スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋聖戦&第二部自然学②要請六

2006-06-05 20:17:23 | 将棋
 棋聖戦は先手となった鈴木八段が,事前の宣言通りに自身が升田幸三賞を受賞した戦法でもある早石田。序盤早々から佐藤棋聖に新手が出て類例のない戦いに。その後,先手の攻め,後手の受けという展開になったときに,鈴木八段の指した▲8三角成が4手後の△8二飛を見落とした大悪手だったようで,いくばくもなく先手の投了となりました。
 棋聖戦は持ち時間が双方5時間で,僕は7時ごろにネット中継を開き,終盤戦を観戦しようと思ったのですが,もう終局していたので驚きました。第二局は20日。終盤戦の攻防を(今日は結局それがありませんでした)見たいものです。

 明日は大井大井記念です。全国レベルの馬が皆無でほとんど組まれない長距離戦(2600メートル)とあって,非常に難しい。一応の中心は連勝中のホクトアサティス◎にします。今年の2戦は不振ですが,力ならボンネビルレコード○。大井転入2戦目のエイシンチャンプ▲も,このメンバーならあるかもしれません。あとは距離の実績からヤスミダブリン△とウエノマルクン△。

 ここでもう1度,前回のテーマで扱った自然学②の第二部自然学②要請一と要請三を思い出してください。そしてここではさらに第二部自然学②要請六にも注目します。
 「人間身体は外部の物体をきわめて多くの仕方で動かし,かつこれにきわめて多くの仕方で影響することができる」。
 この要請の意味は説明するまでもないと思います。そして重要なのは,これらみっつの要請(公理という意味で受けとって差し支えないのです)が,人間の身体を対象にしているということです。つまりこれらの要請は,一般に物体の中でも,人間の身体だけに適用し得るものなのです。
コメント
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