小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

チェコの山、高安、稀勢の里

2011-05-23 08:36:26 | Weblog
五月の技量審査場所が終了しました。

千秋楽、白鵬vs魁皇の相撲!
未だに魁皇の右が決まると、あの最強の横綱さえをも押しだすのですから、
たいしたものです。
(それにしてもリアルタイムで観たかったというのはあるけど)。

私のMac10.4環境はネット配信も見られなかったので、
十一日目に国技館観戦をした以外は、時々人のパソコンを覗いたり、
テレビのニュースを見たり、あるいはツイッターの映像アップを眺めるといった、
ゆるめの観戦でしたが、それなりに楽しむことができました。

大震災以降はじめての場所であり、八百長問題以降はじめての場所ということもあって、
国技館の中もそれなりの緊張感がありました。

今場所は支度部屋にゴミも私語もなかったと聞きますが、
考えてみれば、震災前&八百長問題前は、国技館内で受付をしていた親方どうしが、
私語をしたり、大きな体でジャレあってる様子が目に付いて、
素人目にも「緊張感ないな~」と、苦々しい感じを受けたことがありました。

それが今回は入り口にいた親方衆、関係者衆が姿勢を正して座っていて、
義援金を箱に入れると「ありがとうございます」と礼儀正しく礼をする。
当たり前の話ですが、そのあたりからキチンとしてましたね。

琴欧洲の休場以外はケガも少なかったようだし(欧州の休場は単なる不調?)、
良い相撲が多かったのではないでしょうか。
これが毎場所続けば、きっとお客さんも戻ってくるに違いありません。

というか、ツイッターなどで盛り上がってるコアな相撲ファンどうしの間では、
どこが相撲不人気なのか、わからないのですが・・・。


嬉しかったのは鳴戸部屋、苦節12年。
チェコから来て、ずっと稀勢の里の付け人をしていた隆の山(通称チェコの山)が、
とうとう十両昇進の切符を得たことでしょうか。
昨日は7時のNHKニュースのしょっぱなに、隆の山の映像が映ったので、
これは取り上げられるかなと期待したほど。
けっきょくニュースには出なかったけど、期待した相撲ファンも多かったようです。

(さすがNHK、細かいところに芸があるな。
 それにしても、昨日は大相撲担当の刈谷アナがインタビューしてたそうですが、
 放映されてないのに、NHKのアナウンサーが出てくるっていったいどういうことでしょう?
 それだったら、はじめからオンエアしろよな。
 こっちが、何を見たくて金払ってるのか理解しろっちゅーの!)

また高安も勝ち越しで、来場所はいよいよ入幕です。
私が生の声援送って連勝させた記録(?)は、残念ながら今回で途切れましたが、
千秋楽の勝ち越しは嬉しい!
でも高くて安いという本名の四股名は、いけませんね。
安いのはイカン、安いのは。
何か素敵な四股名が欲しいところ。

ともあれ高安関の新しい四股名と、チェコの山の化粧回しは来場所以降の楽しみでもあります。

さてさて、われらが稀勢の里といえば、ファンを激怒させる連敗のあと、
妙に盛り返して千秋楽での勝ち越し。
きせをライバル視している琴奨菊は、千秋楽に把瑠都を破る活躍で10勝。
をいをい、菊に大関越されるなよって思いますが、どうなるやら。

ともあれ、来場所以降が楽しみです。

写真は義援金募金をする稀勢の里関。
国技館内の写真を再度撮影したものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする