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小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

お若い方は ”たんつぼ” をご存知かな?

2014-05-04 10:55:13 | Weblog
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きたないタイトルでごめんなさい。というか、知らない人も多いかな。

昨日は小学校時代のクラス会。集まれば小学校時代にタイムスリップするわけですが、考えてみると、昭和40年代の時代は今とずいぶん違うよねって話になりました。

日本は今、どこに行っても清潔だけど、駅のトイレがきれいになったのは、ここ10年20年くらいの話です。
最近はどこの駅でもトイレットペーパーが設置されてますが、私が勤め人をしていた10数年前は、1個50円のティッシュの販売機が設置されていて、一刻を争うときなどは本当に難義したものです。紙を持ち歩いていればいいけど、そんな時ばかりではありません。
朝の忙しい時間帯などは、ほかの並んでる人間に出し抜かれたり、おつりがなかったり、いやはやなんとも切ないものでした。

お若い方は存じないと思いますが、地下鉄の構内には「たんつぼ」なるものは、あちこちに設置されていました。



作家の筒井康隆は「俗物図鑑」の中で、”たんつぼ評論家”なるものを描いておりまして(あまりに汚いので、どんな内容かはご自分で調べてくださいませ)、子どもたちの間でも、この世のいちばんきたないもののひということで、笑いのネタにしておりました。

昭和40年代はどこの駅でも見かけていた、この忌まわしい物体は昭和50年になると次第に姿を消しました。

その頃でしたか、新聞の投書欄に外国人から「どうして日本人は道路にツバを吐くのですか」という投書を見かけた記憶があります。
そういうば、私が子どもの頃の大人は「カーッ」といいながら、路上に「ペッ」と吐いていたな。マネしてやったら、友だちに「おまえ、ツバの吐き方だけは大人みたいだな」と言われた記憶があります。

褒められた話じゃありませんけど、ちょっと前まで日本も日本人もそんな感じだったのですね。

2001年の9.11以降は、たんつぼどころか駅にはゴミ箱も撤去されました。

ゴミはみな持ち帰る。
守らぬ人もいますが、昨日は京王線ではしゃいでる中学生たちも、手元には部活で出したゴミをしっかり持ち帰ってました。

戦後からバブルが弾けて今日。
日本人が失ったものもいっぱいありますが、良くなった面もいっぱいあります。

本日は汚い話で 申し訳ありませんが、きれいになった日本は素直に良い国だと思います。
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