小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

復興の東京オリンピック

2013-09-09 09:15:59 | Weblog
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↑ バベルの塔、いったん消した十字架ですが、クライアントの「力強い十字架を」という要望で復活させました。

旧約聖書の時代にキリストが生まれてなかったことなど、気の乗らなかった十字架ですが、バベルの塔に合わせて透明にしたところ、気分が一転。ノッてきました。

お店に飾る絵ということもありますが、塔が破壊される絵はいかんせん縁起が良くないということで、クライアントさんと相談し、この絵は再生&復興をテーマにしようというということになりました。

ところが、旧約聖書の原典を読むと、「バベルの塔」は、必ずしも縁起のわるい物語でもないのです。

周知のように、バベルの塔というのは、天に届く塔を建てようとしたため、神の怒りに触れて、それまで一つだった人類の言語がバラバラになる・・・そんな話に思われてますが、実は旧約聖書の原典には「神の怒り」に触れたとは一言も書かれておらず、また、バベルの塔が破壊されたとも書かれていません。

まあ、旧約の時代になかったキリストのシンボルを入れちゃうくらいですから、どうでも良いのですが、再生&復興というテーマには力が入ります。


さて、東京オリンピック決定。
7年という時間は中学生が成人する時間ですが、私の年になると別の意味で貴重な時間です。まあ、たぶん生きてはいるだろうけど。

驚いたのは、あ@花さんのブログ見たら、先の東京オリンピック・・・戦後19年後に開催してるのね。

チェルノブイリ見てもわかるように、あと7年で福一原発はとても解決しないだろうし、東北復興も完全には行われないでしょうけど、今回の開催決定で復興に弾みはつきますね。

震災後のあまちゃんが好調なのも、2年半経って、国民も振り返る気持ちになってきたということでしょうか。

新しい国立競技場も楽しみだし、うちから1駅なんで建設中を見に行こうかなんて、そんなミーハーな思いもしています。



関係ありませんが、昨日TV見てたら猪瀬知事が例によってインタビュー。

NHKのアナウンサー、知事と話す時は「猪瀬さん」。
インタビュー終わったら、「猪瀬知事でした」。

うーん。
NHKっていつもそうなんだけど、知事に「さん」と呼ぶのは失礼じゃないのかな。
面と向かっては「猪瀬さん」。紹介では「猪瀬知事」。
そんなルールでもあるのでしょうか。

安倍総理にも「安倍さん」だったりすることがあるのは、すごく気になります。

もちろん「さんづけ」は敬語のひとつなんだけど、例えばおすもうさんの場合、「さん」と呼ばれるのは幕下以下の力士養成員のみです。

十両以上は「~関」と呼び、大関は「大関」。横綱は「横綱」と地位で呼びます。

もしアナウンサーが「白鵬さん」なんて呼んだら、すごく失礼な感じでしょ。
知事や大臣を「~さん」と呼ぶのは、似たような違和感を感じます。

なんか変な平等感なんですよね。
みなさんは、どう感じますでしょうか?

まあ、いいや。とにかく7年後が楽しみです
コメント
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