ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

昨日のワインメーカーズディナー

2018年03月16日 00時37分07秒 | ワインメーカーズディナー
昨日はカリフォルニアはシエラフットヒルズのワイナリー「テールルージュ」のワインメーカーズディナー。

所謂【ローヌレンジャー】=ローヌの騎馬隊と呼ばれるローヌ系品種に特化したワイナリーです。

オーナー醸造家のビル・イーストンさんは本家のローヌ地方の生産者とも仲良しらしく「あ、なるほどね‼」というワインを造っています。

「テールルージュ」名とは別に自分の名前「イーストン」名でカベルネなどメジャー品種も手掛けるワイナリーも持っていますが「心はローヌにあり」、の様です。


昨日はメインにシラーの2003年のものをお出ししました。

綺麗に熟成し、しかし未だ若さを残すスマートな味わいですし、ルーサンヌやマルサンヌを使った白もシャトーヌフデュパプの高額なものを思わせるものでした。
↓は看板のシャトーヌフデュパプタイプ(イーストンさんは「ジゴンダスだ」と言っていました)の看板商品。
■ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ・ロートル [2010]赤(750ml) Domaine De La Terre Rouge L'Autre [2010]
ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ
ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ


なにが有難かったっていうと品種のバラエティが豊かだったということ。

グルナッシュベースのブレンドもの、シラー、上記のローヌブレンド白。

それにイーストン名のカベルネやソーヴィニヨンブラン。

輸入元のリストにはまだまだバラエティがあります。



そうするとワインメーカーズディナーなどを開催するにあたり「バラエティ」を散らせる、のです。

口も眼も飽きないバラエティはキッチンの料理も考えやすくなります。

更にどのワインもワイナリーで一定期間寝かせてからの出荷ですので「若すぎて困る」ということもありません。



あと・・・・・

カリフォルニアでも「ナパヴァレー」と聞くと「高そう」なのですが、このエリアはお手頃なんです。

昨日使ったものは、敢えて「そこそこの価格」のものをチョイスしましたが・・・


美味しいワイン達ですので、来月のグラスワインに登場させたいと思っています。

輸入元にも在庫が少ないものもあってひっそりですが、楽しみにしておいてください。


さて次回のワインメーカーズディナーはまだ決まっていませんので、生産者の来日予定がありましたら、お声がけをお願いいたします。


            樋口誠