先週、「ひまわりの絵」の依頼主さまから、「ブログにUPしました」という連絡を受けました。
いや~、ありがたいことです。
こちらのブログには書いてませんが、最初は人気商品のなまけ蛙くんを注文しようと思ったんですって。
でも、花風社さんの子どもの絵がお好きだということで、「やはり絵にしよう!」と思ったそうです。。
ともかくも満足していただいたのは本当に良かったです。
プロはもらうお金以上の仕事をするというのが、わたしのモットーではありますが、いくら自分で思っていても、顧客さまが満足しないようでは何もなりません。
絵描きでも音楽家でも作家でも、無名有名に関わらず、塩野七生先生の言葉を借りるなら芸術はみな虚業です。それについては反論もあるのですが、まあ本質はそうかなあ。
それに塩野先生はミケランジェロを例に出して言ってるんだから、これは口のはさみようがありませんわ(笑)。
アートの本質のひとつは、人を幸福にすることだと思います。
見ると暗い気持ちになる絵や音楽、読んで落ち込む小説も、人の心を動かすという点において本質は一緒でしょう(それについては後日また)。
自己表現は二の次が丁度良いと思います。
本来はそれを意識しないでも、作品を作るうちに自己表現はついてくるものだと思いますが、今回は両方がきれいに重なった、自分でもお気に入りの作品になりました。
依頼主のご子息はひまわりの絵を描くようになったとか。
こちらの家にいっぱい良いことあるとええですなあ。
依頼主さま、ありがとうございました。
またお気に召していただいて深謝です。
久々にエカキでいて良かったと思った瞬間でした♪