水難が絶えないわが家ですが、これも古いマンションの宿命ですね。
まあ、仕方ないかな〜。
家康公の遺訓にありますが…
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。
いやいや、尊敬する家康公の言葉ですが(実際は違うという説が有力)、そんなガマンは絶対イヤですよ!
ガマンは体に悪い!
これは誰が何と言おうと、ぜったいそうです。
しかしながら考えてみると、私が子供の時分に住んでいた赤坂の実家は、こんなことはしょっちゅうだった記憶があります。
柱は傾いて隙間風が一年中吹いていたし、雨漏りはするし、大雨があれば玄関の下駄が浮いてくるなど、いろいろありました。
母はイヤがっていましたが、貧乏育ちだった父はまったく意に介しておらず。
むしろそんな家を愛していたようにさえ思えました。
▼その家の思い出を描いた作品「ねえお父さん もっとお話聞かせてよ」です。
日本の風土というのは、雨風が強く寒暖差が大きいので、家の劣化は早いのでしょう。「江戸っ子は宵越しの金は持たねえ」なんて言葉も、そんな意味も含まれているに違いありません
火事が起これば、火消しが家を壊すのですから、財産を余計に持っていても仕方ないんだろうな。
そうは言っても、今さら江戸の暮らしに戻るべくもありません。
トイレットペーパーの代わりに縄を使うなんて出来ませんせんし、電動歯ブラシがあるわけなし。とてもそんな暮らし出来ないよね(笑)。
来週には給湯器が来るし、シンクの問題も程なく解決するでしょう。
関係ありませんが、インド・ヒンドゥー教には三大神がいます。ざっくり言うと…
ブラフマーという創造の神。
ヴィシュヌという維持の神。
シヴァという破壊の神。
このうち、創造の神ブラフマーは現在では、あまり人気がなく、ヴィシュヌ派とシヴァ派が主流だそうですが、やっぱりメンテナンスって大事なのね(それか)。