もう8月も3日ですから、先月になっちゃいますか。
3日前の7月31日にテレビ朝日で 「大相撲総選挙」なる番組をやっていたので、ついつい見るともなしに見ちゃいました。
政治報道などでは色々あるテレ朝ですが、その昔は「大相撲ダイジェスト」などで相撲界には縁の深いテレビ局だけあって、なかなか昨日今日ではできない内容の番組でした。
民放ならではのチャラさや、いらないと思う芸能人も多かったけど、それでも普段の民放バラエティに比べると、なかなかの人選でしたし、相撲を知ってる人が関わって作った感じのする番組でした。元大相撲ダイジェストのキャスター、銅谷志朗さんがだいぶお年を召して登場したのも懐かしい感じでした。
それにしても、お相撲というのは世代を反映するものです。
わたしの世代といえば「巨人・大鵬・卵焼き」の時代。
個人的には巨人も卵焼きにも冷淡でしたし、大鵬に関しては好きとかきらいという以前に「勝つもの」だという存在に思っていました。
それだけ大鵬を負かす力士がいるとそれだけで話題になったものです。
先代の貴ノ花、今の貴乃花親方のご尊父が、初めて大鵬に勝った一番では、我が家だけでなく、近所のお年寄りがこぞって拍手が鳴り響いたものです。
いやいや、それにしてもけっこう覚えている一番が多いもの。
今ではすっかりウザがられている舞の海しうへいさんですが、曙との一番に勝った三所攻めは見事なもの。黙っていると、この人の現役時代は金太郎さんみたいでカッコ良かったですね。
そういえば、わたしも現役時代は応援してましたわ(笑)。
相撲関係者や相撲ファンの投票によるランキングは、色々意見もあるでしょうけど、そもそも時代を超えて対戦できない力士同士のランキングは、見て楽しむだけのもの。異論をはさむだけヤボなものですが、いや、こうじゃない、稀勢の里、白鵬はもっと上だ下だなんて、やいのやいの言うのも楽しいものです。
妻が大鵬の現役時代を知らないとか、千代の富士の全盛期に小学生だったとか。
千代の富士引退のニュースを社会人一年生(教員でした)の時、友達の奥さんの口から聞いたとか。それぞれの年代を感じながら楽しみました。
上位3人は誰でも納得。個人的には北の湖が入ってほしかったですが、5位か6位だったのかな? 3位・大鵬、2位・貴乃花、1位・千代の富士。
千代の富士の存在というのは、今の時代現役でバリバリやってる人たちの丁度中間点なのでしょうね。 早い死が惜しまれます。
続きはまた後日。