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今年も木下音感協会による東京合同音楽祭が開催されました。
前日、東京は1969年以来の大雪でしたが、当日2月9日は無事開かれることになりました。沖縄や仙台、愛知や富山から参加する人たちは、早めに到着していたおかげで、全員が参加できたようです。
ただ、一番近場だった埼玉県妻沼の人たちは、道路状況がわるく、午前の部に出る予定を繰り下げ、午後の部に参加。
すべて予定通りというわけにはいかなかったようですが、40数年ぶりの大雪だったわりには、大過なく開催されたのではないでしょうか。
その分、開催者側の木下音感教会のみなさんは大変だったと思いますが、それだけにコンサートの内容は例年以上の仕上がりだったように感じました。
木下音感教育の根底にあるのは、向上心だということは、あ@花さんのブログに書かれていますので、こちらぜひお読みいただければと思います。
今まで36回、開催された東京合同音楽祭。
その中にはあの小沢征爾の後継者と呼ばれる山田和樹指揮者もいるわけですが、もちろん、それだけでなく、そこには音楽を通して豊かな人間を育てていくという目的があるのです。
私も今年で3回めを見せてもらったわけですが、歌声のクオリティの高さは言うまでもないことなのですが、毎回新しい発見があるのには驚かれます。
今さらながら驚いたのは、子供たちの姿勢の良さ、歩く時に頭の位置がズレないという体幹の良さ、体軸の安定性でした。
↑ 音楽祭に一見関係ないようですが、こちら先日浜松に納品した作品の一部。
昨日も申し上げたように、この絵のこの部分は、亡きクライアントの奥さまが宝塚ファンだったことによるオマージュです。
近日上演予定の宝塚歌劇団「眠らない男ナポレオン」、こちらのポーズはルーヴル美術館の中で、フランス人に最も人気のある、ナポレオンの戴冠式を描いたダヴィッドの絵をもとにしています。
なにより驚くのは宝塚トップスターの姿勢の良さ。
そして体幹の強さが、ちょっとしたポーズにあらわれています。
宝塚はあらゆる演劇がそうであるように、総合芸術であり、歌を歌うだけでなく、踊りやセリフ、立ち居振る舞いなど、すべてにわたって5感を駆使して表現する点で木下式に通じるものがあるのですね。
立っている時の姿勢や、歩き方の姿の良さ以外に関心したのが「おじぎ」ですね。
おじぎは日本人独特のものというわけでもなく、クラシックの演奏家や指揮者は演奏後に深々と聴衆におじぎをするのですが、個人的な意見として「良いおじぎ」と『良くないおじぎ」というものがあると思います。
おじぎは土下座ではないので、謝罪ではありません。
来てくれた人、聞いてくれた人に感謝の意を表現する、ひとつの言葉でもあると思うのです。
おじぎの角度や姿勢というのはもちろんですが、演奏後にする子供たちのおじぎは、「来てくれた人、聞いてくれた人に感謝するんだよ」ということを、キチンとおしえられているものでした。
木下式の「五感を通じて人間性を高めていく教育」を強く実感した次第でした。
演奏の内容については、特に5人の小学生による独唱と合唱が素晴らしかったのですが、そのことについてはまた後日書くことにいたします。
今年も木下音感協会による東京合同音楽祭が開催されました。
前日、東京は1969年以来の大雪でしたが、当日2月9日は無事開かれることになりました。沖縄や仙台、愛知や富山から参加する人たちは、早めに到着していたおかげで、全員が参加できたようです。
ただ、一番近場だった埼玉県妻沼の人たちは、道路状況がわるく、午前の部に出る予定を繰り下げ、午後の部に参加。
すべて予定通りというわけにはいかなかったようですが、40数年ぶりの大雪だったわりには、大過なく開催されたのではないでしょうか。
その分、開催者側の木下音感教会のみなさんは大変だったと思いますが、それだけにコンサートの内容は例年以上の仕上がりだったように感じました。
木下音感教育の根底にあるのは、向上心だということは、あ@花さんのブログに書かれていますので、こちらぜひお読みいただければと思います。
今まで36回、開催された東京合同音楽祭。
その中にはあの小沢征爾の後継者と呼ばれる山田和樹指揮者もいるわけですが、もちろん、それだけでなく、そこには音楽を通して豊かな人間を育てていくという目的があるのです。
私も今年で3回めを見せてもらったわけですが、歌声のクオリティの高さは言うまでもないことなのですが、毎回新しい発見があるのには驚かれます。
今さらながら驚いたのは、子供たちの姿勢の良さ、歩く時に頭の位置がズレないという体幹の良さ、体軸の安定性でした。
↑ 音楽祭に一見関係ないようですが、こちら先日浜松に納品した作品の一部。
昨日も申し上げたように、この絵のこの部分は、亡きクライアントの奥さまが宝塚ファンだったことによるオマージュです。
近日上演予定の宝塚歌劇団「眠らない男ナポレオン」、こちらのポーズはルーヴル美術館の中で、フランス人に最も人気のある、ナポレオンの戴冠式を描いたダヴィッドの絵をもとにしています。
なにより驚くのは宝塚トップスターの姿勢の良さ。
そして体幹の強さが、ちょっとしたポーズにあらわれています。
宝塚はあらゆる演劇がそうであるように、総合芸術であり、歌を歌うだけでなく、踊りやセリフ、立ち居振る舞いなど、すべてにわたって5感を駆使して表現する点で木下式に通じるものがあるのですね。
立っている時の姿勢や、歩き方の姿の良さ以外に関心したのが「おじぎ」ですね。
おじぎは日本人独特のものというわけでもなく、クラシックの演奏家や指揮者は演奏後に深々と聴衆におじぎをするのですが、個人的な意見として「良いおじぎ」と『良くないおじぎ」というものがあると思います。
おじぎは土下座ではないので、謝罪ではありません。
来てくれた人、聞いてくれた人に感謝の意を表現する、ひとつの言葉でもあると思うのです。
おじぎの角度や姿勢というのはもちろんですが、演奏後にする子供たちのおじぎは、「来てくれた人、聞いてくれた人に感謝するんだよ」ということを、キチンとおしえられているものでした。
木下式の「五感を通じて人間性を高めていく教育」を強く実感した次第でした。
演奏の内容については、特に5人の小学生による独唱と合唱が素晴らしかったのですが、そのことについてはまた後日書くことにいたします。