2019年小暮満寿雄+小暮菘華 書画コラボ展Ⅲは、
10月5日(土)〜14日(月)
銀座一丁目ギンザナカノ・ギャラリーで開催されます!
▲こちらは展覧会用の新作、これよりだいぶ進みましたが非公開です。
一枚の絵を描くのに、どのくらい時間がかかりますか?
最近は尋ねられることは少なくなった質問ですが、次回の展覧会に向けて10年以上前に発表したものに、いくつも手を入れているので改めて記事にしてみました。
私は複数の絵を並行して描くので、1枚描くのにどのくらい時間がかかるか、よくわからないのですが、それでも展覧会に出すことを区切りに「完成」としてきました。
実際には、若い頃の私は時間をかけて完成させるのが本来思っていました。
ところが、けっこう時間をかけて1枚の絵に執着していたのを見た画廊主から「人前に出して成仏させないとダメよ」とアドバイスされたのをきっかけに、展覧会ごとに納得いかなくても完成としてきたのですね。
まあ、すべての絵を納得するまで描くなんて、実際は出来ないのですが。
それが、最近になって10年以上前に描いた作品を引っ張りだしてきて、モノによっては手を加える作業をしています。
「前の方が良かった」
なんて、言われると困りますから、それなりに手を加えます。
それから手を加える過去の作品は、完成度が低くて手の入れる余地があるものを選びます。
その方が手間がかからないし(笑)、完成度も上がるしね。
あ、新作はしっかり作りますよ!
手抜きでありながら、手抜きじゃないので、誤解なきよう♪
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3年後2012年に母子コラボ展様に修正したもの。
かえって悪くなってしまったようです(笑)。
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ピカソは「1枚の絵が出来上がる過程をすべて見せられたら、どんなに面白いだろう」って言いましたが、簡単に出来る時代になっちゃいました。まあ、それが面白いかどうかは、みなさまご判断を♪
参議院選挙も済みました。
政治に興味がない方ではないので選挙には行きますが、やはり私はそちらは素人です。
次回の展覧会では、なるべく良い作品をお見せしたいと思っています。