開催前は無観客試合で見ないと言っていた東京オリンピックですが、柔道が好調なすべり出しではじまると、勢いで今までで一番見ているかもしれません。
まあオリンピックに反対しながら、応援は別という国会議員もいますので、そのくらいは(笑)。
同じように、はじまる前は大混乱だった開会式でどうなることかと思われましたが、けっきょくオリンピックは選手ありきだということ。それが今回、明確になったのだと思います。
利権とシマ争いにまみれた開会式と、すべてを競技に捧げてきた選手を、見る人は容易にわかるということなんでしょうね。
スピルバーグが「今の技術をもってすれば、完璧な砂漠や雪景色を再現することができる。だが、観客はそれを容易に見極める」といった意味のことを述べてますが、まさにオリンピックは視聴者が真偽を見極めたと言いましょうか。
おかげで出てくるキャスターやコメンテーターの軽さが浮き彫りになりますが、まあ、それはご愛嬌かな。
昨日も女子レスリング向田選手の素晴らしい逆転劇があり、思わず声をあげて応援!
向田選手、安田靫彦画伯の絵に出てきそうな、良いお顔をされています。