東京田端の商店街にある座席数20名という小さな映画館、「シネマ・チェプキ・タバタ」で上映中のユーリー・ノルシュテイン作品4本を堪能いたしました。
CSなどで何度も見た作家ですが、もしかしたら映画館で見るのは初めてかもしれません。いや、素晴らしかった!
ノルシュテインといえば、ちょっとアニメや映画を知ってる人なら誰でもご存知の、それこそアニメーションの神様とも言える人です。
切り絵を使った恐ろしく手間のかかる技法から、どれも短編ばかりの作品が両手で数えられるほどしかありませんが、その中から4本。全部合わせても75分ほどの短い作品ばかりですが、最近にないほどの感銘を受けました。
中でも「霧の中のハリネズミ」は秀逸♪
外国のアニメに出てくるキャラは、どれもあまり可愛くないので、ノルシュテインの描くキャラは動物がみんな二足歩行でチョコチョコ歩き、なんだかとってもキュートなのです♪
ハリネズミの友達小グマの自己チューな愛情表現もキュート。
また「アオサギとツル」のいつまで経っても、一緒にならないカップルも「こういう2人っているよね」って感じでした。
見終わったあとは、一緒に見た仲間どうしでハリネズミや小グマのマネをしてインド料理店で一杯♪
楽しかったです♡ また見に行こうかな。
上映は8月31日までで、一日17:15の1回のみ上映です。
興味のある方はぜひ一度、ご覧くださいませ。