して走るグッドストーン○は,今回から張田京(はりたたかし)騎手に替ります。今日の大井記念は残念でしたが,大きなレースでは強い騎手です。そして羽田盃を勝ったサンキューウィン▲ですが,16番枠はちょっと不利です。あとは内田博幸騎手のバングレイド△。この4頭がここは強力だと思います。

 ここで定理一四をみておきます。「人間精神はきわめて多くのものを知覚するのに適する。そしてこの適性は,その身体がより多くの仕方で影響されうるに従ってそれだけ大である」。この定理は,ある人間の精神の本性はその人間の身体の本性に一致するから,人間の精神がなし得ることは人間の身体のなし得ることと平行的な関係にあるということを理解していれば,昨日の要請から明白であるといえるでしょう。すなわち,昨日の要請があらゆる物体の中でもとくに人間の身体だけに特有であったことと同様に,そこから導かれるこの定理は,あらゆる(厳密にいうならあらゆる「物体」の)精神のうちで,とくに人間の精神だけに固有であるというわけです。
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